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tribute live SPIN OFF T-Mue-needs@Zepp Nagoya 1024(配信)~感想、の、ようなもの~

※ネタバレを含みます。また、うろ覚えや記憶違いもあるかと思いますが、ご容赦ください。

SPIN OFF、この日は名古屋公演。
配信後のウツキネトークでのウツの言葉にもありましたが、ここから後半戦に突入です。
そして、この日は、プレ・バースデイ(お誕生日当日にも公演はありますけどね)
62才最後のライヴです。
って、60代には見えんがな。声もね。

配信でライヴを楽しみました。

まずは、会場情報から。

会場:Zepp Nagoya
  (名古屋市中村区平池町4-60-7)
  「名古屋駅」より徒歩12~15分
  あおなみ線「ささしまライブ駅」下車徒歩約5分
以上、会場の公式HPより。
URLはこちら↓
https://www.zepp.co.jp/hall/nagoya/
一口に「名古屋駅」といっても、どこを起点にするかで所要時間はかなり変わってきます。
あおなみ線の駅に行って、電車を待って…という移動より、歩いた方がラクな気がします。
大雨のときはタクシー使ったけど。

続いて、この日のセットリストを。

EXPO
69/99
SCREEN OF LIFE
Still Love Her
Rainbow Rainbow
PALE SHELTER
LOOKING AT YOU
~フォークパビリオン~たんぼちゃん
 馬(吉田拓郎)vo.木根尚登
 祭りのあと(吉田拓郎)
 月の河
 Kickstart My Heart(Motley Crue)vo.阿部薫
DAソロ(feat.COME CLOSER)
Children of the New Century
あの夏を忘れない
Gia Corm Fillippo Dia(Instrumental)
CASTLE IN THE CLOUDS
ALIVE
The Point of Lovers' Night
EC
 You Can Dance

第一印象は、引きのカメラが遠い、でした。
ステージ全体のライティングを見るにはよいのかもしれません。
横に広いステージを収めようとすると、ああなるのかもしれません。
にしても、遠いなぁ。

毎回気になるオープニングのSPIN OFFの文字。
読めるようには撮れていなかったようですが、照明のまばたきは見えたから、あったのだと思います。
カメラワークが独特、としか表現できないのですが、ピントが微妙に甘かったり斜めだったり、(ステージの高さとカメラの位置との関係の問題だろうと思いますが)ステージの"板"を撮ってるなぁという印象が強かったり。

"69/99"のイントロでも、葛城さんの(全身ではなくて)ギターにフォーカスして撮ってて。
この日のウツのストールは、広島や福岡に比べて"ゆるーり度"(などというコトバを作ってみた)、は低め。首が見えているくらい、でしょうか。
"光になるよ♪"で、右手でゆっくり投げキス。"パー"で正面に投げていました。
ところで、マイクの音量バランス、合ってました? コーラスとわずかにタイムラグがあったような気もするし……

"SCREEN OF LIFE"の"よぎることいくつもの♪"で、ウツのマイクスタンドの持ち方に、おや?と目がとまりました。
マイクよりも少し下、スタンドだけを右手の薬指と小指と掌で支えていたので。人差し指とか中指が痛いのかと心配したりしましたが、ここだけでしたね。にしても、今回はマイクスタンドの真ん中あたりを持っていることが多いように見えますが、重さを感じさせないのって、凄いなぁと思うのです。
照明が作る"スクリーンのフレーム"、配信ではよく見えなかったのが残念です。

ウツ「どうもこんばんは」
と、胸のあたりで"ぐー"にした両手を合わせてご挨拶。
ウツ「("こんばんは、こんばんは、こんばんこんばん、こんばんは"と口を動かしながら手拍子)こんばんは!名古屋に来ました」
謎の手拍子をしながら、自分でウケているウツです。
べーあん「こんばんみゃ」
KG「よろしくーうぃろぅ」
大ちゃん「(三三七拍子をして)こんばんは」
木根さん「(うんうん、と何度も頷いて、ウツの方も気になる様子で)こんばんは」
ウツもマイクから一歩下がってお辞儀したあと拍手しながら
ウツ「これいいね。こんばんは、こんばんは、こんばんこんばん、こんばんは」
ご満悦です。
木根さん「何も出てこないから普通で言った」
ウツ「普通でいいよね。いいんだよ、うん」
木根さん「味噌煮込みとか、要らないよね?」
ウツ「要らない」
木根さんのフォローをしたかと思うと、きっぱりばっさりのウツです。
名古屋は、SFロックステーションという番組を東海ラジオで持っていたことから、TMにとっても所縁のある土地で、という話を木根さんが始め
木根さん「聴いてた人、いる?」
という客席への問いかけに対する拍手を聞いて
木根さん「生まれる前から聞いてたんだね」
ウツ「すごいなぁ」
と言いながら、袖のスタッフに合図してギターのセッティングをするウツ。
ウツ「最後まで楽しんでってください。次の曲は、心の中で歌ってください。(かぶりつきのカメラに向かい指をさして)心じゃなくていいな、普通に歌っていいぞ」
きゃーっ!うわーっ!
配信へのお気遣いっ!!
あの口調っ!!
テンションあがらいでかっ!
間奏でハーモニカを吹きながら、少し首をウツの方に向ける木根さん。アイコンタクトとってたんでしょうか。
それはそうと、"厳しさを♪"を"寂しさを♪"と歌ったのは、ウツキネ、どっちだ?(木根さんに一票)

日替わり曲は"Rainbow Rainbow"。7色シャワーのライティング(とアクリル板)が綺麗です。

葛城さんの手元の映像が多いなぁ、という印象の"PALE SHELTER"。
ラストの"信じていたい♪"で、顔を少し上向きのウツ。ちょっと珍しい(というほど回数聴いてないかも)

続く木根さんのパートは"Looking at You"。ちょーっと、ためて歌ってました?
アコギだけだと普通なのに、声がきもーち小さく聞こえたような。ちょいちょい声を上手側に逃がすように歌ってらしたから?
歌い終わってのお辞儀がせっかちな木根さん、アウトロまだまだあるのに。

換気タイムという名のチューニングオンステージ。
タイムシフトでよく聴いてみたら、最初に音出しした木根さんのギターから、もう"ELECTRIC PROPHET"だったんですね。ウツも、ほんのちょっとだけ"クレタアイランド、たどり、ついた♪"あたりまで歌ってくれました。ウツは、たまーにこのフレーズを歌って不意討ちしてくれます。

衣装を替えてフォークパビリオンのステージには、木根さんは上手側から登場。
ウツ「先生はどこで食べればいい」
木根さん「(くい気味に)、今日は4班!4班で!昨日3班だったんで、4班で食べてください、先生は。先生声ちっちゃい(ぼそ)」
この日のフォークデュオ名は"たんぼちゃん"。
木根さん「"とんぼちゃん"って(いうフォークデュオが)いたんですよ」
ウツ「別に、ばらさなくていいじゃない」
木根さん「少し成長したら"たんぼ"にしような」
ウツ「(デュオ名から"ちゃん"を)とるの?」
木根さん「そうそう」
ウツ「たんぼぉ!?」
デュオ名の元ネタの説明が、グダグダトークに。
ウツ「何かまた盛り上がってますね。げっとーなわいるど。誰かさんが誰かさんして」
詳細を話さないウツですが、"Get Wild退勤"の元ツイートの投稿者へ、哲哉さんからお礼の動画メッセージが、というアレですね。
木根さん「たまたま見た。フジテレビだったかな?"どうもありがとう"(ゆるーく哲哉さんのマネ)って」
たまたまなの?と思ったり、木根さんもそういう情報番組を見るんだなぁと思ったり。
少し前までは、"小室くんは今お休みしてるんですけど"と木根さんが言うくらいだったのが、ステージ上でここまで話せるようになったんだなぁと思うと、感慨深いです。
ウツ「景気づけだ。景気づけ、いく?いこうよ」
"馬"の"景気づけの曲"という位置づけがお気に召しているようなウツ。ステージの進行が気になるのでしょうか。
促された木根さん、曲に入るカウントがめっちゃ雑です。
ウツ「はーい!」
歌の入りの合図、これまでは"はいっ"だったのに。つか、そこ、伸ばすところ?
木根さん「(うまーが)歌ってる♪」
を噛んだ木根さん、ウツははっはっは、と声を上げて笑っています。
木根さん「今日までそして明日からを馬が歌ってる♪」
というおしまいのフレーズ("明日からも"だと思ってました)を受けて
ウツ「明日からもこうして生きていくだろうと♪」
同じく吉田拓郎の"今日までそして明日から"をウツが歌って締め。
馬が飛んでいく、という歌詞から、馬に羽が生え、そうなると茶色じゃなくて白い馬になって、と発展させる木根さん。そんなイメージから
木根さん「Never ending story♪」
とリマールの曲を歌う木根さん。
えーと、あの映画に出てきたファルコンって、竜なんですけど……
木根さん「上に小室さんが乗っかって」
とうとう哲哉さんをアトレイユにしてしまいました。どこまで話を広げるんですか。
ウツ「あぁ、これね」
きゅっとマーカーのキャップをひねって立ち上がると、アクリル板に"て"と書くウツ。
デビューしたての頃、3人でサイン色紙(時代が察せられますね)を書いているとウツは文字数が多いから色紙がウツのところでたまってしまいU2に猫の絵を描き足すことでたまらなくなった、とか、時間がないときに哲哉さんが"て"と書いた、とか、この二人じゃないと語れないエピソード、まだまだあるんだろうなぁ。
木根さん「これだったらオレも小室さんのサインできるよ」
それではサインの意味が……
木根さん「えっ、じゃ、オレ、"な"?」
ウツ「"う"?」
て、な、う、のサイン色紙って、貴重だろうけど、何のことやら?ですよね。
ひとしきりグダグダトークを展開して気が済んだのか、イヤモニに指示が入ったのか、
木根さん「じっくりフォークソングを聴いてください」
と、吉田拓郎の"祭りのあと"を木根さんが歌い始め、ウツが引き継いで、そこに木根さんのハーモニカが重なります。
木根さん、吉田拓郎の歌い方を意識しているように感じました。ウツは、カバー曲を歌うときのそれ、歌酔曲でも聞いていたあの感じです。
ウツ「渋いっ。渋すぎる」
歌い終えて、こう評するウツ。
木根さん「もう(次の曲に)いっていいですか」
ウツ「いーよー」
この口調、好きだなぁ。
木根さん「ちょっと待ってね」
ウツ「もう先、行っていい?」
木根さん「あとから追いつくよ」
というやりとりがあって、"月の河"へ。
自転車を"じでんしゃ"と歌っているのはウツですね。
そこへ、べーあん登場。
べーあん「コラー!やわらかい音楽はもうやめなさい。もう帰ってください。(両手で×を作って)チョメチョメ!(スタッフに)すいませーん、この辺、片……噛んじゃった」
大ちゃんは白い開襟シャツです。"KISS YOU"の頃だったかな?3人もジャケ写で白の開襟を着ていたような。そんなことを思い出しました。
ツノをつけ再登場した木根さんは、べーあんの頭の上からハリセン攻撃。
モトリー・クルーの曲を歌い終えて
べーあん「心配ないさー!……しまった、少しだけ」

ステージのかぶりつき、PAブースのあたり、大ちゃんのキーボードブースの側、とカメラは3台あると思うのですが、この日の大ちゃん横のカメラは、これまでより少しブースの内側といった感じ。大ちゃん、時折カメラを意識したアクションを見せてくれるのが嬉しいです。"COME CLOSER"の締めのポーズ、いくつかバリエーションがあって、毎回楽しみにしています。

2回めの換気タイム、ライティングの色数、増えました?毎回注意して見ているわけじゃないけど、紫って初見?と思うくらい鮮やかでした。

"CHILDREN OF THE NEW CENTURY"で、上着を脱いであらわれた大ちゃん。あの開襟シャツの袖のカフス部分もジャケットの袖に格納されていたの?と、ウツの衣装に端を発した"格納問題"が、大ちゃんに波及。
この曲のイントロへのカウントで、ライティングが青から赤へ、きっぱりと変わるのが鮮烈です。赤と青といえば、CD"Gift from FANKS"の色だったりもします。関係ないとは思いますが。
"何が刻まれてゆくのだろう♪"を"何が生まれて"と歌ったウツ、音が余って気がついたのかな?左手の指先でこめかみに触れて、てへ、と書き文字をつけたくなるような表情に。そのあとの歌詞の"生まれ変わる歴史の中"に引っ張られたのでしょうか。

"あの夏を忘れない"のイントロをエレピで弾きながら、木根さん、大ちゃんの方を向いて口開けて笑ってましたね。何があったのかな?
そしてウツは、イントロでアクリル板をはさんで葛城さんと向かい合うようにしてエアギター。肩幅の5割増しくらいにスタンスをキープして腰を落とした姿勢。ブレがないのがすごいです。
大ちゃんはジャケットを脱いだので、シャツの白さが際立ちます。
間奏でのエレピの即興(だと思っているのだけれど、違うかなぁ?)、ちらっとうつりましたね。ピアニストとしての木根さん大活躍の曲です。

"ALIVE"の"指が触れたのは♪"で、マイクスタンドをキーボードに見立てたのかな?下からてっぺんまで、つつつーっとウツの指先が動いていました。
曲の締めは、客席に背を向け、大きく広げた両腕の掌、というか指の動きで。

本編ラストの"The Point of Lovers' Night"、ときどきピンぼけしていました、悲しい……
歌い出しのところで、右手で正面を指していましたね。何かあったのかな?
転調して"歩き出す君がもし♪"のあたりで、ステージかぶりつきのカメラが、下手側から上手側に向けられ、真横に近いアングルでステージと客席を一緒に撮っていました。こういうアングルは初めてかも。
ウツの腰から下、とか、そこからゆっくり上へというカメラワークも、"?"が浮かんだり。変わった撮り方だとは思いますが、配信は"そこしか見られない"ので、これでどーだっ!っていう映像を見せてほしいです。ほとんどぶっつけ本番と推察しますし、大変だろうなというのは承知の上で言ってみました。

アンコール。
ウツ「ありがとうございます。嬉しいですね」
木根さん「嬉しいですね。皆さんのおかげで最後までできて。ありがとう」
ウツ「完走したね」
木根さん「もうちょっと、だよ。もうちょっとやらないと。行ってみよー!(長さん風に)」
ウツ「そっか。よし、まだまだ身体動かそうか」
と"You Can Dance"に。
"さめた大人になるなんて♪"を、もにょったウツ。
身体ごと葛城さんの方を向いて、"やっちゃった"の仕種でしょうか、口に手をやっていました。
べーあんへのリモートもぐもぐタイムは、手羽先。
なかなかべーあんの口に入らず
KG「早く食いな」
と言われる始末。
結局、手を使って口に入れ、洗濯バサミを外していたようです。おしまいまで咥えたままドラムを叩いていました。

ハケていくときに気がついたのだけれど、大ちゃん、クルスをさげてたんですね。チェーンが長かったので白Tの真ん中で映えていました

配信限定のウツキネトークでは
ウツ「後半戦に突入です」
と、ウツ、両ひざが元気にこんにちは!しています。
ウツ「配信でもみんなで盛り上げてくれてありがとう」
膝に気をとられたからか、じゃんけんはチョキであいこでした(ちぇっ)
木根さん「またあした」
ウツ「あしたー」

歌詞を噛んだ、というのではなくて、何ヵ所かウツの声の出具合が、あれ?と思うところがあったけれど、しんどそうには見えなかったので、タカシ的にはオールオッケー?

アンケートの結果は
とても良かった(98.5%)とまぁまぁ良かった(1.5%)を合わせて100%。
全ての視聴者が回答した、とはいえないにしても、満足度の高いライヴだったといえると思います。

個人的には、ね。
パフォーマンスの最中に"音の出るギフト"を投下するのは遠慮してほしいな、と思います。
ステージからの音、を、楽しみたいのです。
ご存知だと思いますが、ギフトを贈った方だけではなく、タイムシフトを含め配信を見る方全てが、その音を聞くことになります。
ギフトを非表示にしても、音は聞こえるのです。
タイミングが難しいとは思いますが、ちょっと気に留めていただけると嬉しいです。

ライヴに関わる全ての方が、無事にゴールを迎えられますように。