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本当にオッサンばかりか?

 インド映画のステレオタイプのひとつが「髭のおっさん」。そのうち髭については前の記事でお話しました。

 次に来るのが「おっさん」。

 うん、それ、「ムトゥ 踊るマハラジャ」のラジニカーント氏のイメージじゃないかな!?ムトゥのときで私の計算に誤りが無ければ40代ですから。

 で、ひとつ思い浮かべてみてほしいのは、日本のドラマや映画で主役をやる男性は若い子ばかりですかね?逆におじさんばかり?そんなことないですよね。

 インドでも同じことです。

 色んな人と年齢の俳優さんが活躍しています。

 もちろん、体型や外見にはお国柄というものはありますので、ある程度の傾向はあります。それは時代によっても変わってきます。

 ざっと思い浮かべてインド映画では「筋肉タイプ」と「ふっくらタイプ」が思い当たります。どうやら最近は「筋肉タイプ」の方が好まれやすいようなんですが、一方で熊さんのような丸っこい俳優さんも人気があります。

 熊さんみたいな俳優さんを私は最初「え~」と思っていたのですが、見てみたら演技は素敵だしカッコいいし魅力的なんですよね。見てよかったと思いました。やはり、食わず嫌いは良い人・モノに会う機会を減らしますね。

 年齢も当然20代前後からラジニカーント氏(69歳・執筆時)、アミダーブ・バッチャン氏(77歳・同)などの名優もまだまだ活躍しています。年齢的なところは世界各国変わらないとおもいます。幅広い年代の方がいらっしゃいます。

 顔が濃い!?

 うっ…それだけは民族的な問題なのでいかんとも…。阿部寛さんが好みなら大丈夫かと。あと、北村一輝さんとか。日本人ほど平面顔の人は居ないでしょうけれど、彫の浅い深いの幅は当然あります。

 できれば、ネットなどに出ている写真だけ見て好き嫌いを判断しないで、ちょろっとでも動いている俳優さんを見てほしいと思います。そう言う意味では動画配信でインド映画が配信されて来ているのは喜ばしいことです。

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