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妊娠記録-vo.3.1 子宮頸管無力症 即日入院編-

前回の妊娠記録vo.2-出生前診断-からえらく時間があいてしまった。

それもそのはず。
記事を投稿するまでもないほどの平穏な日々を送っていたのだ。
今日までは。

そりゃ、妊娠中なので、エンドレスつわり(通常のつわりの時期を過ぎても終わらなかった)や、赤ちゃんが大きくなるにつれて深刻になる腰痛なんかはあった。

常に身体が不調だった。
でもそれは、妊娠を経験した方からするとあまりに日常なので、それを記事として皆様にご満足いただけるほどのものに仕上げる文才が私にはなかった。

そんなこんなで、投稿出来ずにいたのだ。

ついに、そんな平穏な日常が終わった。
いや、その不穏な予兆は先週の今日から始まっていた。

先週の今日。
里帰り先の総合病院で実質初めての診察を受けた結果、子宮頸管という、子宮の入り口付近の壁の長さがびびるほど短かいことが判明したのだ。

通常、出産時期が近くなるとこれは短くなる。
ただ、先週時点で私は、妊娠30週5日目(ギリ8ヶ月)だった。

普通は25mmあるのが、19mmを切っていた。

そんな状況を深刻そうに話す医者とは対照的に、
それがどないしたん?ぐらいの平穏ボケな声色で聞き返してしまった。

要は、子宮の入り口のすぐ近くに赤ちゃんの頭がある状態=早産になる可能性が高いということだった。


しかも、母体である私には切迫早産の兆候の自覚がない。


出血などはもちろんないし、検診のたびに死ぬほど聞かれるお腹の張りについても、慢性的な便秘に陥っているため、お通じがあれば柔らかいし、便秘になれば張る。
ただそれだけ。
だったのだ。


便秘など全妊婦が経験しているだろうから、それまで便秘薬ももらおうと思ったことすらなかった。
基本ずっとお腹が張りっぱなしなので、張ってない状態がよくわからないレベルだった。
(皆さんはどうか、こんなことに陥らないためにも便秘になったらすぐに便秘薬を処方してもらってください)

先週、張り止めの薬、便秘薬、そしていつまでも終わらないつわりの薬を処方してもらい、
1週間後(つまり今日)の検診次第では入院するかもよ?と言われてしまった。

なんやて??

だった。今の今まで完全に平穏ボケしていたので、急に胸ぐら掴まれて平手打ちを食らったような衝撃を受けた。

そして、今日。
先週よりさらに短くなった子宮頸管を前に即刻入院を言い渡されたのだった。

小さい病院なら救急車で運ばれてるくらいの深刻さだったらしい。
あと1、2週間で生まれてもおかしくない状態だよ?と言われてようやく顔が青ざめた。

ふつーにバスと電車を乗り継いで病院に来たのに、検査後は3メートル先に行くのも車椅子というそれはそれは厳しい安静体制がくだされた。

そんなこんなで、今日から36週まで、1ヶ月間の入院生活が唐突に始まった。

そんなドキュメンタリーを載せていこうと思う。

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