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tribute live SPIN OFF T-Mue-needs@仙台Rensa 1115(配信)~感想、の、ようなもの~

仙台Rensa、今回のツアーでは最も小さいハコですね。
ウツソロで何度か行ったことがあります。

この日限定、都さんのキーボードプレイ。
都さんにとっては、追加公演に向けての前哨戦というか、FANKSへのご挨拶のようなものでしょうか。
SOPHIAの音は、ライヴを見たことがなく、テレビの音楽番組で何度か見たことがあるかもという程度で、ほとんど知りません。(松岡さんはミュージカル"タイタニック"で観たことがあるんだけどなぁ)
どういう接点が?というのは気になるところです。
ライヴ前に、高校時代に聴いていた、と"Self Control"のカセットテープの画像付きでツイートしてらしたのを拝見しました。物持ちいいなぁ、と感心したりして。でも、ツアータイトルは"tribute LIVE SPIN OFF from TM 2020"ぢゃないですよーう(どこかで時空が歪んでいるのかな?)
ともあれ、貴重なライヴになると思います。楽しみだー!

まずは会場情報から。

会場:仙台Rensa
仙台市青葉区一番町4丁目9-18 TICビル7F
(地下鉄勾当台公園駅南1出口から徒歩2分 156m
 JR仙台駅から徒歩17分 1.4km)
HPの"アクセス"のページに"仙台駅からRensaへのアクセス"が画像つきで案内あり。
http://www.rensa.jp

行きは地下鉄を利用して、三越の中をつっきって(すいません)商店街に整列して、っていうのがお決まりのパターン。
ライヴ後は、お泊まりで時間に余裕のあるときはお友達とおしゃべりしながら歩いたこともありますが、17分というのはどうかなぁ…… そのまま帰宅のときは、通りまで出てお友達とタクシーを相乗りして仙台駅へ向かっていました。

続いて、この日のセットリストを。

EXPO
69/99
SCREEN OF LIFE
Still Love Her
Rainbow Rainbow
PALE SHELTER
月はピアノに誘われて
~フォークパビリオン~バッチー&クリーン
 落陽(吉田拓郎)vo.木根尚登
 桜三月散歩道(井上陽水)vo.ウツ
 月の河
 ROCK AND ROLL ALL NITE(KISS)vo.阿部薫
COME CLOSER(MIYAKO ver.)
Children of the New Century
あの夏を忘れない
Gia Corm Fillippo Dia(Instrumental)
CASTLE IN THE CLOUDS
ALIVE
The Point of Lovers' Night
EC
 Nervous

この日の整理番号は100(程度?)まで、だそうで。
ステージ上にはアクリル板が2枚。それ以上置くと5人のためのスペースがなくなる、ということでしょうか。ステージが狭い分、対策にも気を配られたと思いますが、苦渋の決断がここにも、と思いました。
小さいハコ、天井も低いですし照明機材も少ないです。ライヴ冒頭のSPIN OFFの文字はなかったように見えました。
上手側から、まず都さんが登場。黒髪のキーボーディストって新鮮!
べーあんが映し出されドラムセットの位置が低いなーと思うと同時に、セットを間近で撮るカメラがあることに驚きました。PAとステージ前との2台だけじゃないかなぁ、と思っていましたが、アングルから推測するに、いつもと同じ4台のようです。
べーあん、葛城さんもスタンバイし、センターからウツキネ登場です。
ハコの狭さゆえ、でしょうか。音の聞こえ方が、ん?と思うときがちょちょいありました。ステージ前のカメラの映像は、近いなぁ、という印象です。

選ばれし100人の現場オーディエンスにちょこっと苦言を。
拍手、小さくね?
リアルタイムの視聴で印象に残っている拍手というと、規制退場のアナウンスへのそれ、ってどないやねん。
どのタイミングで拍手をすれば?っていうのがあったのかもしれないし、感情がうわぁっ!と盛り上がって行動につながらなかったのかもしれません。その理由について極力好意的に考えてはみたけれど、腑に落ちません。
配信オーディエンスの分も合わせて、これでもか!っていう拍手でお迎えしてほしかったです。発声ができない分、可能&適切なカタチでアーティストへのリスペクトをはじめとした諸々の感情をおもいっきり表現してほしかったなぁ、と。

ウツのストールは、この日も緩やかに巻かれています。
以前も書いたけど、オフタートルにも見えるシルエットで、うなじはしっかり隠れています。寒がり発動でしょうか。
"69/99"で都さんはもう荒ぶっています。当然のことながら、ご自身の楽器ですよね。HAMMONDの文字が見えます。

"SCREEN OF LIFE"では、これまでのライヴとは違う音色が聞こえてきて、都さんの音なんだなぁ、と。大ちゃんの代役ではなく、都啓一としての存在感を発揮しているのが嬉しいです。
照明が作るスクリーンのフレームは、この日はありません。
で、ウツのマイクの音が"こもって"いるように聞こえました。こもったり加工したりしない、そのままの声がいちばん聞きたいのです。
ウツのナ行とラ行の音が大好物のMAYですが、スクリーン、とか、つくりましょう、とか、RというよりはLでしょうか、際立って聞こえました。
2回めのFight、両手の握りこぶしがとても力強かったです。アップで見せてくださって、ありがとうございますっ!

ウツ「どうもこんばんは」
手拍子とともにリズムをとって
ウツ「こん、ばん、はっ。こんばんはっ、こんばんはっ、こんばん、こんばん、こんばんはっ」
というご挨拶。
ウツ「やっと仙台にやって参りました。ツアー始まって最後の地方(公演)になりましたね」
からの、メンバー紹介です。そういえば、ウツは"サポートメンバー"とは言わないですよね。境界線を引かない、その考え方が嬉しいです。
べーあん「何ずんだっ!」
KG「え゛っ?」
ウツ「はっ!?」
葛城さんもウツも、そのリアクションはごもっとも。
べーあん「何ずんだ?あ、ずんだ?あ、こんばんは。ずんだからの、こんばんは。よろしくお願いしましたっ」
KG「(うーんと考えて)よろしくお願い……(笑)ダメだ、何も出なかった」
両手を握って悔しがる葛城さん。
この2人の大喜利感、なんなんだ……
ウツ「そしてキーボード、SOPHIAから都啓一」
都「こんばんはー」
ウツ「元気でしたよね」
都「はい、元気でした」
ウツ「実は昔から知り合いでね」
都「はい」
ウツ「いつ頃ですか、知り合ったの」
都「いやもうだいぶ前、ですよね。知り合ったのは」
ウツ「うーん」
都「よく飲みに連れていっていただいて(笑)」
ウツ「(笑)いや、覚えてない」
都「(笑)けっこう泥酔で……」
都さんっ、その"けっこう泥酔"について、詳しくお聞かせくださいっ(とはいえ、泥酔するウツ、というのは想像できないんですよね)
木根さん「こんばんはー、久しぶりだね。このグループで……ね……このグループで仙台に来るのも、ね」
ウツ「うん」
木根さん「思ったよりあったかかった。みなさんもよく来ていただきました。ありがとうございます。お互い気をつけて、あの、けっこう(飛沫が)飛ぶんで(後ろに下がって、という手振りで)ちょっと下がった方がいいですよ。ボーカル、宇都宮隆」
ウツ「(右手を胸にあててお辞儀をしたあと、木根さんに向かって)話し出してボクを忘れるのかと思ったぐらいで。アレ?もしかして忘れちゃった?」
木根さん「(ウツにかぶせ気味に)じゃあ次の曲へ、なんてね。んなことないよぅ、ちゃんと……」
ここでウツは木根さんに背を向けてギターのセッティング。木根さんにMCで埋めてほしいところなんだろうなぁ。木根さんっ、"えー、ウツは今、次の曲のためのギターをセッティングしています"と実況MCしてくださーいっ!
木根さん「そう、あのね、今日も楽しもうね。あの、お茶のみの、お茶のみだって(笑)お茶の間のみなさんもね、お茶のみのみなさんも楽しんでってください、はい」
ウツ「いつもさぁ、一人でやってるとき、すごいしゃべるんでしょう?」
木根さん「やっぱ、一人ってねぇ」
ウツ「うん」
木根さん「てきとーなんだよね」
ウツ「てきとー?」
木根さん「うん、だから、そんなにあの、どうでもよく、どうでもいいって言っちゃ失礼ですけど、どうにもなるけど、やっぱみんながいるとボクだけしゃべっちゃいけないかなぁ、とか」
ウツ「ほぉ」
来て「やっぱいろいろ考えるから、こう、少しおとなしくはしてるんです。だからウツがパッとこっち見て何か言ったら何かしゃべらなきゃって思うだけで」
ウツ「うん」
木根さん「基本的にはオレ、気をつけてるんです」
ウツ「それはね」
木根さん「うん」
ウツ「今のタイミングはしゃべってほしいタイミングだったね」
木根さん「うん、しゃべってほしいよね。ギター交換してたからね」
ウツ「そうだね。交換はしてないけどね(笑)うーん
いいかげんだねぇ。キミは植木等かっ」
序盤からグダグダトーク、ありがとうございますっ!
木根さん「てっきり、もう1曲めからギター弾いてるかと思ってたから。あ、今、持った?」
ウツ「これ持って?」
木根さん「よく見てないんだよね」
ウツ「(笑)最後まで楽しんでってください。(ステージ前上手側から撮っていたカメラに左手を差し出して)配信のみなさんも楽しんでってください」
配信オーディエンスにも、"楽しんで"ではなく、"楽しんでって"なのが嬉しいです。
そういえば、両手の拳を胸のあたりで合わせてお辞儀をしたあと、マイクから少し離れて指の関節ポキポキならしてましたね。我ながら妙なところに気づいたもんだと思います。ステージ上でそういうことをするのって珍しいなぁ、もしかすると初めて見たかも、と思って。その音をマイクが拾っていたことにも、ちょっと驚き。

"Still Love Her"のイントロ、ピアノの音が鮮やかです。
木根さんがハーモニカ吹いている間、この会場ではウツにはライトが当たらないんだなぁ、と、このシーンでの主役は木根さんなのに、そんなことを考えたり。
ラララ♪はマイクから離れているからでしょうか、ウツの声が全然聞こえません。口は動いているけど歌っていないところ、けっこうありますね。

続いて、この日は"Rainbow Rainbow"。
大ちゃんが奏でるキラキラ感たっぷりの音ではなく、鍵盤!という音が聞こえてきます。
"So Good!"のところ、両手の親指を前に出したウツ。それを見て、"指圧の心は母心"というフレーズが浮かんだのは内緒ね。
間奏にも、都さんならでは、という音が増えています。どういう音か、を表現する語彙のないのが悔しい……
アウトロの葛城さんのギターの音も変わりました?

1回めの換気タイムのテロップは天狗の絵文字👺三つに導かれて。
暗いなか、上手側のソデに向かって、下げて、と手で合図するウツ。木根さんは
木根さん「オレのは下げないで」
と言ってた、かな?
ウツ「くれたあいらん(ここまでは語り)たどり、ついた、船は♪」
このフレーズ、チューニングの目安か何かでしょうか。
この日のチューニングの前後のSPIN OFFの声、大ちゃんのも都さんのもなかったようですね。

んしょ、と腰かけたウツの
ウツ「いいかぁ」
という一言でフォークパビリオンのスタートです。
木根さん「いいよぉ。あ、いいよって言っちゃいけないですけどね。あ、いいですよ。今日はけっこう休んでます、いっぱい」
ウツ「ん?」
木根さん「今日、休みの人、多いです」
大ちゃんもお休みのうちの一人、っていうことでOK?
ここで都さんに通りすがってもらって、"頼まれた代返"してほしかったなぁ。
ウツ「ちなみに何組(なにぐみ)なの」
木根さん「うめ組。オレ、ホントにうめ組だったの、幼稚園のとき」
ちびっこなおとは、うめ組、とφ(..) って、それは年長さん?
ウツ「それ、幼稚園だよね?」
木根さん「今、小学校(の設定)だよね」
ウツ「幼稚園にさぁ、"みんないいかぁ"とか言わないよね」
木根さん「そうだね」
いいなぁ、このグダグダ感。
ウツ「どうもこんばんは」
ウツの進行スイッチが入ったようです。
木根さん「こんばんは」
ウツ「こんばんは。バッチー&クリーンです。えー、バッチー&クリーンの宇都宮隆です」
木根さん「バッチー&クリーンの木根尚登です。よろしくお願いします。(元ネタ)わかるけどね、知ってるよオレ」
ウツ「何が」
木根さん「いや、言わない方がいいんでしょ?だから、バッチー&クリーンということはね」
ギターをつまびきながら裏声で
木根さん「はなーびらの♪」
と"白い色は恋人の色"を歌う木根さん。
バッチー&クリーンの元ネタはベッツイ&クリス、ばっちぃ&cleanという意味もかけているのかな。
ウツ「うるさい」
一刀両断するウツ、この容赦のないところが好き。
ウツ「(元ネタが何なのか)言ってるようなもんじゃないの今」
歌詞に仙台が出てくる曲をさがした、と話す木根さん
木根さん「知ってる?東京から500台、青森から500台、クルマが同時に下りと上りと行きました。どこで会うでしょう?」
このなぞなぞ、以前の仙台公演でも出題してたぞ?
ウツ「……苫小牧」
木根さん「(笑)なんでそっち行っちゃうんだよ。みんなそっち行っちゃうの?もう、今のでネタバレしましたね。苫小牧発仙台行きフェリーに乗って行きましょうか」
……仙台から"仙台行き"には乗れないでしょう、と心の中でつっこんでみる。
ということで、歌詞に仙台が出てくる"落陽"を。
木根さん「陽が沈んでゆくっ!っていうの忘れちゃった」
歌い終えてすぐの木根さんの一言。
"沈ーんでーゆくー♪"と伸ばして歌ってましたよね。
ウツ「実は気がついてた」
となると、木根さんが言わなきゃウツがつっこんでいたかも。
ウツ「(いきなり曲の終わりから)くーたびーにー♪」
木根さん「陽が沈ーんでーゆくっくっく♪良かった」
人力でディレイ入れて、思い通りに歌えたと安堵する木根さん。
ウツ「よかったね」
木根さん「よかった、ありがとう」
ウツ「おう」
なんなんだ、この仲良しアピールは。
木根さん「フェリーとか乗ったことある?」
ウツ「あるよ」
木根さん「あ、ホント?」
ウツ「あのー、こっちはないよ。西で」
木根さん「西の方で」
ウツ「広島から」
木根さん「うん」
ウツ「愛媛?と、あと……どこかな、なんか、大分もフェリーで行ったことある」
木根さん「でも、クルマではないんだよね?」
ウツ「え?」
木根さん「フェリーってほら、基本的にはクルマに乗ったまま」
ウツ「あぁ、そうね」
木根さん「行くって意味ではクルマ移動ではなかったよね」
ウツ「なかったね」
木根さん「え、何等車?」
ウツ「何等車?」
あのー、フェリーだから一等二等っていうのは船室とか客室、なのでは?車、じゃないですよーう。
木根さん「何か今の、古いの?船って一等二等なんて昔あって、オレ大島に行ったときに何か五等ぐらいだったからさ、なんか立って寝てたよ」
ウツ「ほぉんと?」
木根さん「うーん」
ウツ「五等なんてあんの」
木根さん「ウソ、えー、はい、すいません」
ウソ「だっはっは!」
こういう笑い方って、木根さんと話してるときくらいしか聞いたことないような。

フォークパビリオン2曲めは、ウツのカウントで"桜三月散歩道"。
以前のフォークパビリオンでもウツが歌うのを聞いたことがあります。でも、木根さんのトレモロは初めて聞いたかも(単に気づかなかっただけ、という気も)
木根さん「"桜三月散歩道"、実はアレですよね、途中で」
ウツ「うん」
木根さん「大ちゃんと3人でやったときは、ここ、大ちゃんがセリフを言う……」
ウツ「あー、言ってたね。"んー、もじもじ"(と聞こえました。大ちゃんのマネらしいです)」
木根さん「あれ、自分が言いたくて言ってたんじゃないような気もしますけど」
ウツ「うん」
木根さん「あの、何か、陽水さんって、こう、ちょっと鼻にかかったような……(鼻をおさえて。大ちゃんのマネ、かな?)"土手のなんとか……夕日の中を歩いてね"とかね。そんな感じだった」
ウツ「もう、なんか雰囲気バッチリだったもん」
木根さん「大ちゃんね、そうそう、似てたんだよ」
ウツ「ってことは、彼もできんのかな」
木根さん「何を?」
ウツ「て!の人も」
木根さん「あー、今度いっかい機会があったら、て!の人にセリフのとこだけ、ね?」
ウツ「うん、(哲哉さんのマネで)"しようがないなぁ"」
木根さん「"しようがないなぁ"、うん、"長い影を連れてね"」
ウツ「あっはっは!」
アクリル板への落書きから始まった"ての人"ネタ、ご当人は知らないのかなぁ、なんて考えるとちょっと切ないです。
"月の河"の後半に乱入するべーあん、
べーあん「とーほーく新幹線に乗ったからな♪」
途中から歌詞が変わっていますが、"やまびこ2号"懐かしいですね。べーあんのアルバム"心に太陽"収録の曲です。サブスクでも聞けるようなので、ぜひ。
メタルパビリオン、この日はべーあんと葛城さんの2人がメイン。
木根さんのハリセンの4発め、振ってないのに音がしたような……あの音、SEだったのかな。演出とはいってもハリセンで頭をはたくのはどうかなーと思っていたので、ちょっとホッとしたり。
べーあんが歌ったのは(後半はもっぱら葛城さんが歌っていたようですが)KISSの"ROCK AND ROLL ALL NITE"。懐かしいなー。
都さんはシル文に参加するには年齢制限にひっかかった、ということでしょうか。べーあん言うところの"かたいの"、聞かせてほしかったなぁ。中野では期待していいですか?
べーあん「シルバー文化祭なんですけど、これ限界なんです」

配信の画面に表示された曲のタイトルは"COME CLOSER(MIYAKO ver.)"。カッコ書きが嬉しいです。
生ピ感のある音が気持ちいいです。とてもタッチが強くて、華というより迫力のひとだなぁ、と。
大ちゃんのような"見せる"要素はあんまりないのだけれど、プレイに徹する様子には引き込まれます。
中野サンプラザでのツインキーボードがとても楽しみになってきました。

仙台公演でのイチオシ曲は"あの夏を忘れない"になりました。
イントロ4小節、キーボードからかわいい音がきたー、と思ったら、Jazzyというのとも違う、しっかり構築されているのにインプロビゼーション感たっぷりの、一音一音が粒だったピアノの音がドラマティックで忘れられない夏を彩ってくれました。
大ちゃんはキーボードを弾きながら派手な振りも見せてオーディエンスを煽り、すぐ傍にあるカメラにもちょっかいを出して(それは大ちゃんなりの、配信オーディエンスへのアピールなんだと思います)というマルチタスク的に耳目を集めていて、都さんはキーボードプレイにオーディエンスを引き込むタイプ。そんな風に見ていました。
これまで、この曲ではエレピを弾いていた木根さんですが、この日はギターを弾いていました。間奏ではキーボードブースの横で都さんと並んでプレイするシーンも見られました。
間奏というと、両手で額にひさしを作って曲のリズムで身体を揺らしながら客席をながめたウツ、ステージ前やや葛城さん寄りのカメラに顔を向けて、そっちはどうかなー?的にうかがってくれて、ありがとうございます。あと、やっぱり間奏で、ハンドクラップではなく右手のフィンガーチップだったのが珍しいなー、と。その指パッチンの音もマイクに拾われるくらいはっきりしていました(なんかわかるわー)
にしても、大ちゃんが欠席なのでステージが黒いです。

"CASTLE IN THE CLOUDS"のイントロに初めて聞く音が。これも都さんのオリジナルですね。
"きーみのえーがお♪"で、"きょ(うのドアを)"という声が聞こえたのは、木根さん?

"ALIVE"の曲アタマで葛城さんのギターの弦が切れたとツイートしてらっしゃいました。……気がつきませんでした。
曲の終わりでウツから左手で投げキス。ありがとうございます。

本編ラストの"The Point of Lovers' Night"の"夢が♪(みつかるまでは)"でカメラに左手を差し出すウツ。
終盤に、上手側からスタッフにフラッグを手渡されたウツ、思いの外太いポールです。物干し竿くらいの太さはあったかな。通常のフラッグはステージ奥に鎮座しているので、これは"ウツが振る"ための少し小さいもの、のようです。
曲の最後にフラッグのポールをステージの床につき立てるウツ。まるで、陣地を主張しているようです。ウツママが宮城出身と記憶しているので、ウツにとっても所縁の地。伊達さんにはごめんなさい、だけど、"とったどー!"宣言してもいいよね?
ステージの空間がもっと広くて天井も高かったら、あのフラッグを肩にかついでほしかったなぁ。

アンコールのステージに、グッズのネックウォーマーをつけてあらわれたウツ。ベースもマスクをつけて弾いていたし、やっぱり寒がり発動でしょうか。それとも、グッズあんまり売れてないのかなぁ、とか、風邪っぴきのおばあちゃん(喉に手拭いを巻いているアレです)みたいだー、とか思ったり。
ウツ「ありがとうございます」
腰のストールをくるくる回してマイクスタンドに当てながら
ウツ「楽しんでいただけたでしょうか。(カメラに向かって)そっちも、大丈夫かな?(都さんの方を向いて)楽しんだかな?」
都「楽しみました。もう、思う存分楽しみました。ありがとうございました。もっかいアタマからしたいくらい楽しんで」
めっちゃ嬉しい言葉です。
べーあんあたりから"よーし!"のかけ声が何度もかかって、"Nervous"へ。
ナーバスダンスと呼ばれている動きは、腕のみでかなり控えめ。
ウツ、この曲でもちょいちょい歌っていないところがあったけど、喉、大丈夫でしょうか。
ということで、この日もべーあんのもぐもぐタイムはお休みです。

配信の映像は、"Get Wild規制退場を開始します"というスタッフのアナウンスで終了。
アンケートの結果発表後、少しの間をおいてウツキネのコメントへ。
思ったよりあったかかった、と話していた木根さんのトップスは半袖Tシャツ。暑がりで寒がりのウツは、露出度が低いです。
そしてっ!
サングラスかけてないっ!
どーしたっ、ウツ!!
あんまり目が開いてないなぁ。
サングラスがなくて眩しいから?
それとも眠いから?
あと、ウツがしているマスクが目を惹きました。
黒と黄色で、"マルマンのスケッチブック"を彷彿とさせるデザインです。
ウツのチョイス?ウツが買ったの?興味津々です。
つか、どこで見つけたんだろ?

ライヴに関わる全ての方が、無事にゴールを迎えられますように。