After Effectsでモニターグラフィックスのテキストを簡単に生成するプラグイン Red Giant Universe

モニターグラフィックスというとSF作品を浮かべますが、刑事ドラマやスマホの画面、ハッキングシーン、医療もの、アニメなど意外に使われていることが多く作品のキーになることもあるためリアリティが求められます。After Effectsでそうしたモニター用の素材を作成することがありますが、それを簡単に実現してくれる便利なツールがRed Giant Universeには用意されています。

SCREEN TEXT

Screen Textは、その名前通りテキスト入力のアニメーションを作成するためのプラグインです。カーソルに合わせて入力されているアニメーションを簡単に作成でき、スクロールのコントロールが行なえます。プリセットしてCOBOLやBASICなどプリセットも用意されています。好きな文字を入力することも可能です。

HACKER TEXT

Hacker Textは、ハッキングされ文字が置き換わるエフェクトのためのプラグインです。下記のように文字がランダムになって書き換わるというアニメーションが、変更前と変更後のテキストを入力するだけでできます。切り替わるタイミングもマニュアルで調整できるので、演出に合わせてタイミングを調整できます。

TYPE ON

コンピュータのコマンドライン/ターミナル風の入力をすばやく作成します。カスタマイズやランダム化のための豊富なオプションが含まれています。

TEXT TILE

モーショングラフィックスやコンピュータ端末のエフェクト向けに、ランダムなデータで満たされた一覧表を生成します。表示される情報は、静的またはアニメーションができます。
これは映画トップガン・マーベリックでも使用されていますが、刑事ドラマの捜査データの画面や株ディーラーの画面等に最適です。
自動生成されるデータのタイプには、一般的な文字列から、コンピュータのディレクトリパス、数値、円やユーロ・ドルなどの単位付きの数値などを選べます。

NUMBERS

数字のアニメーションならこちらのプラグインです。数値や日付、時間の3つのフォーマットで値が増減するアニメーションを作成できます。

まずはUniverseをお試しください

今回紹介したプラグインは、Red Giant Universeにすべて含まれています。この他にも84種類のプラグインが収録されており、その全てが月払いなら4,400円、年払いなら26,400円（１月あたり2,200円）でお使いいただけます。
詳しい情報はこちらからご覧いただけます。体験版は、こちらからダウンロードできます。Red Giant Application managerをインストールしていただき、サインインするか、新しいMyMaxonのアカウントを作成してください。Red Giantの体験版に機能制限はありません。