スペインでの活動
前回自分のスポーツ、サッカーに対する想いを記事にしました。
ただの自己満にも関わらず、読んでいただいた方々、ありがとうございました。
今回はスペインでどんな経歴でどんな活動をしているのかざっくり記事にしたいと思います。
スペインでの経歴
1年目〜現在にかけてEscuela Deportiva Moratalaz(以下、モラタラス)、そして今年からトップチームがリーガ2部AのRayo Vallecano de Madrid(ラージョ)の下部組織に所属しています。
注目していただきたいのが、ここです。
2018−2019シーズン、トップチームはリーグ優勝し、チーム史上初のリーガ3部(上から数えて実質4部)、U19はリーグ優勝とこちらもチーム史上初カテゴリー優勝をしました。
U19はあのレアル・マドリードのU18を抑えてのカテゴリー優勝でした。(この当時の監督がビクトル・バルデスだったので、ちゃっかりクラシコみたくなってました。笑)
今にも吐きそうな緊張感の中、勝った喜びは言葉で現せないものでした。
そんな瞬間に携われた事は、本当に選手たちに感謝です。
スペインでの活動内容
スペインでの資格がないので、登録の際はAUXILIAR(補助)という名前で登録しています。
今現在、メインの活動をラージョにしていますが、時間がかぶらない時はモラタラスにも行くので、月曜から日曜まで毎日どこかのグラウンドにいます。笑
1日に3カテゴリー観る日があるのも慣れました。笑
主に担当するのはコンディション分野なので、フィジカルトレーニング前のウォーミングアップやフィジカルトレーニング中のフォーム指導、アスレティックリハビリテーション、応急処置、ケアトリートメント、クールダウンです。
日本でいうアスレティックトレーナーとほぼ変わらないと思います。
リハビリに関してはチーム専属のフィシオ(理学療法士)がいるので、フィジカルトレーニングはフィジカルコーチがいるので、それぞれ意見交換しながら行っています。(専門用語が難しすぎるので、諦めて翻訳機を使う事もしばしば…笑)
監督・コーチだけでなく、スペインのフィシオやフィジカルコーチにも若くして優秀な人たちがたくさんいます。
彼らから学びや気づきはたくさんありますが、同時に彼らにとって日本の技術も興味深いそうです。
最後に…
大学時代お世話になった方からこんな事を言われました。
「どんなに大変でも3年は頑張りなさい。できれば5年。入れ替えの激しいスポーツの組織にそれだけ居れれば認められた事になる」
確かにな…、そして今ではこうも思います。
「それだけの期間頑張って納得できなければ、そこは自分にあった組織じゃない」
はじめから正解か不正解か分からなかったら、まずはやってみる。
そして挑戦する環境を変えたり、今よりもレベルの高いところへ行ったり…。
きっとその繰り返しでキャリアができていくんだろうな、と思います。
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