「繊細さん」の本 がすごい
『「繊細さん」の本』という本を最近読んでいるのだけど、自分に当てはまりすぎて、あまりの的確さに読みながら涙が出てくるレベルの本で、感じたことを書き留めておこうと思いまして。
「お店に行くと情報量が多過ぎて目が回る、すぐ疲れてしまう」→分かる~!→そういえば最近なんとなく眼鏡かけたいなって思うことが増えたな…。今ももう一本眼鏡欲しいくらいだし。オシャレする用の伊達眼鏡
とか
「ちょっとした音が気になる」「人の話し声が気になって色々考えてしまう」→分かる!→移動中はイヤホンで音楽聴かないと落ち着かないし、そういえば最近イヤホンに凝ってたな、私
とか
「そういえば最近…」がすごく多くて、当てはまることしかない。
自分の好きな香りのボディクリームとかハンドクリームは常備してるし、高級志向なつもりはないけどちょっとお高いスーパーのお惣菜とかスープしか口にしたくない時がある。
手に触れるものは綺麗にしておきたくて、ちょっとでもべたついたりするとすぐ拭くし(ウェットティッシュは常に持ち歩く)、家事で手が濡れるのも苦手で(お皿洗いとか)、ゴム手袋は必須。
視覚から始まり、聴覚・嗅覚・味覚・触覚と…全部において、自分の繊細センサーを切るための行動を本能的にしていたんだなって、気付いたんですよ。
特に視覚と嗅覚と味覚は、体調崩してから気にするようになったなって。
一番大きいのは視覚。
元々仕事用に手元が見易いように少し度の入ったブルーライトカット眼鏡を持っていたんだけど
多忙になるにつれて、仕事以外でもかけたいなと思う率が高かった。
レンズ一枚あるだけで、すごく落ち着くんですよ。
あと、フレームで視界が狭まるから「ここだけ見ていればいい」って安心感もすごくよく分かる。
普段何か1つのことをしていても、全然関係ないことが目について頭を離れなくなったりするんだけど、眼鏡があるとそれが結構軽減される。
あと、「楽しい 予定の後に動けなくなってしまう」っていうの、すっっっごく分かって。
繊細さんにとっては、楽しいイベントですら強い刺激。
だからイベントの後にもお休みを入れましょうってすごく納得してしまった。
気になってしまう性格がいやで、それでもなんとか変わろうと思って「傷つきやすいかもしれないけど、それだけ小さなことにも感動出来る」って言い聞かせてきたけどまさにその通りで、
過敏な自分が嫌だ!って感覚をシャットダウンしてしまうと、嫌なものを察知しなくなるのと同時に、これまで感動していたものまで感知出来なくなってしまうのだよね。
それで、あれ?前はこういうことにすごく心が動いたのに、今はなぜ?って自分を見失ってしまう。
だからこそ、ストレスになることへの繊細センサーを切ることが大事という話で
私の場合は眼鏡 をかけて視界を狭めたり、好きな香りを持ち歩いたり、あたたかいスープを飲んだり…そういうことで対処してきたんだなって。
これまでは無意識のうちにやっていたけど、意識出来るようになれば「もっと縁の厚い眼鏡にしよう」とか「アロマもやろうかな」とかとか…色々思い浮かぶのだよね。なるほどなって。
反対に、眼鏡かけない状態で会える人は、すごく落ち着くということ。
そもそも繊細な自分が嫌いだったんだけど、それはもともとの性質(例えば背が低い/高いとかと同じ話)で「そういうものだ」と思えちゃえば対処は出来るし、日常のちょっとしたことに感動出来る感性まで嫌いにならずにいられるのかなって。
まだ序盤の二章しか読んでいないんだけど、目から鱗なことばかりで、思わず沸き上がったものを書いてしまった…
買って良かったな。
続きもじっくり読もう。
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