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tribute live SPIN OFF T-Mue-needs@BLUE LIVE 広島 1017(配信) ~感想、の、ようなもの~

※ネタバレを含みます。ご注意ください。
また、うろ覚え、記憶違いがあるかと思いますが、ご容赦ください。

2週間ぶりのSPIN OFFです。
配信でライヴを楽しみました。
6本め、ですが、初めて気づくこともあり、これまでドコ見てたんだ!?と自問。
言うまでもなく、見ていたのは主としてウツ、なんですけどね。

まずは会場情報から。

会場:BLUE LIVE 広島
   広島市南区宇品海岸3丁目12-69
  (広島電鉄宇品線 電停 「海岸通」から徒歩約7分)
 そんな会場の公式HPのURLは、こちら。
 https://bluelive.jp

続いて、この日のセットリストを。

EXPO
69/99
SCREEN OF LIFE
Still Love Her
パノラマジック
PALE SHELTER
Looking at you
~フォークパビリオン~シローズ
 トランプ(吉田拓郎)vo.木根尚登
 結婚しようよ(吉田拓郎)vo.宇都宮隆
 月の河
 Kickstart My Heart(Motley Crue)vo.阿部薫
DAソロ(feat.COME CLOSER)
Children of the New Century
あの夏を忘れない
Gia Corm Fillippo Dia(Instrumental)
CASTLE IN THE CLOUDS
ALIVE
The Point of Lovers' Night
EC
 You Can Dance

BLUE LIVE広島、行ったことのない会場ということもあって、楽しみにしていました。
広島遠征は何度かしたことがありますが、その頃の会場はクアトロだったり、他のもっと大きいホールだったりしたので。
開演前に投稿された葛城さんのツイートを拝見して、ホントに海のすぐ近くなんだなぁ、と。
https://twitter.com/Tkatsuragi/status/1317374650750398464?s=09
潮風受けるよなぁ。建物のメンテナンス大変そう。
ともあれ、開場時刻までは外で待つので、お天気が良くて何よりです。

今回は、プロモーターの夢番地が指定するwebページに必要事項を入力して、入場時に入力完了画面を提示するという方法が採用されていました。
何らかの事情で入力ができない場合は、会場に用意されたフォーマットに記入して提出、とmagのHPから発信されていました。
全席自由で一席空けての着席ということは、単純計算で180人くらいの入場になるでしょうか。

11月下旬とも12月上旬ともいわれた東京の気温。
暖かくして、あたたかい飲み物を用意しての配信鑑賞です。

ほぼオンタイムにスタート。
ステージ上には、これまでの会場には7つあったスクリーンが3つ吊られています。
あとで気づいたのですが、ドラムセットもけっこう低い位置にある印象。ステージ後方の幕を背負っているのかと思うくらいの距離です。
PAブースのあたりに引きの映像を撮っているカメラがあると思うのですが、ステージの"板"も低いように見えます。
グッズのLEDライトよりも、いわゆる"バトン"を振っている方が多く見えました。

オープニングの演出の、天井にあるライトでのSPIN OFFの文字の描出、配信では確認できませんでした。それが可能なライトはあったので、カメラが収めていないだけ?
ウツにとっては初めてのハコではないので、会場の機材などのデータはあるのでしょうが、入場者が少ない分、音響などの調整は、あらためて、だったのかも、と思ったり。
概してライヴ前半は寒色系の、後半は暖色系のライティングが多いかな、と思いました。

序盤のウツはスカーフ(ストール?)をゆるーりと巻いて(といっても鎖骨は見えませんが)とてもゆったりしたオフタートル、といったライン。
その日の気分とか体調で巻き方を変えているのでしょうか。それともテキトー?
にしてもこのスカーフ、どんだけ長いの?

ウツ「どうもこんばんは。広島にやって参りました」
とご挨拶してメンバー紹介へ。
べーあん「こんばんはじゃけん。紅じゃけじゃありません。じゃけ!」
KG「よろしくじゃけん!」
大ちゃん「(マイクをぐいっと引き寄せて)こんばんはじゃけん」
木根さん「こんばんはじゃけん」
と、"じゃけん"の応酬に。菅原文太大量発生です。
ただ、ウツは一歩さがって両手を合わせてお辞儀するのみで
木根さん「(じゃけん、って)言わないんだ」
とソフトな突っ込みが。
ウツ「言わないんだよ」
じゃあ明日は?ということでべーあんから"ばってん"が提案されましたが
木根さん「フツーだな」
と一蹴。
木根さん「今日も最後まで健康でいきたいと思います、最後までね」
で、次の曲へ、かと思ったら、ギターのセッティングを終えたウツが
ウツ「(発声NGだからオーディエンスは事前に自分の声を)録音できるのがあればいいね」
と手の中にあるガジェットを操作する手つきで。
ウツ「"キネちゃーんっ!"(えっ、"ちゃん"なのっ?)とか、"木根木根木根っ!"とか」
と例をあげてデモンストレーション。
えーと、イヤモニに"曲に行って"と指示が入ってませんか?
木根さん「(声援が)黄色じゃなくて」
ウツ「黄緑?」
KG「黄緑って何?」
首傾げて笑ってたウツ、笑顔が可愛らしかったです。
このあたりでようやく軌道修正。時間の制約がなければ、もっとやれーっ!と言いたいところですが。
ウツ「はい、じゃあ楽しんでってください。みんな一緒に心の中で歌ってください」
"STILL LOVE HER"の"12月の(星座が)♪"の直前に、正面を向いて右手の人差し指を立てて。
あれ?スタッフへの調整の指示だとしたら袖に向かってだろうに。小さいハコだから?
このあたりで、今日のウツの髪、外ハネ多め?それも、けっこう後ろに流してる?と気づいたり。
"ここからキネのターン"とMAYが勝手に呼んでいる、ウツが間奏で木根さんに左手を差しのべる仕草、この日もフレームアウト。見たいです。是非見たいですっ。

"パノラマジック"、配信の画面に"パノラママジック"って表示されてましたよ。マ、一個多いですっ!
サビのMercyの語尾がほんの少し上がるのが好きなのだけれど、この直前にまさに刹那というくらいの短さで顔を左に向けたのって、ブレスだったのでしょうか。ウツのブレスは大好物ですが、この日はいろんなところで、あ、ここでブレス入れてる、と気づくくらいだったので、かえって心配になったよ?

"PALE SHELTER"は、葛城さんのギターの音色とそれに続く大ちゃんのキーボードの音色が、"ここではないどこか"への鍵として、とても効果的だと思うのです。
MAYにとってこの曲の主役のイメージは、グイン・サーガに草原の黒太子ことスカールさん(ただし、くたびれてる)だったりします。

木根さんの日替わり曲、になるかと思ったら、この日も"Looking at You"。この曲で固定になるのでしょうか。
にしても木根さん、何故そのTシャツを衣装に選んだんですかっ?

最初の換気タイムはフォークパビリオンに向けてのアコギのチューニングタイム。
二人がアイコンタクトをとっているのを見てはいいなぁと思ったり、チューニングするウツとカメラとの間にスタッフさんが立って、むっきーっ!と思ったり。後ろに目はありませんし、スタッフの方もお仕事なのは承知しているので、そのキモチのやり場に困ります。
木根さん「 one two,one two」
でマイクチェックも完了、チューニングも割と早く終わっていったん下手にハケると、5人の声の波状攻撃によるSPIN OFFのコールが始まります。遠くに近くに、いろんな口調で、興味深い、そしてとても嬉しい演出です。

オーバーオールに着替えて、木根さんは譜面のフォルダを両手に抱え、ウツは右手に持って登場です。
座ったウツ、おもむろにフォルダをひらいて
ウツ「いちばん、アライ」
と"出席をとる先生ごっこ"を始めます。これに木根さんがのっかって
木根さん「アオキでしょ、いちばんは。ウツはだいたい5番くらいなの。木根尚登は7番か8番くらい」
体勢を整えギターを抱えたウツの
ウツ「よいしょ」
が聞けたのは、このあたり。
いただきました。こういうの、フォークパビリオンじゃないと聞けないですよね(あ、歌酔曲でもありそうだ)
デュオ名は?と思っていたら、"馬"の説明をしている木根さんにカットインして
ウツ「こんばんは、シローズです」
と、ご挨拶。元ネタはジローズですね。
木根さん「濁点がすごく欲しい感じ」
フォークパビリオンでは"景気づけの曲ということになっている"馬"ですが、この日はナシ。
木根さんヴォーカルで、吉田拓郎の"トランプ"。この曲、ライヴアルバムにのみ収録されている曲で、そのアルバムもとてもレアなもののようです。それを歌えるということは、木根さん、アルバムをお持ちなんでしょうか。
トランプをくってみたの あなたの名前の数だけ
という歌詞から始まるんだけど、歌い終えた木根さん、右手でシャッフルする仕草をしながら
木根さん「広島では"くう"っていうんです」
……え、っと、"繰る"では? 辞書には"めくる"の意が載っていますが、この曲では(トランプを)めくる、なのかな?シャッフルなのかな?
木根さん「僕のコーナーは終わりです。ありがとうございましたっ」
でウツの歌かと思ったら、がくや姫の話に。Toshiの声が高くて、沢田知可子の"あいたい"を原キーで歌ったのだとか。
ウツ「("あなたー約束したーのに♪"のフレーズを)ららーらららーららー♪」
と歌ったかと思うと
ウツ「せんこーはなびがほしいんです♪」
ここだけ歌ったり。
ウツ「アレ("馬")はホントにね、景気づけに最高っ、走って走って継起が良くなる」
木根さん「何とも言えない曲だよ」
シローズはジローズが元ネタということで、"戦争を知らない子供たち"を挙げ
ウツ「せんそーが♪」
木根さん「おわーってー♪」
打ち合わせをした、というわけでもなさそうなのに歌い継げる息の合いっぷり、いいですねぇ。
つい先頃、筒美京平さんの逝去が報じられたこともあって
木根さん「筒美京平さんの歌もやりたいなんて思いましたよ」
めっちゃ楽しみ~是非ともどこかの会場で聞かせてくださいっ
木根さん「またぁうわぅー♪」
ウツ「うぇいうぇい♪」
文字だといったい何のことやら?ですが、尾崎紀世彦の"また逢う日まで"のモノマネなんですね。ひどす……
木根さん「恐怖の9カポ。ちょっと待ってね、1、2、3、4……」
と、ギターのヘッドに向かって数えてカポをつけると
木根さん「ウツの好きな感じでテンポ変えちゃって」
と、吉田拓郎の"結婚しようよ"へ。
好きなテンポで、って、木根さん、ウツにどんだけ甘々なんですかっ
ウツの声がもうどうしようもなくやわらかくて、そこに木根さんのハモりとハーモニカが加わります。
選曲の神様、ありがとうございますっ!!
木根さん「フォークソングは可愛らしい曲が多いね」
ウツ「怖いよねー、人形の伸びる髪みたいで」
木根さん「肩から伸びたら怖いよね、肩毛ーっ」
なんなんですか、この二人、小学生?
ウツ「フォークの歴史を知ってるような人って、あいみょんのような気がする。(木根さんに向かって)知ってた?あいみょんさん」
と言うウツも、テレビを見ていてCMとかでちらりと聞いたくらいのようですが。ウツの口からあいみょんの名前が出たことが、なんとも意外というか、新鮮というか。
木根さん「オレたちくらいになると、そこだけ見ればわかるからね」
ウツ「すげっ、偉そうだね」
この、ウツのばっさり一刀両断もたまりません。
そういえば、この日はアクリル板への落書きはありませんでしたね。終演後に福岡へ移動するのから時間がない、のかな?
"月の河"を歌うステージに
べーあん「コラ!もう、やわらかいのは帰っていただいて」
と乱入するべーあんに、両手で×を作り、口をとがらせて退場するウツ。
いったんハケて、ハリセンを手にあらわれた木根さん、ツノとドクロのマスクをつけていました。
小さいハコだからか、センターで歌うべーあんの後ろ、キーボードの前あたりでベースを弾くウツにライトが当たりません(しくしく)その分、白いベースと、右手が目立ちます。

"Children of the New Century"でステージに戻ってきたウツ。スカーフをとって、ジャケットのボタンもとめず。そして生まれる疑問。ジャケットの下には、左身頃にそこはかとなくEXPO感のあるドレスシャツをお召しのようですが、あのたっぷりした袖はどのように格納されているのでしょう?特殊繊維か何かでできています?それとも、袖は着脱可能な仕様ですか?
イントロ8小節くらい、ウツは客席に背を向けているようです。大ちゃんの隣のカメラから葛城さんに映像がスイッチされたので、どのあたりまでか、わかりません。腕の動きが照明を操っているようにも見えるところです。間奏では左右交互に上げて、白いライトを操っていました。

"あの夏を忘れない"のイントロで、両手で庇をつくって客席をながめーの、葛城さんの近くでエアギター弾きーの、アクリル板をはさんで木根さんに接近してハンドクラップしーの。
大ちゃんがMONTAGE弾いてることに気づいたのがこのあたり、ははは…‥
上手の端からの映像が、エレピを弾く木根さん多め。足でのリズムの取り方が独特、というか、ペダルを踏んでる動きなのかな?
おしまいの"だらすたーん♪"でウツがアップになったのに焦点合ってなかったよーう、悲しい……

"CASTLE IN THE CLOUDS"は、配信画面に表示されたタイトルが"CLOUDS"に修正されていて一安心。
この曲も、次の"ALIVE"も、ウツのブレスが聞こえます。大丈夫かなぁ……

小さいハコでも本編ラストの"The Point of Lovers' Night"ではフラッグが振られています。その分、センター奥のスペースが狭くなっていたのでしょうか。

アンコールの拍手、ステキでした。
続けていくうちに、混在していた8分音符と4分音符が4分音符に収束していく、ということもなくて。
オーディエンスの思いが伝わってきます。

白Tに着替えてアンコールのステージにあらわれた5人。
白Tって、袖短いの?そういう仕様ですか?
ウツは左サイドの腰から揺れる尻尾のようなストールを手にとって、くるくる回してみせて、もう1曲披露です。
"You Can Dance♪"で右足のキック、角度にして90°ちょっと、というところでしょうか。
間奏でのべーあんもぐもぐタイムは
KG「もみじっまんじゅうっ もみじまんじゅー!」
予想通りです。べーあんのブログによると、ドラム叩きながら咀嚼したり嚥下したりする余裕はなかったようですね(そらそーだ)
ハケてから楽屋でもぐもぐごっくんされたそうな。何味だったのかなー?
この曲のリフの、歌詞を文字にするなら"やっ!だんっ!しんっ!"と、ウツの手の振りがドラムにシンクロするところ、大ちゃんと木根さん撮ってたー(しくしく←ワガママ)この日はカメラワークやスイッチングに関するしょんぼり案件がけっこうあったかな(思うところは別記事で投稿しました)

大ちゃんがステージの端3歩くらい前で立ち止まって、正面に向き直ってぺこり、とお辞儀をしてハケていったのが可愛かったです。
指ハートはありませんでしたが。

配信限定のウツキネトークには、じゃんけんが復活。
ウツが出したのはチョキ。
勝ちました、これで2勝1分だぜ。
お二人からの
「また明日ー」
が嬉しいです。

翌日はホークスの試合もあるようで、賑わいそうですね。
ライヴに関わる全ての方が、無事にゴールを迎えられますように。