見出し画像

【ネタバレ注意】第九世代で環境はどう変わった? 〜ポケモンしりとり環境徹底考察!〜

はじめに

こんにちはまたはこんばんは。
新ポケモンの中ではカラミンゴが好きな人、冥さんです。
普段はデュエル・マスターズを題材に、変なnoteを書いております。
さて今回は、新作『ポケットモンスター スカーレット/バイオレット』によりポケモンしりとり界の環境がどう変化したのかを見ていきたいと思います。
需要がない?知るか。
それでは、早速参りましょう。

そもそも、ポケモンしりとりとは?

こんな記事に辿り着いてしまった皆さまなら最早必要もない方がほとんどでしょうが、まぁ念のため。
ポケモンしりとりのルールは非常にシンプルです。2秒で覚えられます。
そのルールとは『相手が言ったポケモンの名前の最後の文字と同じ頭文字を持つポケモンを挙げる』だけです。
例えば『ピカチュソハャーレム』のようになります。

今回はそれに加えて、最もポピュラーな前提ルールである『1対1の2人対戦である』『伸ばし棒で終わった場合、その前の文字を採用する』『小文字で終わった場合、その文字を大文字に直したものを採用する』『最初のポケモンは先行プレイヤーが任意で選ぶ』というルールを前提に考察していきます。

第8世代までの環境を振り返る

第9世代で変化した要素の前に、まずは第8世代までの環境を見てみましょう。それが以下のようになります。

TiarGOD:ルチャブル

Tiar1:『ル』攻め
Tiar2:『ス』攻め
Tiar3:『イ』攻めなど

ご覧の通り、ルチャブル一強環境です。
詳しくは後述するものの『ル』攻めは一度仕掛けられると非常に脱却しづらい戦術です。
その唯一と言ってよい切り返し手段がこの『ルチャブル』です。
ただし、ある日頭のいいバカある人がこんなことを考えます。
『ルチャブルを最初の1体に指定すれば、初手でル攻めを始めながら返す手段を完全に潰せるのではないか?』
…かくして、先行でルチャブルを言ってしまうことで確実に勝利する戦術が今の最強カードになります。
それはそれとして、環境下位も特定の文字で攻める曲者揃い。

このような一癖も二癖もある環境において、第9世代はどのような変化をもたらしたのでしょうか。

シン・環境

結論から申しますと、環境上位には一切変化がございません。
相変わらずルチャブルは無双し、ル攻めはほとんど返せません。
しかしながら、細々と変化した部分もあります。
次章では、その変化した部分について大雑把にではありますが解説します。

環境を変えた新ポケモン

それではここからは、第9世代にて環境を変えた新ポケモンたちを個別解説していきます。
なおこの先は、伝説などの特別なポケモンを含んだ新ポケモンのネタバレを大いに含んでおりますのでご注意ください。

それでは、参りましょう。

ニャオハ

かわいい

まず1匹目は、パルデア地方で最初にもらえるポケモンのうち1体、ニャオハ。
このポケモンの最大の特徴は、史上初の『ハ』で終わるポケモンである事。
これにより、今後は名前が『ハ』で始まるポケモンが登場する可能性ができました。
その中でも特に強力な『ハンテール』や『ハガネール』、『ハピナス』あたりは覚えておいて損はないでしょう。
頭文字である『ニ』は登場回数こそ多くないものの、人気ポケモンである『ヘイガニ』や『ビクティニ』、新ポケモンの『ガケガニ』など割とメジャーなものが多いため覚えておきましょう。

キラフロル・シルシュルー・ディンルー

よく見るとかわいい
割と可愛い…かも?
可愛くはないけど割と好き

彼らの個性は、『ル』で終わり、かつ頭文字がこれまでの『ル』組に存在しないものである点にあります。
要するに『ル』攻めに入れるタイミングが少し増えました。
今作では他にも『ル』で終わるポケモンが数体登場したものの、唯一の組み合わせを生み出したのはこの3体のみとなっています。
(厳密には『セゴール』も唯一の組み合わせを持つが、『セ』で終わるポケモンが存在しないため今回は計上しないものとする。)
『キ』『シ』『デ』はいずれもそれなりに存在する文字なので、今後は彼らのことも覚えておくと良さそうです。

イーユイ

結構かわいい

こちらのポケモンは、史上3体目となる『イ』で始まり『イ』で終わるポケモンです。
簡潔に申し上げますと、『イ』攻めにかなりの弱体化が入りました。
これまでの『イ』攻めの強みは、相手が『イーブイ』を出してきても『イシズマイ』で安全に詰められることにありました。
しかし、今作から更に『イーユイ』で返せるようになってしまったことで安全なフィニッシュが消失。
かなり不安定な戦術になってしまいました。
よほど腕に自信がある方でなければ避けた方が無難でしょう。

おわりに

さて、いかがでしたでしょうか。
ポケモンしりとりという単純かつ奥が深い、そして非常にくだらなく見える事に全力で年末を割けたので私は満足です。
皆さまも年末年始に友人や親戚と集まった際、ポケモンしりとりで遊んでみてはいかがでしょうか。
今回はここまで。
またどこかの機会にお会いしましょう。
それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?