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愛国ポルノをぶっ壊せ!


今回も日本のぶっ壊さないとならないものを、思いっきりぶった切らせていただきます。

日本で今年(*コラム執筆時は2014年)最も話題になったものの一つといえば「愛国ポルノ」でございましょう。この恥ずかしき歯クソはさっさとコンクリで練って、納豆とみの虫と一緒にミキサーにかけて、固めるテンプルで固めてシベリアに船で輸送しなければなりません。

儲かっているらしいので、ワタクシも一発こういう本でも書いて、林真理子女史の様な豪邸でもぶっ建てて、高須クリニックで全身整形でもたりたいという誘惑にはかられますが、「シニタイ」「会社辞めたいんだけどどうしたらいいですか」みたいな相談ばっかり来てしまって、さばくのが急がしいいので、手が回っておりません。

ところで「愛国ポルノ」とはなんでありましょうか。を一言で表すならば、「日本SUGEEE!!!」と延々と吠えまくるオナヌー本とかオナヌーテレビのことをいいます。なぜ「ポルノ」かと言えば、そういうテレビとか本をオカズに「日本SUGEEE!!!」と延々とハアハアハアするからですね。

そういうテレビや本は、皇室の方の名前の漢字が読めないためiPhoneでいくら打っても名前の漢字がでてこないおかしいiPhone壊れてると大騒ぎしている「ネットde真実」の皆さんとか、隣国が金持ちになって超悔しいと怒っている団塊老人の娯楽となっています。

しかしなぜこのオナヌー本やテレビをどうにかしなければならないかと言いますと、要するにですね、恥ずかしいからです。

この「日本SUGEEE!!!」のオナヌー本やテレビというのの恥ずかしさを日常生活に例えてみましょう。

「俺はPTA会長だったから凄い」

「俺は会社では最も優秀な係長だと言われていた」

「俺はそろばんに関しては多分この町内では誰にも負けない」

「おい、玄関の花をみたか。あれな、農協の大会で賞貰った奴だから。俺は花に関しては町内で一番だから」

「お前、車磨いといてやったから。俺は会社で車を磨かせたら一番だったんだから。どうだすごいだろ。水垢をここまで落とせるのは俺だけだし」

「ちょっとこのゴルフコンペの表な。俺がワープロで作った。エクセルっちゅーのに字を埋めるわけよ。どうだすごいだろ。これ誰にも真似できないから。会社の事務の女の子がエクセルを方眼紙みたいに使うのってわけわかんねーっていうから、俺がやってやったのよ。婿さんよ、あんたは会社でコンピューターやってるかもしれないけど、俺みたいにきっちりとはつくれないっぺよ」

「俺は小学校の時は級長やってたの。しかも成績は全部5だから。5段階の。10歳の頃までには図書館の本を読んでたからね。神童っていわれてたもんさ」

どうですか、皆さん何かを走馬灯の様に思い出しませんか。正月や盆の度に帰省すると延々と自慢を足れるあなた様のボケ気味の義父を。

そのウザサとスケールの小ささと、どうでもいい事柄の自慢に、あなた様はジジイよ早く死んでくれないかと雑煮をすすりながら2000回は祈った記憶があるはずです。

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