新しいAfter EffectsテンプレートエンジンのMaxon Studioがリリース
新しいAfter Effectsテンプレートエンジンと直感的なインターフェースを持ったMaxon Studioが、6月5日に登場しました。
Red GiantとMaxon Oneのサブスクリプションユーザーに提供されるこのツールは、Red Giantにある130以上のプラグイン機能を活用して、さまざまなユーザーレベルのクリエイターがボタン一つで素晴らしいデザインのビデオを作成できるように設計されています。
Maxon Studioは、背景、エフェクト、モーショングラフィックス、テキスト、トランジションなど、どのようなプロジェクトにも合うカプセルが提供されており、制作プロセスを加速させます。
カプセルはAfter Effectsテンプレートに似ていますが、統合されたダッシュボードから簡単に閲覧・ダウンロードでき、サイズも小さく、完全にカスタマイズできます。
カプセルはレスポンシブで、720p、1080p、8Kのどの解像度でも、ファイルは作業解像度に調整されます。
Maxon Studioは、カプセルの検索可能なライブラリに即座にアクセスでき、今後さらに追加されていきます。
Maxon Studioの「カプセル」コレクションは、ビジュアルアーティスト集団CandyMustacheとの共同作業で作成されています。カスタマイズが難しいテンプレート素材とは異なります。Studioカプセルは、Red Giantツールを使用しつつ、設定の確認や選択、微調整が可能です。
汎用的な背景やモーショングラフィックス、エフェクトは、ビデオアーティストにとって欠かせません。Maxon Studioを使用することで、クリエイターは1から考えるプレッシャーから解放され、クリエイティブに集中できます。
Maxon Studioのハイライト:
初回リリースには、250種類以上のカプセルが含まれており、今後定期的に追加されます。
検索タブは、サムネイルギャラリーで、カプセルを即座に確認やフィルタリング、検索ができます。これにより、トランジション、タイトルなどのアイデアをゼロから考える悩みから解放されます。
アニメーション付きのカプセルプレビューにより、仕上がりを正確に確認できます。気に入ったものが見つかったら、1クリックでAfter Effectsのコンポジションに追加できます。
AdobeとRed Giantの数十のツールとプラグインから構築されたカプセルは、数百または数千のパラメータと設定を含みますが、実際に調整に必要なのはごくわずかです。Studioの編集パネルは、タイムラインのレイヤーの奥にある見つけにくいパラメータを探すことなく、クリエイティブに集中できます。
StudioのUIは、別の画面で独自のウィンドウとして実行するだけでなく、After Effectsにドッキングしてより統合されたワークスペースにすることもできます。
Maxon Studio カプセルはレスポンシブで、プロジェクトの解像度が720p、1080p、または8Kであっても、全体のデザインを維持しながらレイアウトを調整します。
Maxon Studioの使い方
操作方法やカスタマイズの仕方はこちらのビデオをご覧ください。