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tiktokのヒットに学ぶ、 アンチマーケティング世代に向けて私たちがすべきこと。

みなさん、こんばんは。
インスタグラマー社長の艸谷まゆです。

先月末、東京国際フォーラムで開催された #adtechtokyo に参加してきました。

ここへ参加しようと思った理由は、そうです。「口コミ」。いつもお世話になっているmoon shotのすがけんさん https://moonsh.jp/ から、「僕の人生を変えてくれたきっかけもアドテックだったから、まゆさんも絶対来た方がいいよ。」と言ってくださったお言葉をきっかけに、チケットを申し込み、参加しました。

どれだけadtechtokyoが素晴らしいカンファレンスだと街のポスターで見かけたり、全く知らない状態で、ツイートを見かけたとしても、間違いなくスルーしていたと思います。つまり、どんな経路でその情報を知ったのかということがこれから益々大事になってくると言う訳です。

周りを見渡せば、イベントの告知が沢山あって、洋服も覚えきれないほどのブランドがあって、ある程度美味しい食べ物も、良さそうな情報も沢山転がっている中、その道に詳しくない人からすると、その道に詳しく信頼している人のオススメは本当にありがたいものです。

そんな中、ワクワクしながら参加して、まさに今自分が情報の取捨選択として判断している「口コミ」が言語化されているセッションがいくつかあったので、「なぜ人は、広告よりも口コミに反応するのか」ということをこのnoteに書いていきたいと思います。

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生まれた時からスマホが存在していた【スマホネイティブ世代】は、【アンチマーケティング世代】とであるというセッションです。

「まさに」な内容のパートだったので、参加されていない方々からもRTやいいねが鳴り止みませんでした。これも、マーケティングのいいところだけでなく悪いところも正直に出しているTik tokさんのテーマが物凄くよかったのだと思います。

いいところしか宣伝しない企業に対して、騙しているという印象を持ち、本音を言ってくれる企業や、自分自身の体験や信じられる人の体験だけをリアルだと捉える人たちが87%という結果。

作った人の意見ではなく、本当に使った人の意見なの?というように「何視点の意見なの?」というところが最重要になるということです。利害関係がない意見に、人は本当の口コミなのだと感じます。そこに利害が加わっている場合は、「私目線でお勧めしてくれているのか」ということが最重要となるわけです。なぜなら、人は騙されたくない・失敗したくない生き物だからです。

利害関係のない使用者として、本当に良かったからお勧めするということは、ある種簡単なことなのですが、例えば、利害関係のある使用者として本当に良いものだからお勧めしたいときもみなさんならきっとあると思います。そんな時のオススメ方法は、1人の個人に向き合ってお勧めすること。

これは、自身がアパレル販売員をしていた時の例がまさにそうだと思いました。販売員は、お店の商品を売ることがお仕事なので、信頼を感じてもらうことって中々難しいんですよね。その中で、信頼を感じてもらう方法はたった一つ。自分がその商品のファンになれるものだけをお客様一人一人に合わせた理由で提案すること。

自分が本当にいいと思ったものは、例えば他の人だったらどういう部分に響くのだろうか。そういったことをずっと考えながら、あなただからこの服が似合いますということを続けてきました。それは誰よりもお店の商品に対する知識が必要なことはもちろん、モール内の他社の類似商品や流行を分かった上でお伝えしてきたのです。

こういったことは、これからのネットの中でも全く同じことが起こると思っています。そのために、発信者として「なんでも知っている人」よりも、「何に詳しい人なのか」という専門性もこれからはものすごく大事なキーワードになってくると思いました。

また、#U30的コンテンツ論 の中でも、大事なキーワードが沢山で学びが深かったです。

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答えを決められたくないというのも、口コミが生まれやすいものの1つであること。

「これってこういうことなのかな?」と続きのストーリーを自分で想像して、誰かの返事や意見が返ってくることに価値を見出す。自分なりの解釈ができる上に、その内容をきっかけに繋がりが持てるということが、新しい口コミの形であるということも、このセッションから学ばせていただきました。

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Twitter社のkey noteのセッションでも同じことが言われていました。消費するために参加するのではなく、コミュニケーションができるから参加する。マスメディアのような情報集約型の時代から、誰もが発信できるSNSが発達し、情報分散型の時代になったからこそ、同じ興味を持った人たちで繋がりたいからネタを探す。もしくは、興味を持った内容にどんな意見が集まっているか気になるからこっそりチェックし、そこからまた新しい情報を得たりする。

アドテック東京のセッションを沢山聴きながら、情報発信の軸が大事ということはもちろん、日々の言動から生き方まで見直すべき所ばかりであるとより一層感じた2日間でした。


誰かのたった1回の口コミは、その人の人生までを変えると私は本気で思っています。


なのでオススメにはものすごく慎重なのですが、
ヘビー参加者としてお勧めしたいイベントがあります!(もちろん当日私も参加します!)

12/23(月)19:30から
スマートニュース株式会社で行われる
#20代マーケピザ です。

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(チケットのご応募はこちらから。残席わずかでごめんなさい)

私がtwitterを本格的に始めたのは、今年の1月末からでした。最初は11フォロワーの怪しすぎる謎アカウントから、いつか、同じ趣味の人たちと繋がって会話したりしてみたい。そんな風に思いながら、鳴かず飛ばずなツイートを日々していた時に、ツイートがとても楽しくなってきたタイミングがありました。

それは、同じ趣味の人たちが集まる、共通の話題のツイートが出来るイベントに参加できたことがきっかけでした。それに参加したのも、第一回目の参加者であり、ビジネス面でも人としても尊敬しているゆかこちゃんが「まゆちゃん、マーケピザ行ってみたら?きっと学びが多いと思うよ!」と教えてくれたからでした。

このnoteでも何度か記事を書いたり、Twitterでも参加率が高すぎてほぼ毎回ツイートしてる気がするのですが、 #20代マーケピザ という20代のマーケターが約100人ほど集まるイベントです。

主催のmoonshot すがけんさんと豪華すぎるゲストの方が毎回いらっしゃって、20代のマーケターに向けたテーマでお話ししてくださります。参加者はツイートしてアウトプットしながらお話を聞くのですが、エアー参加の方からの反応がきたり、参加者の方とリアルでもネットでも繋がれたり本当に学びの深いイベントなんです!

そして、今回の豪華ゲストは株式会社クラシコム代表の青木さんです!


アンチマーケティング世代に向けて私たちがすべきことは、自分が体験した上で、あなたのために、本当にいいものをオススメすること。

みなさんのオススメもまた、教えてください!


インスタグラマー社長
艸谷まゆ


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