2024年9月29日〜女三人寄れば姦しい〜
午後、伯母のお見舞いに行く。
病室に行く前のエレベーターで、母と母のすぐ下の妹の叔母から小話を聞く。独身を貫いた伯母にも、結婚を申し込まれたことは何度かあるようだ。今でも心配してくれている人も多く、妹の叔母に連絡がくるそう。
母と叔母が、あの人はやさしいとかあの人はしつこいとか、そんな話をしていた。
一番熱心に想ってくれていた人のことを、伯母自身はまったく眼中になかったそうで。京都人みたいな断り方(いい時計してはりますな〜=早く帰れ的な)が、まったく伝わっていなかったのでは?という話。
いくつになってもガールズトークは盛り上がるのだな。
前回会った時より、だいぶ痩せてしまった伯母。私の名前を呼んでくれて、会話もできたのでよかった。
足をマッサージしてあげた。上半身は痩せているが、足はとても浮腫んでいた。
母がホットタオルで手と足を温めてあげると「気持ちがいい〜」と喜んでいた。
ほとんど食べられなくなったと聞いていたが、好物のプリンを数口食べた。食べて少し咳き込んで、がんばりすぎたのか、そのあと目を閉じてしばらく黙ってしまった。
眠っていると思いきや、時々会話に入ってくれた。
もっと伯母の話を聞きたいけれど、一言二言で息が切れるようになってしまった。
コロッケのレシピを聞こうと思ったけど、聞けなかった。
面会時間はたった2時間。他の時間はどう過ごしているのだろう。
一番下の弟の叔父は、面会終了時間を数分過ぎても、病室から出てこなかった。
毎日かかさず、毎日時間いっぱいそばにいるそうだ。
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