「Maxサマースクール・イン・藝大 2021」 1日目レポート

皆さん、こんにちは


Maxサマースクール実行委員会 実行委員です。

いよいよ、Maxサマースクール・イン・藝大 2021(以下、MSS2021)が開催されました。

今回から5回ほどMSS2021の簡単なレポートを連載して行きたいと思います。
今回はMSS2021初日、8月2日(月)について報告していきます。

MSS2021では緊急事態宣言の発令により、急遽ハイブリット開催となりました。受講者の皆さまには多くの変更にご対応いただき、ありがとうございました。


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超初級コース【初めて触れるMax】

超初級コースは、東京藝術大学 音楽環境創造科 准教授の後藤英さんによる【初めて触れるMax】

Maxの基本的な使い方やMaxでできることについて解説いただきました。

Maxサマースクールを運営されている後藤さんは「脱落者を出さない」をコンセプトにされています。MSS2021も同様にZoomチャットや対面だけでなく、Discordを利用し受講者が簡単にスタッフに質疑応答をできるよう取り組んでいます。

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初級コース【MIDIによるランダム旋律と五度圏のプログラミング】

初級コースは、情報科学芸術大学院大学 教授 三輪眞弘さんによる【MIDIによるランダム旋律と五度圏のプログラミング】

Maxで調性音楽(長 / 短音階)の基本的な構造をアルゴリズムやデータとして記述する方法と旋律を生成についてご説明いただきました。

三輪さんは受講者の方にMaxを触っていただくため、プログラムを一から受講者の方と一緒に作るという取り組み方をされていました。

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中級コース【「邪悪で優しいサウンドワークショップ」- Max登場以降のエレクトロニック・ミュージックの変遷」】

中級コースはモーリー・ロバートソンさんによる【「邪悪で優しいサウンドワークショップ」- Max登場以降のエレクトロニック・ミュージックの変遷」】

Max登場以降(2000年代から現在に至るまで)の、エレクトロニック・ミュージックの変遷、その音作りの手法、代表的な電子楽器について解説していただきました。また、アナログ・モジュラー・シンセサイザを利用した音楽表現の最新事情などもご紹介いただきました。

モーリーさんの講義ではモーリーさんのトーク力が輝き、ワークショップと掛け合って大変楽しい講義でした。

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上級コース【Node for Maxイントロダクション】

上級コースでは名古屋芸術大学 非常勤講師 大久保雅基さんによる【Node for Maxイントロダクション】

Max8から導入されたNode for Maxを使用して、ブラウザからMaxパッチをコントロール方法について講義していただきました。Node for Maxの基礎として環境を構築、Max上からウェブサイトを立ち上げる方法をご教授いただきました。

大久保さんの講義では、サンプルプログラムをコピーするのではなく、自分でコードを書き、覚えるという姿勢が印象深くありました。

イブニング・セッション

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石田英範さんによる発表【サイケデリックな映像アプリ。ビデオシンセサイザーの可能性を探る。】

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リ ケイウさんと後藤英さんによる発表【Maxによる無線通信とドローン(無人飛行機)の操作】

node for Max についてはnoteでも紹介しております
https://note.com/max_summer_sch/n/n5f4d4ad5ecb9


イブニング・セッションはYoutubeにてアーカイブがご視聴できます。

イブニング・セッション Youtubeリンクはこちら⏬
https://youtu.be/mwJCd6JJlhY


また、イブニング・セッションはYoutubeにてライブ配信されます。

イブニング・セッションについて⏬
http://maxsummer2021.geidai.ac.jp/schedule/presentation/


8月6日(金)にはコンサートがYoutubeにて一般の方にも公開されます。
是非、ご視聴ください。

コンサートについて⏬
http://maxsummer2021.geidai.ac.jp/schedule/concert/

スケジュールについて⏬
http://maxsummer2021.geidai.ac.jp/schedule/

MSS2021 webサイト⏬
https://maxsummer2021.geidai.ac.jp/

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