人より壊れやすい造りだから仕方ないのだけれど、諦めたくないせいで人権と傷みを引き換えにしすぎるところがある。

いつ犯されても死んでもかまわないと思わなければ些細な願い事ひとつ叶えられない。

喉から這い上がる肉の爛れた臭いを呑むたびに私を私と呼べるうちに殺してほしいとすら思う。

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