おにぎりの話をしよう。
最近、何かとローソンに行っては
手巻おにぎり 明太クリームチーズ
を探して買って食べている。
超おいしい。
とにかくおいしいから買って食べてみて欲しい。
明太子はおにぎりの具界のいわば大御所。
そこに今をときめくクリームチーズのお出ましだ。合わないわけが無い。優勝。
「明太子」というワードも「クリームチーズ」というワードも両方強すぎる。美味しいに決まってる。失敗の未来が見えなさすぎる。
そしてそれらを包む最強の技、
「手巻おにぎり」。
この技によって、洋と和が口の中で素晴らしいハーモニーを奏でて、ある程度の辛いことは忘れられるかもしれない。最高。
というか正直、おにぎりはずるい。
お腹いっぱいだなと思っても、おにぎりにしてしまえば案外食べれてしまうものだし、「うちの子、おにぎりにすると食べてくれるの」という子を持つ親もいるだろう。
そもそも米が嫌いという人はかなり少ないし。
おにぎりという存在は、両手できゅっと形作るだけで日本人の心を捉えてしまうのだ。
「おにぎりの具、何好き?」
日本人なら一度は話したことのあるテーマではないだろうか。
私はいつも、鮭と明太子と答えている。最近はおかかチーズも好き。
みんなが認識し、口にしたことがあるという点では共通していながら、人それぞれの好みが引き出せ、それなりに盛り上がれる、人を傷つけにくい話題だ。なんとなくド定番すぎない質問の雰囲気を纏っているのも良いポイント。
おにぎり関連の話題だと、
「海苔はパリパリ派?しなしな派?」とか
「米は固め?柔らかめ?」とか
「おにぎりって呼びたい?それともおむすび?」とか他の話題にも繋げられるのも面白い。
さらに、おにぎりは作るのも楽しい。
具は何を入れよう。炊き込みご飯にするか、それとも混ぜご飯にしようか。
海苔で包もうか。焼きおにぎりもいい。
既存のレシピにならって作ってみるのも、自分なりにアレンジしてもいい。大体失敗しない。
せっかくなので、親が作ってくれていたレシピを聞くのも大ありだ。
きゅっきゅっとにぎる。丸と三角、どっちがいいかな。あっ歪な形になった。
きっとおいしいから許せる。
思い出の味や景色を思い出してしみじみと作り、食べる。うまぁ。
こんなふうに、食べてもよし、話してもよし、作ってもよし。
あっという間に幸せになれる魅惑の食べ物、
おにぎり。
日本人の生活に寄り添い続けてきて、まだまだ進化を止めないおにぎり、食べるとやっぱり好きだなあとしみじみ思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?