もみじや 再訪

1月某日、開店30分前に到着。すでに待ちは7人ほど。
開店、早くきた甲斐もあり即着席。ロット的には2ロット目か。
ラーメン並、生卵。コールはニンニク少な目野菜アブラカラメ。
着丼。待ちわびた一杯を前に心が躍るのを感じる。

まず野菜を一口。ちょくクタめの野菜が体に染みる。
別皿のアブラをのせ一口。嗚呼至高。これを食べるために東京に来ていると言っても過言ではない。うますぎる。うまいとしか表現できない俺の語彙力を恨む。
しかしうまい。本当にうまい。なぜこんなにうまいのか。思わず涙がこぼれそうになる。
涙をぐっとこらえ麺を一口。もうこらえきることは不可能です。絶涙不可避。
しかし残念なことに前回訪問時とは麺が変わった模様。若干細目になっていた。
これがその日だけのものなのかどうなのか、また次回訪問したいと思わせてくるあたり商売上手なのかもしれない。
前の麺のほうが好みであったが、しかしうまいことに変わりはない。
一口一口と一心不乱に麺を啜る。ここでふと気が付く、卵の存在に。
卵をくぐらせると麺が艶やかな色へと変化する。口へ運び味を堪能する。
Oh my God.神よ。思わず厨房へ跪いてしまうところだった。
そして別皿アブラを卵にも投入。麺をくぐらせる。
何にも代えがたい快感。おそらくこの瞬間にしか感じることができない幸福感が俺の体中を駆け巡る。
この一杯で戦争を終わらせることも可能であろう、そう思わせるような一杯でした。
ごっそれい。