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【デュエプレ】対サソリス秘密兵器 水単キリエデッキ紹介!【26弾】


はじめに

本記事は、水単《エンペラー・キリエ》デッキの紹介記事です。
レッドゾーンカップ New Division にて、
直近50戦の勝率が60.0%、
Tier 1と名高いサソリスデッキに対して、6戦6勝の戦績となっています。

26弾のリリースから5日間、ひたすらキリエデッキを回し続けた私の、
現在の研究結果の結論です。

このデッキを紹介することで、キリエデッキの研究が進むことを願って、
この記事を執筆することにしました。

ぜひ読んでみてください!

デッキレシピ

早速ですが、デッキレシピは以下になります。

デッキレシピ

デッキコードはこちらから。

各カードの採用理由は、後半にて記載します。
以下の対面ごとの解説で各カードの効果は理解した状態で進めるため、
わからないカードの効果の確認は各自でお願いします。

対面ごとの解説

キリエデッキは対面するデッキごとに回し方が異なります。

直近50戦で対戦した対面ごとに、回し方を紹介していきます。

注:こちらで紹介する対面のデッキレシピは以下の記事から引用させていただきます。
記事内では各デッキの特徴が詳細に述べられているので、合わせてご確認ください。
(こちらの記事で紹介されていないものは私の自作です。)

基本方針

このキリエデッキは4ターン目にシールド1枚をケアしながらワンショットを狙うデッキです。

ワンショットの手順は以下のとおりです。

盤面:2コスト獣、3コスト獣、キリエ

  1. 3コスト獣でアタック
    (シールド残り4枚)

  2. キリエでW・ブレイク時、
    キリエ効果で3コスト獣を破壊、5コストの《龍覇 トンプウ》をバトルゾーンへ出し、
    《龍魂城閣 レッドゥル》でトンプウをスピードアタッカー化
    (シールド残り2枚)

  3. 2コスト獣でアタック
    (シールド残り1枚)

  4. トンプウで相手プレイヤーアタック時、2コスト獣を破壊、
    4コストの《アクア警備員 ラスト》をバトルゾーンへ、
    ラストの効果で相手の最後の1枚のシールドを山札へ送ることで
    トンプウの攻撃がダイレクトアタックとなり、ワンショット成立。

細かい分岐等は以下の記事にて記載があります。
合わせてご確認ください。

どの対面に対しても共通して言えることですが、
非公開領域(デッキ内、シールド内)の各カードの残り枚数は
常に意識しておく必要があります。
見えてないカードが1枚しかなかったらシールド落ちを警戒して、
破壊しないという選択肢も重要。
デッキから出そうと思ったらいなかったということが度々起こるので、
しっかりと意識するようにしてください。

自然単サソリス

相性:有利 (50戦中6戦6勝)
プラン:4ターン目のシールド1枚ケアしながらのワンショット
キーカード: 2コスト軽減獣、《アクア警備員 ラスト》

自然単サソリスデッキは無敵なように見えて、
弱点がちゃんとあります。

弱点は以下です。

  • 革命2を発動させないリーサル(シールドを1ターンに全部割り切る動き)が苦手

  • ギョギョウを軽量呪文で除去されるとロックが停止する

  • トリガークロックの除去ができない

一つ一つ見ていきます。

  • 革命2を発動させないリーサル(シールドを1ターンに全部割り切る動き)が苦手

シールドトリガーがエウルブッカ4枚しかないため、
トリガー率は約43%です。

レッドゾーンのように2ターンかけてシールドを割り切る動きに対しては
革命2によるマナ軽減でギョギョウが間に合うかも知れませんが、
シールドを一気に5枚割り切ってのリーサルに対してはトリガーで受けるしかないため、サソリス側が不利な勝負になります。

このワンショットを最速4ターン目に、
シールド1枚を無効化しつつできるのがキリエデッキの最大の特徴です。

シールド4枚のトリガー率は約36%のため、
キリエデッキだとかなり分の良い勝負を仕掛けられます。
この点がキリエデッキがサソリスに対して有利を主張する最大のポイントです。

  • ギョギョウを軽量呪文で除去されるとロックが停止する

ギョギョウはクリーチャーに対しては強いですが、呪文には無力です。
キリエデッキの《革命の水瓶》を唱えることで、
わずか2コストで盤面を離れます。
エウルブッカを踏んでギョギョウを立てられたとしても、
増えたマナとキリエデッキには
軽量クリーチャーが多数採用されていることから、
除去後に複数のアクションをして、
再度リーサルをかけに行くことが可能です。

  • トリガークロックの除去ができない

ギョギョウ除去して再展開したけど止められてしまい、
相手が逆にリーサルに来た、という状況でも、
こちらの盾にはクロックがあります。

ギョギョウから出るクリーチャーではクロックを除去できません。
シールドを割り切っていたり1枚残っていて
手札に《アクア警備員 ラスト》がいる状況ならば、
クロックでの逆転勝利が可能です。

リーサルを止めても相手は43%で負ける勝負を仕掛けなければいけない、
というのが、ポイントとなります。

以上より、キリエデッキでのサソリス対面の基本の動き方は、

  1. 4ターン目に、キリエ効果によるシールドを1枚ケアしながらのワンショットを狙う

  2. エウルブッカを踏んだら、増えたマナで軽量クリーチャーを並べ、
    水瓶でギョギョウを除去してからの再展開で再リーサルを、
    最低でもシールド1枚の状況にする

  3. 相手の逆リーサルに対しクロック、ラストによるカウンターを狙う

となります。

ちょっとだけ分岐があるので、説明します。

  • 相手が3ターン目(4マナ時)にゴアラで軽減獣を処理、
    4ターン目にエウルブッカで残りのクリーチャーを処理と盤面処理してきた場合

この場合は相手が展開を全くできていない状態でこちらのマナが伸びているため、《龍波動空母 エビデゴラス》を出し、リソースを確保しつつ、
相手がリーサルに来る前にこちらがリーサルをかけることができます。

  • こちらが後攻で、ギョギョウを立てられたとき

2コスト軽減獣を複数並べて、水瓶 + キリエ を狙いましょう。

刻むとオチャッピィからの展開が怖いので、中途半端に殴るのはNG
相手の盾が薄いことを突いてワンショットを狙いましょう!

火光レッドゾーン

火光レッドゾーン

相性:   五分 (50戦中8戦5勝)
プラン:相手を水瓶やトンプウからのホワイティで遅延しつつ、ワンショットでのリーサルを狙う(要検討)
キーカード:《革命の水瓶》《トンプウ》

気持ち的には不利対面ですが、
戦績は勝ち越せてるので5分と表記しています。

このあとの火単レッドゾーンにも言えることですが、
相手先攻で3ターン目にレッドゾーンで3点 + 除去の動きをされると、
全く太刀打ちできません。

なので、2ターン目のトップギアを水瓶でどかすのがまず大事になります。
そうすると3ターン目は相手はクリーチャーを出す以外の動きができないので、こちらもクリーチャーを出し、
4ターン目にレッドゾーンで除去されなければワンショット勝負ができます。

オリオティスがきついように見えて、
ワンショットは5コスト以下のクリーチャーだけで行うので
そこまで脅威でないですが、
必要に応じてラストを砕いて出せるMASで除去できるのは
覚えて置くと良いでしょう。

手札、シールドをフルに使い、
相手のトリガーを踏まないことを祈りつつ殴り勝つ対面となります。

火単レッドゾーン

火単レッドゾーン

相性:   不利 (50戦中4戦0勝)
プラン:相手を水瓶やトンプウからのホワイティで遅延しつつ、ワンショットでのリーサルを狙う(要検討)
キーカード:《革命の水瓶》《トンプウ》《アクア特攻兵 デコイ》

オリオティスやホーリーがいない分楽になるかと思いきや
そんなことはない対面です。

プレイ方針は前項の火光レッドゾーンと同じです。

しかし、
1体で2体分になるアイラフィズ、クロックを許さないマグナムなど、
除去しなければいけないクリーチャーが火光より多いのが
きついポイントです。

クロックでリーサルを咎められればワンチャンス生まれるので、
除去の優先度は、
2ターン目のトップギア > マグナム > アイラフィズ 
になるかなと考えます。

また、除去に手を取られて展開がおろそかになっているところに、
マッカランによる盤面除去をされるのも、
この対面がきつい点になります。

また、シールドトリガーケアして殴るデッキであるキリエデッキに対し、
革命0トリガーで守ってくるのも相性が悪いです。

リーサル時に《アクア特攻兵 デコイ》を置いとくと、
《革命の鉄拳》を一発避けられるので覚えておくと良いです。

現在勝ち筋を模索中なので、一緒に検討いただけると嬉しいです。

闇単ヘルボロフ

闇単ヘルボロフ

相性:   五分 (50戦中6戦3勝)
プラン:序盤は手札を減らさないことを意識し、
エビデゴラスを立て、龍解からのリーサル、もしくはオール・オーバー・ザ・ワールド(以下AOTW)を目指す。

キーカード:  エビデゴラス

ヴェイダーの獲得により、手札リソースも尽きなくなったデッキです。

2コストの軽減獣は手札が減る上に、
学校男で簡単に除去されてしまうので、
2ターン目に出すのは悪手。
《プラーヤ》やラストなど、手札が減らないクリーチャーを展開し、
5ターン目にキリエの踏み倒しで無理やり《ν・龍覇 メタルアベンジャーR》や《龍覇 M・A・S》を出し、エビデゴラスを立てます。

これでハンデス影響がかなり軽減されるので、
引いた手札で、

  • エビデゴラスの龍解

  • 龍魂を展開してAOTWの着地

この2つを狙っていきます。

キリエのマナ武装でトンプウを使い回すことを意識すると、
龍魂を何度も出すことができます。

相手のドルバロム・Dの着地がリミットになるので、
それをブラックロのハンデスや水瓶で防止しましょう。

ハンデスがきついですが、意外とやれる対面となっています。

闇単ネロ・ソムニス

闇単ネロ・ソムニス

相性:   五分 (50戦中4戦2勝)
プラン:エビデゴラスを立て、龍解からのリーサル、もしくはAOTWを目指す。
キーカード:  エビデゴラス 、デコイ、水瓶

個人的にはデスザロストが印象的なデッキです。

基本方針は闇単ヘルボロフと同じですが、
違いは《革命の裁門》での防御と、
ハンデスがデスザロストによる全ハンデスであることです。

水瓶でジャハトをバウンスし、
デスザロストの着地を防止する必要があります。

リーサルが革命の裁門で止まるので、
リーサル手前で止まる、やデコイを立てて殴る、等の対策は必要。

細かいハンデスがない分、
闇単ヘルボロフよりは楽に戦える対面となります。

火自然モルト王

火自然モルト王 (自作、回してないので参考非推奨)

相性:   不利 (50戦中3戦1勝)
プラン:マナ武装5を達成した状態でリーサルを狙う
キーカード:  デコイ、ラスト

声援が除去になる、トリガーによる防御が高いなど、かなりの不利マッチ。

防御もほぼほぼクロックしか効かないのもきついです。

バーニング銀河でエビデゴラスが焼かれてしまうのには注意が必要。

マナ武装5が達成していない状態でリーサルに行くと、
豊富なトリガーで返されほどんどの場合失敗し、
手札が枯渇して負けが確定するため、
リーサルに行くときはマナ武装5で挑むのが必須。

できればキリエは2体立てたいところです。

また、ラストでのシールド無効化でトリガーをケアしながら攻撃するのが良いです。

デコイでの攻撃誘導が有効で、
リーサル時には革命の鉄拳ケアで立てるといいでしょう。

手札が尽きないように意識しながら、
トリガーを気合で踏まずに勝つマッチとなります。

火自然モルトNEXT

相性:   有利 (50戦中4戦4勝)
プラン:4ターン目最速リーサル
キーカード: マイパッド

相手のトリガーがないor薄いのでかなりの有利マッチ。

相手5マナ時のミツルギブーストがちょっと嫌なので、
そこだけは注意。
マイパッドから2コスクリーチャーを2体並べるなどして、
ケアしたいところです。

最速4ターン目のジュダイオウだけはケアできないので、
されたらとにかく高パワーのクリーチャーを並べることを意識しましょう。

基本的に4ターン目リーサルの速度はこちらのほうが上なので、
一気に勝負をかけに行って良い対面です。

光単サザン

光単サザン

相性:   有利 (50戦中3戦3勝)
プラン:相手の軽減獣をバウンスしつつ、エビデゴラス着地、龍解でのアンブロッカブル付与
キーカード: 《革命の水瓶》、エビデゴラス

相手がこちらの動きに関与してこないので、
かなりの有利マッチ。

とはいえフリーズされると厳しいので、
軽減獣はなるべく水瓶でバウンスしたいです。

闇単の対策と同様、キリエでの無理やりエビデゴラス着地させ、
ドローで増えたリソースで早期に龍解させて、
アンブロッカブルを付与し、殴り切ります。

パニッシュホールドだけはこちらに効くので、
それを考慮した打点を並べる必要があります。

ミラダンテの着地だけは注意。

基本的に有利なため油断せず戦いましょう。

トリガーロージア等トリガー系

(デッキレシピは割愛)

相性:   五分?(感覚的には微不利)(50戦中3戦2勝)
プラン:相手のエンドレスヘブンを龍解させ、水瓶でシールドを手札に送り、ラストを連発し、トリガーをできるだけケアして殴り切る
キーカード:  水瓶、ラスト

勝ち越してますが、感覚的には不利よりの対面です。

ハンデスがあるので、手札は減らさないように意識しつつ、立ち回ります。

相手はエンドレスヘブンを着地させてくるので、
こちらはエビデンスを立ててリソースを確保、
AOTWを狙う動きを見せつつ、
相手が龍解させにきたら、
水瓶によるネバーエンドのバウンスでシールドをへらし、
ラストでシールドケアしつつ、
できるだけトリガー率を減らして殴り切ります。

ブロッカーもエビデゴラス龍解で無効化できるのはポイント。

盤面が埋まりがちになるので、
小型で殴って盤面開ける動きは意識しましょう。

プレイング次第で意外と無理対面ではない対面になるので、
とにかく諦めず頑張りましょう。

キリエデッキの方針

上記対面ごとの解説で基本的には戦えるようになっているはずです。
ここからはデッキ構築する人向けに自分が26弾発売から5日間、
キリエデッキと向き合い続けて学んだ、
《エンペラー・キリエ》というカードの特性、
どのように構築するのがよいか、という方針について語ります。

《エンペラー・キリエ》というカードの特性

自分が5日間、キリエと向き合い続けて学んだキリエというカードの特性は、以下になります。

  • 攻撃しないと効果が発動しない

  • デッキの量と質が重要

  • 手札消費が激しい

一つ一つ説明していきます。

  • 攻撃しないと効果が発動しない

何を当たり前のことを、と思うかも知れませんが、重要なことです。

キリエの効果は攻撃しないと発動しません。

シールドだけを殴る場合、攻撃回数が有限になります。

経験上、3~4回発動が上限値で、
これ以上発動させられるときにはだいたい勝っています。

なので、シールドだけを殴る場合、
3コストのクリーチャーを
3→5→7→9→11と変換し続ける動きは、
かなり厳しく、オーバーキルになりがちだと考えています。

また自身を破壊して効果発動ができないため、
変換し続ける動きをするには他にクリーチャーが大量に必要になる、
そのような構築にする必要がある、
ということを覚えておきたいです。

一応 プラーヤ破壊からトンプウ→ホワイティで
クリーチャーをタップして殴り先を作れるのは覚えておきたいプレイです。
シールドを破壊したくない対面ではかなり使います。

  • デッキの量と質が重要

キリエはデッキからカードを踏み倒す、という性質上、
デッキ内の各カードの残り枚数がかなり重要になります。

基本方針でも話した通り、残り枚数の把握はマストになります。

また、デッキ枚数が少なくなるとバリューが減る、ということを覚えておいてほしいです。
デッキ枚数が少ない =各カードの残り枚数が少ない
なので、キリエの効果の不発の可能性が高くなります。

ロングゲームになればなるほどキリエでの逆転は厳しくなるのは覚えておいてほしいです。

  • 手札消費が激しい

キリエは手札進化クリーチャーのため、手札の消費がかなり激しくなります。
例えば、先攻で使えるカードは4枚(カード効果でのドローなし前提)なので、
キリエで2枚使うとすると、残り使えるカードは2枚しかありません。
そのためプラーヤやラストなど、手札を減らさずに場に出せるクリーチャーは重宝します。

キリエを出すと、相手とのリソース差がかなりついてしまうので、
効果でこのデメリットを取り返せるかという点を意識しておいてほしいです。


以上が、カードの特性についてとなります。

デッキ構築の注意点

デッキ構築の注意点について述べていきます。

キリエデッキでは、
キリエ効果で1回だけ出すカードは3枚以上、2回以上出すカードは4枚採用が安定します。

多少の不安定さを許容するなら各カード1枚減らしてもいいですが、
ランクマッチのように何回も試合する形式では勝率を落とすことに繋がると思うので私はオススメはしません。

キリエデッキのデッキプラン

自分がキリエデッキ構築で考えたプランを紹介します。
一つは不採用となったプラン、
もう一つは現在のプランです。

  • 最速完全不明着地プラン

《完全不明》は水文明屈指のロックカードです。
早いターンに出せればかなりのロック性能を誇ります。
自分が検討したところ、4ターン目に完全不明を出すには、
《サイバー・I・チョイス》と《逆転王女プリン》
が必要になります。

一見強そうに見えるんですが、
安定性に乏しい点、
先に述べた通り完全不明を出せるなら実はその時点で勝ってる点が
気になる点としてありました。

また、完全不明が呪文除去に弱い点も気になった点です。
環境にあるデッキの主要な軽量除去は、《革命の裁門》や《魔狼月下城の咆哮》、エウルブッカが挙げられます。

これらから、ロック性能がそこまで高いと言えない点(出したら勝ち、と言えない点)が厳しく、
このプランは取らないことにしました。

このデッキはデッキビルド杯に提出しました。

  • オールレンジ対応プラン

今回のデッキの最初のデッキコンセプトは、
4ターン目にワンショットでサソリスを倒すこと
でした。

サソリスに対してキリエデッキのシールド1枚ケアしながらのワンショットが有効であることに気がついたからです。

ワンショットで必要なカードは以下になります。

ラスト、トンプウは1回出す前提

ここにカードを足してランクマッチを行った結果、
エビデゴラスによるリソース確保が闇単対面で有効であること、
AOTWがトリガーロージアや闇単に効く事に気が付き、
これらを採用してロングゲームも戦える、
無理対面のない状態がよいと思い、現在の形になりました。

結果論ではありますが、ショートレンジもロングレンジもある程度戦える、
オールレンジ対応デッキに仕上がったと思います。

各カードの採用理由

デッキレシピ

各カードの採用理由を述べて行きます。

エンペラー・キリエ (4枚)

コンセプトカード。4枚採用です。
《プラーヤ》でサーチできますが、
エビデゴラス立てた際に素引きしたい場面も多いので、
4枚は必須かと考えています。

アクア・エボリューター (4枚)

キリエを4ターン目に出すための初動枠です。
マイパッドと合わせて8枚体制にするため4枚採用しています。

6マナ時に、エボリューター & キリエと出して、
キリエ攻撃時エボリューター破壊 & ラスト出し、シールド一枚ケアの動きができるのは覚えておいてほしいです。

一撃奪取 マイパッド (4枚)

これもキリエを4ターン目に出すための初動枠で4枚採用しています。

マイパッドは3マナ時に2コスクリーチャーを2体並べられるのが強い点。
手札消費が激しいので後攻時に主に行います。

また、MASやラスト等他のクリーチャーも軽減できるため、
エボリューターとマイパッドが2ターン目の択になった際は
マイパッドを優先して出すことが多いです。

プラーヤ (4枚)

実質キリエを8枚体制にできるカードです。

マナ武装での1ドロー効果がエビデゴラスの龍解補助になるため
後半でも腐りにくく、
初手で素引きしたいカードであるため、4枚採用としています。

プラーヤ効果時に進化カードを選ばなければ、
他のカードを1ドローできるのは覚えておきたいプレイです。

ただし、キリエ以外の踏み倒したいクリーチャーカードを引くのは、
デッキの質を落とすことと同義なので、
革命の水瓶など絶対に引きたいカードが無い限りは、
キリエを持ってきたほうが良い、と経験上思っています。

アクア警備員 ラスト (4枚)

4コストクリーチャー枠です。
基本的に2コスクリーチャーを破壊して出します。

1ドロー付きクリーチャーのため、手札が減らないのがとても良いです。

シールドを山札に送りシャッフル、
そのターンの終了時に山札の上から1枚目をシールド化する、ということで、シールドを山札送りにしたターンに勝負をつければ、
実質シールド焼却になります。

1ドローだけ使いたいときは基本的に相手のシールドを選択します。
火の子祭りや未来設計図等のカードで山札の順番を覚えている対面のプランを崩せるからです。

1ドロー効果でエビデゴラスの龍解条件の補助になるのも強い点。

ロングゲームだと2回だけでなく3回使いたい場面もあるので4枚採用としています。

龍覇 トンプウ (4枚)

5コストクリーチャー枠。
3コストのクリーチャーを破壊して出します。

龍魂シリーズを全部採用しているので、
このクリーチャーができることは幅広いです。

基本的にデッキの中から呼び出し、
レッドゥルでスピードアタッカー化して打点を増やす役割を担います。

龍魂シリーズを出すたび盤面が埋まっていくのは注意が必要。

闇単対面ではこのカードの残り枚数がAOTWの着地に直結します。
プラーヤを何回も砕いて出すので、4枚は必須だと考えています。

終末の時計 ザ・クロック (4枚)

最強と名高いシールドトリガーであり、不足している3ターン目に出すカードとしても有用なため4枚採用です。

サソリス対面のところで述べた通り、
このカードの存在が、
サソリス対面を有利対面にしていると言っても過言ではないため、

かなり重要なカードです。

龍覇 M・A・S (3枚)

6コスト枠のクリーチャーです。
エビデゴラスを出せるのが強く、採用しています。

対面によってではありますが、試合中、
デッキの中から1回呼び出すことがあるため、3枚の採用です。

バウンス効果も強く、
2コスクリーチャー → ラスト → MASと繋げることで、
相手のシステムクリーチャーを戻し、
トリガー等で返されてもカウンターをくらわないようにするプレイができます。

出せるドラグハートがブルニカとエビデゴラスしかないのは注意です。

ν・龍覇 メタルアベンジャーR (3枚)

7コスト枠のクリーチャーです。
トンプウがエビデゴラス出せてW・ブレイカーになった、と考えると激強です。

このカードとブルニカでエビデゴラスの龍解条件を満たせます。

革命0トリガーに対する詰めとして1回は出したいカードです。

4枚欲しい場面もなくはないですが、
他のカードと優先度を比較して3枚採用にしています。

革命の水瓶 (4枚)

自由枠です。
ですが、現環境だと4枚必須カードだと考えます。

理由はトップギア、ジャハト などなど、
軽量システムクリーチャーで残すと詰みかねないカードが多数存在し、
早期ターンのバウンスが有効に働く場面が多いためです。

レッドゾーン対面での最終防御カードとしても有用。
マグナムを出して安心している相手の度肝を抜きましょう。

このカードをちらつかせることで、過剰打点を作ることを誘導でき、
その猶予でこちらがリーサルをかけることができます。

水瓶の効果で水瓶がめくれたときには泣きましょう。

アクア特攻兵 デコイ (2枚) 

自由枠です。
2枚採用ですが増やしてもいいかな、と思うくらいのカードです。

デコイがタップしているだけで、声援から軽減獣を守り、
自分の動きができるようになりますし、
革命の裁門や鉄拳のケアとしても有用です。

光単サザンのパニッシュホールドにも有効と、
現環境で効果的な対面が多いです。

2コストと言う軽さから他の行動のくっつきで出すこともでき、
出しておくだけで相手の行動を制限できる、良カードだと考えます。

龍魂城閣 レッドゥル (3枚)

このデッキで連続攻撃を可能にする強カードです。

3コストクリーチャー2体とキリエ、という並び方をした時に、
過剰打点でリーサルをかけるために必要と判断して3枚採用にしています。

このカードを出すためには2枠必要、というのを常に頭に入れておきましょう。

龍波動空母 エビデゴラス (1枚)

このデッキをオールレンジ対応にしている1枚です。

キリエが手札1枚では動けないカードなので、
エビデゴラスでの2枚ドローがかなり有用に働きます。

龍解後はブロッカーが多い対面に対して倒されても蘇るアンブロッカブルクリーチャーとして働き、
リーサルにかなり役立ってくれます。

ですが、カードの引き過ぎはデッキの良を減らし、
キリエとのアンチシナジーになるため、2枚は過剰と判断し、
1枚の採用にとどめています。

龍魂教会 ホワイティ (1枚)

タップキルや、相手の殴らせてはいけないカードをフリーズする、
ブロッカーを寝かせて次ターンリーサルに行くなど、
このカードを上手く使えるか否かが重要になります。

本当は2枚ほしいけど枠が無いカードです。
レッドゥル一枚をホワイティに変えてもいいかもしれません。
要検討です。

龍魂要塞 ブルニカ (1枚)

AOTWを出すための1枚として採用。

メタルアベンジャーとくっつけてエビデゴラスを即龍解させることも可能です。
かゆいところに手が届く、1ドローカードだと思います。

龍魂宮殿 ブラックロ(1枚)

これもAOTWを出すための1枚として採用。

これをホワイティに変えることも考えましたが、
AOTWを出せる、というプレッシャーが強いので、採用しています。

出番は少ないですが、
相手の残り1枚の手札を叩き落とすのに使用して勝つこともあったため、
意外と舐めてはいけないカードだと思います。

龍魂遺跡 グリーネ(1枚)

これもAOTWを出すための1枚として採用。

このデッキは4マナで動き出すので、キリエのマナ武装が達成していないことが多々あります。
このカードをトンプウから出すことで無理やりマナ武装を達成させるプレイが可能なのは覚えておきたいプレイです。

なんだかんだ、一マナブーストはえらいので、
AOTWを出す際には早めに出したいカードになります。

不採用カード

基本的に枠がなくて不採用にしたカードたちです。

ガチロボとか本気で試してました。

このカードの使用感どうでしたか、等の意見があれば、
コメントでお知らせください。

不採用カード一覧

まとめ

いかがだったでしょうか?

キリエデッキは構築、プレイの難易度の高さから、
敬遠されがち、弱く見られがちではありますが、
かなりのポテンシャルを持ったデッキだと思っています。

このデッキでのレジェンド到達を目標に、今期は頑張ろうと思います。

もしキリエデッキを研究している方、
キリエデッキについて話を聞きたい方がいればぜひお声掛けください。

ぜひ以下のXアカウントのフォローをお願い致します。

https://twitter.com/MAXGameAndMusic

本記事があなたのデッキ構築の参考になれば幸いです。

デュエプレを楽しみましょう!

付録:直近50戦の対面戦績記録

直近50戦の戦績記録を載せておきます。

直近50戦の対面記録

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