思い入れのある曲に思い入れのあるメンバーがセンターに立つと、どうしようもなく泣いてしまう話

昨日の夜、シブヤノオトという番組内で卒業スペシャルと題し様々な楽曲が披露された。
私の目当てはもちろん、乃木坂46の「帰り道は遠回りしたくなる」だ。
この曲のセンターであった西野七瀬は私にとって特別だった。
私にとって、アイドルとはキラキラした生き物だ。
そうだと思っているし、そうあってほしいという願いでもある。
ただ、彼女を初めて見た時なんて儚い雰囲気を纏う子なんだ!と引き込まれ、目が離せなくなった。

そんな彼女が卒業して早2年以上が経つ。
今では、劇団新幹線としての公演や、千葉雄大との夫婦役のドラマなど活躍著しい彼女の立っていた場所に現役メンバーの誰が立つのか。

8thや9thのバースデーライブでは4期生の遠藤さくらがセンターに立っていた。
スタイルの良さと西野と同様に身に纏う儚さは確かにあの曲のセンターにふさわしいとは思う。
理屈の上では今のメンバーの中に彼女以上の存在はいないのだろう。

ただ、これは乃木坂を知らない人が見た時の話。
私の中では、この楽曲のセンターは、今回シブヤノオトでセンターを務めた3期生の与田祐希しかありえない。
これは、遠藤がセンターとして良い悪いとかそういうことではない。
彼女は確かにこの楽曲のセンターとして十分すぎるポテンシャルを持っているし相応しいと頭で理解している。
フォーメーション的に背の低い与田がセンターの立ち位置にあんまり合わないのかもしれないのも理解している。
それでも、やっぱりなあちゃんのいた場所には与田ちゃんに立ってほしいのだ。
与田ちゃんがセンターに立っていることで、なあちゃんの想いは存在は確かに受け継がれているのだと感じたいのかもしれない。

9thバースデーライブの幸せの保護色の中で3期生の大園桃子が卒業した白石に変わってセンターに立つように、サヨナラの意味で卒業した橋本に変わって斎藤飛鳥がセンターに立つように。

帰り道は遠回りしたくなるのセンターには与田祐希に立っていてほしい。

これは、拗れたオタクの身勝手でわがままな願いなのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?