見出し画像

iPhone12Proのカメラが進化しすぎて一眼レフの出番がどんどん減っていく件

iPhoneXSからiPhone12Proに機種変更してから約1ヶ月。もう一眼レフは持ち歩かなくていいような気がしてきた。

埋まらないセンサーサイズの差は過去の話

一眼レフとの決定的な違いはセンサーサイズ。こればかりは物理的な構造上どうしても埋まらない差だ。iPhoneの本体に一般的な一眼レフ・ミラーレス一眼のAPS-Cサイズのセンサーはどうがんばっても入らない。これゆえiPhoneのカメラはどこまで進化しても所詮はコンパクトデジカメの延長上程度であろうと数年前までは思っていた。しかしiPhoneはデジタル画像処理の進化によりその差を埋めてきた。LiDARセンサーを使ったポートレートモードのボケ感はぱっと見光学レンズによる本物と区別が付かない。夜景はナイトモードにより小さいセンサーにありがちなISOノイズのザラザラ感は無くなった。しかも三脚無しの手持ちで夜景が撮れてしまう。明暗のHDR処理も優秀で白飛びも黒つぶれもしない。一眼レフに近づいてきているどころか一部はもはや一眼レフを超えているのではと思う。

レンズ交換不要の快適さ

私は一眼レフでは標準ズームレンズと超広角レンズを使い分けていたが、外で交換することが面倒なため、シチュエーションによってどちらの撮影がメインかを予め決めていずれかをセットして外出していた。しかし出先で「やはりズームが欲しかった」「これ画角に収まらない」という失敗とフラストレーションもしばしば。かといって両方のレンズを持ち歩くのもかさばる。iPhoneXSの時は広角と望遠レンズだったので超広角撮影は一眼レフが必須だったが、iPhone12Proになり超広角レンズが加わったことであらゆるシチュエーションがiPhone1台で済むようになった。

一眼レフを完全に持ち歩かなくなるのも時間の問題

ここまでくると、iPhone13、14になるころには一体どうなってしまうのか。コンパクトデジカメ市場はスマートフォンに奪われる形で崩壊したが、一眼レフ・ミラーレス一眼を使わなくなる日も確実に近づいている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?