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tribute live SPIN OFF T-Mue-needs 0915~感想、みたいな?~

※ネタバレがあります。ご注意ください。
また、うろ覚え、記憶違いがあるかと思いますが、ご容赦ください。

会場:KT Zepp Yokohama
  (横浜市西区みなとみらい4-3-6)
みなとみらい線新高島駅徒歩2分
  (zeppサイトのアクセス情報より)
2番出口から地上に出たらUターンして直進。
信号を渡ってセブンイレブンの先。

セットリストを置いておきます。

EXPO
69/99
SCREEN OF LIFE
Still Love Her
パノラマジック
PALE SHELTER
月はピアノに誘われて
~フォークパビリオン~二つの赤い風船
 今日までそして明日から(吉田拓郎)vo.宇都宮隆
 月の河
 Kickstart My Heart(Motley Crue)vo.阿部薫
DAソロ(feat.COME CLOSER)
Children of the New Century
あの夏を忘れない
Gia Corm Fillippo Dia(Instrumental)
CASTLE IN THE CLOUDS
ALIVE
The Point of Lovers' Night
EC
 You Can Dance

初日に比べて手順?がちょっと変わり、入場がスムーズになったようです。
開場時刻の少し前に、小降りながら雨が落ちてきたので助かりました。
この先、会場の状況などに応じて、変化していくのかもしれません。
変わったなと感じたのは次の点です。
チケットは自分でもぎっておく→チケットのミシン目を折って、切り取りやすくしておく。もぎるのはスタッフ。
入口の前でもぎったチケットを手渡し、会員証or身分証の提示と検温、入ってすぐドリンクコインの受け取り→ドアの前でチケットをもぎってもらい、会員証or身分証の提示と検温。中に入って3メートルくらい移動してドリンクコインの受け取り。
人の滞留が軽減され、能率アップといった感じです。
入場時に見たとき、この日の物販窓口は2ヶ所でしたが空いているようでした。

この日は2階席だったので、ドリンクカウンタの左手にある階段を上に向かいます。
上りきったところにあるゴミ箱も1階のゴミ箱同様、使用不可になっています。終演までに飲みきって空になったペットボトルを椅子の下に置いて帰った方がいたようですが、各自で持ち帰って捨てようね。
2階のゴミ箱のすぐ傍に喫煙室があり、誰かが出入りする度に煙草の臭いがしてけっこうキツいです。
2階席は、階段の床に列と番号が記されていて親切設計だなと思いました。
通路より前のA・B列は関係者席なのかな、2、3人くらいしか見えませんでした。
となると、入場者数は実質1/3以下。
TMやウツソロでのアンコールの拍手はゆっるーいのだけど、3人分の拍手をする(いや、ムリなのは承知していますってば)くらいの気合で拍手しようぜ!

スタッフの方々は連絡用にインカムをつけているのでしょうか。
開演の少し前に、スイッチが入ってしまったのか、切り替えを間違えたのか
「荻h……」
という声が客席に聞こえてくすっとしたり。
舞台監督さん、呼ばれてたのかな?

2階席からは表情やこまかい仕種は見えませんが、ステージの床が見えますし、ステージを立体的にとらえることができるので、これはこれで好きです。
この日の席からは、1階の最前列から数列の様子も見えまして、2席空けてあるのはけっこう'くる'というか。
対策として必要なことだとわかっているのだけれど、せつないというか、メンタルにこたえるものがあります。
隣の人と手がぶつかったり、前の列の人の背が高くて見えない、といったことがないのはいいんですけどね。発声MGなので、大声で歌う人がいないのも、ちょっと安心するポイント。

前日におっ!と思った冒頭のSPINOFFの文字の点滅、2階席からも見えました\(^-^)/
ウツだけ見ていて気づかなかっただけかもしれませんが、2日目にして全体的に照明が進化していたと思います。換気タイムにも、けっこう凝った照明がステージや客席を動いていて、水分補給くらいしかすることがない手持ち無沙汰な時間のお楽しみになりそうです。
これまでのライヴでも、ステージの床、客席の天井、両サイドの壁に描かれる光の模様を興味深く見ていることがあったのだけれど、この日も光のラインの動きを楽しく眺めていました。これは2階から見るのがいいかも。1階からだと、アホみたいに口をあんぐりと開けて見上げそうだ……
初日にはオブジェ?と思って見ていた、ステージの上の空間に六つ据えられてたアレ、スクリーンだったんですね。"月の河"でその招待を明かしていました。この先、活躍してくれるのかな?

初めての人もいると思うので、とメンバー紹介。(え?ってことは、もしも'はじめまして'がいなかったら端折るつもり、でした?)
べーあん→葛G→大ちゃん→木根さん(ギター、ピアノ、と紹介)→ウツ(木根さんが紹介)の順。
最初にべーあんが高い声でご挨拶したことから、全員が高い声やら低い声でのご挨拶となりました。
木根さんのオリーブの真似
「ポーパーイ!」
を久し振りに聞きました。
うんうん、言いたかったんだねー。
この5人の中でいちばん声が低いのは誰か、という話になり、葛Gかと思いきや
「意外と大介が」
と葛Gが言って、大ちゃんということに。
初めて葛Gから電話がかかってきたとき
「(もしもし、と低い声で言って)警察からかと思った」
と木根さん。
あぁ、それもこれもデジャヴが……

最初の換気タイム。
ステージから全員がハケていき、ウツキネのための椅子が用意されたと思ったら、しばらくしてそれまでの衣装でステージに戻ってきた2人。
椅子に座って、スタッフからアコギを受け取るとチューニングを始めます。
ステージの照明は点いていないけれど、何をしているのかはわかります。
ストラップの調整、チューニングなどチェックが終わったところで、それぞれについていたスタッフが両手で大きく輪を作って、袖に向けてOKの合図。
初日にはなかっただけに、ちょっとしたサプライズでした。

2日めのセットリスト、変わったのはフォークパビリオンのパートのみでした。
前日の"馬"よりはなじみがあるだろうと、同じく吉田拓郎の"今日までそして明日から"を。"馬"から歌詞が続いているとか木根さんが話していたので、調べてみないと、だ。
上手の袖からハーモニカを持ってきてくれたスタッフさん。
木根さんはハーモニカのことすっかり忘れていたそうです。忘れてたら持ってきてね、って言っておいてあってよかったねー。

フォークパビリオンでのウツキネのトークは、グッダグダのカラストーク。
前述の歌の前に、自宅周辺に声の枯れているカラスがいる。ウツに教えてもらった耳鼻咽喉科に連れて行きたい、と話し始める木根さん。カラスの喉に薬を塗ってもらうところまでカラスの声真似込みで聞かせてくれます。
「若い頃からカーカーカーカー鳴いてきたから、喉疲れてんじゃねーの?」
と返すウツは、もっと面白い話がある、と、こちらもご近所のカラス話。二羽で会話している(ように鳴く)カラスがいるのだそうで。
このくだらなさ!
ウツキネトークのクオリティです。
袖から登場したときは、右肩だけのストラップであらわれ、ドリンクで喉を潤し席につく前に、譜面のファイルを広げながらぼそっと
「せんせい」(先生、なのかな?)
と言ったウツに、木根さんが
「一人コントかよ」
と返すひとこまも。
コント?うーん……
「何かしてきていい?」
とか
「カラスが鳴いたから帰っていい?」
とか、ウツはなんだか落ち着きのない発言をしていましたね。
途中でウツが譜面台から何かを床に落としたのが見えました。何かなー?と思って見ていたら、白いマーカーだったようです。
「書いていい?」
と言い出すウツ。初日にもそういう話をしていたし、よほど書きたいようです。
「これ(マーカー)があるから(書いて)いいのかと思って」
と立ち上がると、木根さんとの間のアクリル板に'どう?'と書きました。(2階席からは見えません。配信で見ました)
宇都宮'亜土ちゃん'隆の爆誕も近いのでは?
初日分のnoteに書いたことが実現するといいなぁ。
木根さんは金のマーカーを手に立ち上がったものの、何と書いてあるか読めず。'なに?'と書いたあと、マイクのないところで話していたことに気づいて、慌てて席に戻ったり。このあたりの動きで、木根さんのオーバーオールの左肩のストラップがずり落ちたもよう。まぁ、おそろねっ!
木根さんがギターのチューニングをしている間に
「何か歌っていい?」
と訊いて、井上陽水の"東へ西へ"を歌い始めるウツ。
CMで聞いた記憶のあるサビの歌詞はなんとなく知っていたけれど、ウツが歌ったフレーズは替え歌かと思ってしまったぞ。帰って調べたところ、オリジナルの歌詞でちょっとびっくり、そしてゴメンね陽水。
「そりゃそうだよ、昼間から寝てたら夜眠れないよね」
と、木根さんものっかってたから余計に替え歌疑惑が増したのかも(こら)
弦を押さえながら'あれ?'とか言ってるウツ、かわいいというか、ほほえましいというか。
このあと、
♪浴衣のきみはすすきのかんざし♪
と、吉田拓郎の"旅の宿"も、ひとくさり歌ってくれました。

フォークパビリオンに続くメタルパビリオン(とはステージ上では言っていなかったけれど)で登場したべーあん、'徘徊ロック'って言ってたっけかな。俳諧、じゃないよね?
大ちゃんのことは'大の字'(たぶん≠ダイノジ)と呼んでたし。
べーあんvo.の曲では木根さんがドラムを叩いているのだけれど、初日につけていたアフロヘアのウィッグが、この日はなくなっていました。ヘビメタにアフロは合わないってことですか?

この日は、ライヴを楽しむと同時に、曲にまつわるいろんな記憶が再生されました。
"69/99"のイントロで当時リーダーが乗っていたフェラーリに思いを馳せたり、"CASTLE IN THE CLOUDS"では台風一過の新宿の厚生年金会館でのイベントやら森三中出演のMVのことを思い出したり。
初日の感想でも触れましたが、"PALE SHELTER"はMTRツアー初日に大阪で聴けてすっごーく嬉しかった大好きな曲。ここではないどこか、の世界が見えてくるような歌詞です。この曲をテーマにして、みっこちゃんにお話を書いてほしいなー、というのが初めて聴いたときからの願望です。
"あの夏を忘れない"、ニコ生ではコメント欄を'だらすたーん'が埋めたそうですね。相当イントロの長い曲ですが、その間ウツは両サイドのアクリル板ギリギリのところまで移動して、木根さんや葛Gとコンタクトをとるやら、客席の様子をうかがうやら。これまで以上に2階を見上げる仕種が見られるのが嬉しいです。
そして、"The Point of Lovers' Night"では、ステージの上手側、下手側でフラッグが振られます。リズレツアーを思い出しますね。このあと全員で長縄跳びでも始めそうな流れです。NY在住の千ちゃんから'TMN、いぇーいっ!'っていうツイート飛んでこないかしら(笑) この曲で、だったと思うのだけれど、両腕を大きく左右に広げたりするウツの動きと、ステージの床から1階席をなめるように動き2階席に駆け上がる照明の動きとが、シンクロというのとは違うのだけれど、なんかいいなぁと思いました。ダイナミックさ増し増し、って感じ、かな?

大ちゃん、アンコールを終えてハケていく途中でふと立ち止まって、左手の親指と人差し指でハートを作ってみせてくれましたね。末っ子、かわゆすです。
ウツもそうだけど、大ちゃんの体幹の確かさも感嘆ものです。片足で立って、片手で煽って、もう片手でキーボード弾くって、なんでもないことのように見せてるけど、簡単にできることじゃないですよね?

今回のツアーは、企画段階からいつもにも増して懸案事項が多かったのでは、と推察します。
それらを一つ一つクリアしてくださった皆様に心からの感謝を捧げるとともに、走り出したツアーが無事にゴールのテープを切ることができますようにと祈らずにはいられません。