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037 INTJ①基本解説

こんにちは。今回はINTJの解説をします。

INTJ

INTJ

 第1 Ni
 第2 Te
 第3 Fi
 第4 Se

 INTJは完璧主義者です。自分で自分を律し、独立して働きます。自分の能力を思う存分 発揮することを望みます。そのうえ、自分の考えかたに揺るぎない信頼を持つため、とにかく目標を達成するために邁進します。

 論理的な思考が得意で、創意工夫に富み、物事を見通します。それらにより草案されたアイデアが実施されるところや、考案したシステムが作動されるところを見ると、大きなやりがいを感じます。求める水準が高いため、自分に厳しいですが、同様に他人にも厳しさを求めます。そして、深い自信を持つため、他人から批判されたり無視されたりしても、自分を変えることはありません。すべてのタイプの中で、最も独立心が旺盛で、自分で何でもやろうとします。決断力があり、反論されても断固とした態度を示す一方、自分に対しての猜疑心も強いです。

 洞察力があり、独創的な考えかたをして、物事を俯瞰するため、生まれながらのアイデアマンとして活躍します。生粋の理論肌で、複雑で漠然とした概念も、きちんと理解できます。INTJが成し遂げる数々の業績は、不屈の精神と、高い目標に到達しよう、いや、それを超えようとする、忍耐力の賜物です。

 先見性があるため、時に非現実的なほどに高い水準を求め、自分にも他人にも過度な期待をします。そして、他人がその基準に達するためには、どれほど苦労するかということを意に介しません。優先すべきは自分の基準であり、自分の言動が他人にどんな影響を与えるかはお構いなしです。そのうえ、他人にストレートな言葉で忠告をするため、傲慢であると思われてしまうことがあります。また、目標達成において、感情的なことは言うべきではないと思っています。

 将来を見通す自分のアイデアを重視するあまり、今現在の重要な事実を見過ごしがちです。自分の考えに間違いがあっても気がつかないため、アイデアをいざ実行に移す段階で、うまくいかないことが露呈することがあります。

 一人で引きこもり、自分がしていることに夢中になってしまう傾向があります。そのため、他人に参加をうながしたり、支援を求めたりすることが苦手です。

 以上がINTJです。孤高であり、不屈でもあります。彼らのそのすさまじい独立心は、『最終的に一番頼りになるのは自分自身』という意識の強さからきています。
 Ni+Teの組み合わせにより、自分の中に降りてきたヴィジョンを、社会に反映させようとします。Niの影響により、哲学的なところがあり、独特の価値観を持っています。また、Teを第2に持つため、本人がその気になれば、愛想を振りまくことも、協調や調和の態度をとることもあります。ですので、よくある『INTJは協調性がない』というのは、誤解であるとわたしは考えています。確かにほかのタイプに比べ、とっつきにくさはありますが、それはINTJが真剣になっているからで、リラックスしているときのINTJは気さくな一面もあります。人にアドバイスをするのも割と得意です。しかし、それでも、その場の雰囲気にのまれることはなく、自分の意見ははっきりとしています。理由もないのに他人に合わせることを、INTJは嫌います。各々が自分で考え、自分で動き、自分で責任をとるべきだという考えを持ちます。そこが、協調性がないと言われてしまう理由だと思うのですが、わたしはむしろ、これをINTJの美点ととらえていて、流されずに意見を言ってくれる人は、非常に貴重です。とらえかた次第です。

 失敗や無駄を非常に嫌うため、大勢で働くことを嫌がります。なぜなら、人数が増えれば増えるほど、管理しきれなくなり、失敗や無駄の可能性も高くなると考えているためです。できれば、自己完結できる仕事(一人で最初から最後までできる仕事)がしたいと思っていますが、そのような仕事は限られています。
 自分にも他人にも高い水準を求めるので、まわりがその意識の高さについていけなくなることがあります。また、長期的な予測は得意ですが、現在の状況の変化には鈍感で、目の前の大事なことに気がつきません。実は視野が狭いのです。遠くを見すぎているのですね。そのため、必死に理論立てた計画も、根本的なところで誤りがあり、失敗や無駄につながることがあります。これは、INTJにはとんでもない屈辱です。INTJのすごいところは、その自分の短所すら、克服しようと努力することですが、途中で『これはもう、得意な人の力を借りたほうが早い・・・。』と気がつくことになります。そのため、最終的には、有能な少人数の人たちとグループを組み、仕事に取り組むことになります。

 第3にFiがあるので、年齢を重ねるにつれ、身近な人たちに向けての関心が強くなります。INTJの対人関係は、その人のことを尊敬できるかどうかが大切です。一度親しくなると、非常に愛情深いです。愛が鬼深いです。ただ、その愛情を、言葉や態度ではなく、行動で示します。相手の安全と安心を確保して、危険が及ばないように献身的に守ります。INTJにとっては、それが愛情表現なのです。INTJが鬼深い愛で守っているのに、相手はそれに気がつかず、愛されていないと誤解することも有り得ます。切ないです。そんなことは起きてほしくない。自分の愛しかただけではなく、相手の愛しかたを理解することが、本当の愛かもしれないです。嘘です、適当に言いました。愛って何でしょうね(病み)。

最後に、INTJを表す曲の歌詞をどうぞ。

どこかの国の大統領が
言っていた (曲解して)
声をあげない者たちは
賛成していると

選べることが大事なんだ
人に任せるな
行動しなければ
NOと伝わらない

君は君らしく
やりたいことをやるだけさ
One of themに成り下がるな
ここにいる人の数だけ道はある
自分の夢のほうに歩けばいい

見栄やプライドの
鎖につながれたような
つまらない大人は置いていけ
さあ 未来は君たちのためにある
NOと言いなよ
サイレントマジョリティ

誰かのあと ついていけば
傷つかないけど
その群れが総意だと
ひとまとめにされる

君は君らしく
生きていく自由があるんだ
大人たちに支配されるな
初めから そう諦めてしまったら
僕らは何のために生まれたのか

夢を見ることは
時には孤独にもなるよ
誰もいない道を進むんだ
この世界は群れていても始まらない
YESでいいのか?
サイレントマジョリティ

 『サイレントマジョリティー』欅坂46

 『サイレントマジョリティ』は実際にある言葉で、『声なき多数派』『抗議をしない保守的な一般市民』を意味します。逆に、意見を伝える少数派のことを『ノイジーマイノリティ』といいます。割合でいうと、4%しかノイジーマイノリティはおらず、96%がサイレントマジョリティだとされています。
 歌詞に出てくる『どこかの国の大統領』は、アメリカのニクソン大統領のことをさしていると思われます。彼は、実際に『グレート・サイレント・マジョリティ』という言葉を使って演説をしたことがあるからです。しかし、『声を上げない者たちは賛成している』とは決して言っておらず、当時のベトナム戦争に反対するデモが、あまりに過激になりすぎて、社会に不安を与えているので、それに参加しない人たちに、動向を見守るように支持を求めたのです。だから、別に『あなたたちは戦争に賛成している』という意味で使ったわけではなく、過激なデモには参加しないでくれと協力をあおいだわけです。
 『One of themに成り下がるな』というのは、『その他大勢の一人に成り下がるな』という意味です。INTJですね〜。INTJは放っといても、成り下がらないンですけどね。強いです!見習いたい。

今回はここまで。明日もINTJです。

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