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【シティS2Top4】セレナでアーケオス置けるのか。

はじめに

 ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。今回は12月7日水曜日に定員72人規模のシティリーグに参加してきました。今回もその雑談になります。

使用デッキ ルギアVstar

使用デッキ
バトロコ本厚木さんのツイートより

使用理由


 シティリーグS1でミュウVmaxのデッキを使用し、有名選手のリストも公開されたことからかなりS2も同デッキで参加する気満々で調整していました。特に以前の記事で疑問視していた頂きへの雪道の使い方を知れたことが良かったです。しかし、S1と同じことを書いているのですが、ロストバレットが強いということや、時期的にドラピオンV、空の封印石などの対策札が厚そうであること、ミラーマッチ多発を予想したときどの程度意識するかの難しさ、といった要素から断念しました。海外選手のキャプチャエネルギー4型ルギアの増加に伴い、なかなか初動に優位をとって勝てる試合もへりました。よって、逆に言えばルギア2枚さえ準備できればある程度ミュウVmaxに勝てるので、ルギアVstarのデッキを使用するに至りました。そして、ロストバレットを多少意識した構築にしました。

(以下参考)


当日のマッチ

①vsルギア後◯
②vs裏工作リザードン+フリーザー+ライコウv後◯
③vsロストライコウ先◯
④vsパルキアキュレム先◯
⑤vsミュウVmax先◯
8位通過
⑥vsルギア先◯
⑦vsレジバレット先✖︎

題のセレナについて+ほかに考えてたこと

いわゆるTord型が出る前から使ってたもの

 大前提としてはっきりとした根拠はないのですが、個人的にセレナの有無でアーケオスが落とせるか否かが大きく変わるように感じない感覚がありました。合っているかはともかく、自分なりに理由づけた結果、「ルギアVstarに進化する必要もある」ためかなと結論づけました。博士4か博士3ネオラント+1、マリィ2、セレナ2がデフォルトのような感じがあるものの、セレナでアーケオスを落として場合によっては2,3枚しかドローできない時もあると思います。引けても5枚の中で、なくなく風読みを宣言することが多かったり、セレナでドローの時点でコストがアーケオスじゃないと、引いてくるMax5枚がとんでもない要求になってしまいます。それならヤレユータンで最低限のリソースなりアーケオス落としに繋がりそうな札を戻して博士の研究を打つ、もしくはある程度上手くいきそうな手札であればマリィを打って相手の要求を上げる、序盤はこの2択に絞った方が強そうじゃないかなと考えました。というよりセレナが「手札にあった」以外の理由で使用されることがあまりなさそうに感じました。「それなら博士4マリィ3にしろ」みたいなことも考えましたが、ネオラントv2枚がしっくりきたので現状そうしてあります。そしてネオラントvを2枚入れたことでピンザシのサポートがそこそこ上手く使えるようになります。そこでロスト対面・麻痺対面厚めにできるチェレンの気配り、ミラーでも使えるツツジの採用をしていました。初期の頃はフウロを採用していました。そんな中、キャプチャ4投のリストが結果を出し、真似させてもらったところ、完全かはわかりませんが、よりしっくり来るようになりました。本番は1枚vガードエネルギーにしているのですが、コンセプト的にはキャプチャエネルギー4で通した方が良いと疑いながらの採用でした。ただ、ミュウVmaxには勝たないといけないのと、vガードルギアを作ったときに相手がイベルタルなんかを起動することになった時に嬉しいなあとか、時々リザードンやアーケオスに貼って活躍するので採用しました。-30はやはりでかいですね。vガードがなければ予選突破できてなかったので入れて良かったです。

 とはいえ、ノコッチを抜いてまで当日セレナを採用した動機についてですが、セレナの必要性というよりはノコッチの不必要性が強かったです。封印石ライコウvギミックなど、弱点をつかれるマッチが当日ミラーマッチを除いて3回ありました。ただ、レジギガスにしか敗戦していません。自分の中でも基本的にレジギガスだけは環境に多くいるデッキの中でノコッチがあるほうが良いと考えていましたが、レジギガスだけ切っても予選通過(参加者72名の場合2敗ライン)は可能であると判断しノコッチを抜く判断をしました。当たった時はレジギガスもムーランド返しのジガルデもマリィとツツジでどうにかするつもりでした。そして、博士を打つのに、ボスの指令につながるカードが2枚しかないのは不安であったことと、ノコッチを抜く分安定感を増す札を入れたかったため、セレナを採用しました。世間のデッキよりセレナが1枚少ないですが、アーケオスが2ターンで2枚出せなかった試合はミュウVmax戦(アーケオス1枚のみ)だけだったので良かったです。むしろ、3枚目のボスとしてのセレナは大活躍でした。(じゃあボスで良いのでは、というのは一旦置いといて。)

 要するに「アーケオスを序盤で安定して召喚する」という観点ではセレナはイマイチそうですが、「ドロソにもボスにもなる」という効果通りの魅力がセレナにはあるのだと自分の中では結論づけました。とはいえ、まくり札大好き人間なので、ツツジの方が優先順位が高くなりました。

 あと、バケッチャについて少し触れます。決勝トーナメント1回戦目のミラーにて、お相手がノコッチスタートだったので試合後にノコッチの採用について少しお話しました。その中でレジ以外にはあまり役立たないという共通見解を持っていた点に加えて、お相手はノコッチの代わりにバケッチャを不採用にしたというお話をしてくださいました。個人的にはバケッチャは必須だと考えています。デッキの仕組み上Vstarパワーを2ターン目に使う必要があるというのはまずそうなのですが、初動からがっつり雪道をプレイしてくるデッキがあまりないという意見も理解できます。ただ、直近のシティリーグの結果を見るに、ルギアVstarのデッキも含めて、頂きへの雪道+ツツジのギミックを搭載したデッキは結果を残しています。崩れたスタジアムの枠を雪道に変えたレシピは非常に多く、このシティリーグ当日もそういったタイプのルギアVstarとのミラーを想定していました。(全然いませんでしたが…。)更に、シンオウ神殿を厚くしたロストバレット相手に使用する場合もあります。ルギアでスタジアムを壊しに行ってチェレンで戻るプランも練習しましたが、やはり多投されていると難しく、ムーランドを通している最中であるとルギアでは壊しづらいので、バケッチャは序盤から終盤まで山に残しておきたいカードになることが多いと考えています。当日はミュウからも神殿が飛んできました。

おわりに


 今回、SVのゲームのストーリーが面白く、ワールドカップが盛り上がっていること、その他学業のため、ほとんど時間を取ることができず、直前の土日に練習してもらえたくらいでした。よって今回の結果はかなり運が良かったと思っています。練習いただいたみなさんありがとうございました。世界大会を狙うならば、少々物足りないのでしょうが、ルギアVstarという全ポケカプレイヤーが対策しているデッキで一定の結果を出せたことをうれしく思います。それでは。

・(追記)CL京都に参加してきました

 シティから数日後のCL京都には以下のデッキで参加し、成績も以下の通りでした。当然良い成績とは言えないですが、後攻が多く、予選最終戦では後手一ミラージュゲートライトニングロンドでサイド2枚献上からのスタートでかなり苦しいマッチを突破した自分を褒めたいと思います。今回はルギアミラー後攻を2回、サイド4枚先取されてからの勝利で乗り越え、たまたまその筋の通し方が同じだったので簡潔に紹介して「おまけ」という形にしたいと思います。

・使用デッキと戦績

CL京都10-4


戦績 最終戦種切れ負け以外は致命的な事故なしで感謝です。

・ルギアVstarと相手のボスの枚数

 相手が先攻で4枚サイドを取ってきた時に二度のボスをボスで打ったかセレナで打ったかをしっかり把握しておくことが重要です。その他博士の研究でのトラッシュも含めて、セレナではなく明確にボスの指令が何回打てそうかを把握しておくことが役に立ちます。まくった試合はまさに相手のボスの指令が2枚消費されていたことから、ツツジと同時にルギアVstarを相手に押し付けることで、相手はセレナしか後ろのポケモンを呼びだす札が無く、サイドを取られない状況を作ってまくりました。Vstarと言いましたが、別にルギアvでも場合によっては十分な耐久があります。裏のポケモンをヒエクで固めておけば、裏のHPの低いポケモンが呼び出されて残り2枚のサイドを取り切られる危険性があるものの、当たりがセレナのみになっていれば取られることがありません。ボスの指令が残っていたとしても、ツツジで要求が上がっていますし、ボス撃たれてサイド残り1枚になったとしても今度こそボスを打てなくなるのでもう一度ルギアVstarを押しつけて戦います。一度受けたルギアVstarはチェレンか崩れたスタジアムで盤面から消して、新しいルギアvを出すこともありましたし、相手が止まったのでアーケオスを取りに行ったりもしました。セレナというカードがドローもできてしまう性能上、ボスの指令を優先してプレイするプレイヤーも多いのでつけ込んでいきたいところです。以上、何かに役立てばと思います。

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