今更だけどエアコミケを振り返る

もう1か月経ってしまったけれども振り返っておきます。

今回の新刊と頒布数のこと

何を作ったか、に関しては以前にnoteでも紹介していますが改めて。


「追憶の鶏鉄」のほうは弊サークルとしては定番の企画、一方の天空橋本のほうは弊サークルとしては新コンセプトの企画です。どちらもA5版で30ページくらい、通販での頒布価格はどちらも330円(税込み)、という感じでした。

で、いきなり結論を書いてしまうんですけども、弊サークルに関しては「エア」というのは大して影響なかった印象です。

弊サークルって、「コミケで出す100P規模の本」は頒布数 3ケタに乗るんですけど、コミケ以外のオールジャンルで30Pくらいの本を出した時は20~30くらいの時もよくあるので、今回作ったものから考えると後者のパターンと同じくらいの数だと想定していました。で、割とその通りでした。

分析1:琴線に触れた人は現地でも通販でも手に取る

それで分析の一つ目なんですが、弊サークルって、あんまり普通の本を作ってないのが一つ要因かな、と思ってます。

つまり、ビッグサイト現地だろうと、Twitterの告知だろうとnoteの記事だろうと、「何この本???」って思った人が、弊サークルの読者さんに多いのかな、と。「何この本?????」って思う場所が変わっただけで、好奇心強めの方にリーチしているのは変わらないのかな、と思いました。

分析2:通販でも欲しければ冊子で入手する?

今回の新刊は 2冊とも電子版も出しています。なんですけど、圧倒的に冊子のほうが数が出てます。おそらく、他のサークルさんの本と合わせてまとめ買い、というのも多かったんだろうとは思いますが、それでも送料もかかるし時間もかかる冊子のほうが段違いに多く出たのは興味深いところです。

「やっぱりみんな本が良かったんだよー」ってまとめてしまうのは簡単ですが、どう考えても便利さは電子のほうが上だし、じゃあ何で冊子が選ばれたのかを考えれば、もっと良い冊子、もっと面白い冊子が作れるんじゃないかな、と。今はYoutubeもあるし、noteもあるし、色々な表現方法がある中で、それでも敢えて本を作るのだから、そこはきちんと向き合いたいな、と思っています。

雑感:島が欲しい

あとこれ雑感なんですけど、最近、オンラインの同人誌即売会で「サークル参加者と一般参加者が交流できる!」みたいなのを推してるのがあるんですけど、私はそれよりも「サークル参加者同士の刺激」みたいなのが欲しいなーと思っています。

というのも、本出した人と読んでくれた人の間には「感想」のやり取りが発生するんですよね。でも、「サークル参加者同士」ってなると、Twitterのフォロワーとかじゃないと、告知ツイートもなかなか回ってこないので、誰がどんな本を出しているのか、さっぱりわからないんですよね。

現地で「向かい側のサークルさんの本、何か気になるな?」ってなった経験、ある人、多いんじゃないかと思います。そういう刺激がエアの即売会だと少ないよねーって思うので、島が欲しいですね。


というわけで、ざっくりエアコミケ振り返りでした。


おそらく次は新刊の告知でnoteを書きます。想像を超える新刊が堂々誕生する予定ですのでお楽しみに。

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