NPO法人を設立して感じていること
こんにちは。久しぶりにこのブログを更新しています。
今日はNPO法人を10月に立ち上げてみて感じているメリット・デメリットについて書かせて頂きます。
NPO法人とは何か
まず最初にNPO法人とは何かを念のため書きます。
NPO法人(=特定非営利活動法人)とはボランティア活動をはじめとする市民の自由な社会貢献活動を支援するために作られた法人制度です。
アメリカでは1970年代から始まったそうですが、日本では1998年阪神淡路大震災をきっかけに開始された制度です。
具体的には、法人税の免除が受けられる一方で、毎年所在地の自治体に活動・会計の義務が課せられています。そして報告した内容は全て公開されることになっています。
理事4名、理事・会員併せて10名のメンバーが必須です。
NPO法人のメリット
私は14年間任意団体として地元で活動してきました。
があえて、今年2019年10月にNPO法人化しました。
その理由として
・社会的信用が得られる
・他の団体と連携しやすい
このために行いました。
実際10月に法人化してから、専門家の方とお話出来るようになり、活動の範囲を広げるのも非常にやりやすくなりました。
NPO法人のデメリット
NPO法人は活動報告・会計報告が毎年義務付けられていて大変!・・これが任意団体と違って一番大変なことだと思います。
でもそれが故に補助金も得やすくなるし、信用が得られると思えば、仕方がないかと感じています。(ある程度以上の補助金を得ている任意団体はNPO法人レベルの活動報告を毎年行っています。)
もう一つデメリットと感じているのは、イメージ。
たまたま参加した助成金の説明会で「NPO法人のイメージ」について一般の方に実施したアンケートの結果が発表されていたのですが、回答で一般法人よりもNPO法人は「あやしい」と感じられている方が多くいたそうです。
その原因として、「どうやって運営費を工面しているのか分からない」、「ボランティアに頼っているためなかなか広報などに手が回らず活動の広報などがされていない団体が多い」などが理由に挙げられると思います。
実際、上記に挙げた「あやしい」と感じられる原因そのものが今のNPO法人課題かな、と感じています。
今後私がNPO法人代表として取り組んでいきたい課題
私には地元にとどまらず事業を拡大したいと考えています。
今後事業を拡大するとなるとやはり資金が必要です。
NPO法人として、やはりスタートアップの資金は「補助金」を第一に考えてしまいます。後々には自己事業収入で回せるようにはなりたいという希望はありますが・・
補助金って融資ではなくお金をもらえるの?なんて楽なの!と思い勝ちですが、いくつか既に申し込んでみて感じているのは、「申請が大変!」「報告が大変(まだ報告はしたことがありませんが)」ということです。
やはり補助金を出す側も出すからにはちゃんと使ってもらっているというチェックが必要で、そのために必要な情報は膨大でしかも正確さが求められます。
助成金申請のために専任の会計担当を雇用している団体もあるぐらいです。
でもそんなことが出来るのは相当大きな団体で巨額な補助金と会費が毎年確保できる団体です。
そこで、会計管理の効率化・自動化は、第一優先で進めていきたいと思っています。
私自身が今ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会というコミュニティに所属しています。
そこでは、色んな分野の個人事業主または中小企業で会社の会計管理を自分が中心になって進めている方が多くいます。
ぜひ、そこで情報を得て会計管理の自動化を最優先で進めていきたいと思います。
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