マーヤNOTE

結婚記念日

22年前の今日、結婚式を挙げました。

海沿いのオープンしたばかりの明るいリゾートホテルで夫婦になることを誓い合いました。

当時ウインドサーフィンスクールとショップをしていたので、参列者のウインドサーファーたちは教会の窓から見えるヤシの木の揺れ具合が気になったようで、なんとなくソワソワ感が漂っていてような(笑) 新郎もしかり!! 窓からは青空と心地よく吹く風がヤシの葉を一方向に傾けていたのですから・・・

今日の空もあの日と同じ青空、そして心地よく風が吹いています。

二人で始めた生活も22年経って、3人の子供たちが加わり5人に増えました。それぞれが自分のことを考え、行動するようになり、そろそろ見守るだけの家族の形態に変わってきています。

夫婦として22年暮らしているといろいろなことがあります。一緒にいる時間が長いほど、今まで何ともなかったパートナーの言動・行動が不快に感じることも出てきます。でも今更言えない!関係を悪くしたくない!だからできるだけ見ないように目をそらしていく、お互いに。そして知らず知らずのうちに距離が出てくる。他のことで紛らわそうとする。お互いの気持ちや感情に向き合うことをあきらめてしまう。私もそうなりかけていました。

でも、この15年近く人間関係や感情のことを少しは学んできました。知らなければならないのはパートナーのことよりまず本当の自分。何を求め、どうしたいのか?どうなりたいのか?の自問自答。友人たちにも助けてもらい自分に向き合うことをしました。そこで見えてきたのは嘘で固めてきた私。ひねくれて頑なな私。感じてきたことを口にせず、良い子を演じてきた自分でした。

幸いパートナーも一緒に学んでいたので私のシェアに耳を傾けてくれました。そして彼自身も自分に向き合い、お互いの想い・感情について何日も何日も話し合い、今までの見てこなかったお互いの不快に思っていたことや感じていることを全部、本当に何から何まで全部テーブルの上に出しました!そこに生じている誤解や思い違いの多いこと!!お互いが過去の経験からの想像や思い癖があらわに。私たちは一つ一つのことに関して確認し、認め、時には反論し、この22年間の断捨離をしました。そして今日・・・

22年前、誓いの言葉でお互いしか映っていない澄んだまっすぐな瞳をみた時に感じたシンプルな気持ちで、結婚記念日を迎えています。



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