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【丁、多様性。】シティリーグS3ベスト4 偽装マシュマロスト

・はじめに


 ごきげんよう、もっさ(@Mawssa2000)です。今回もシティリーグの雑談です。準優勝以上を目標にしていましたが、ベスト4で終わってしまいました。夜中にぼーっと書いているので、色々と間違っているところあるかもしれません。

・環境考察


 表にまとめるのがめんどくさいので大雑把に書きますが、基本的にギラティナが母数と強さともにtier1であり、続いて各々が作ってくるまさしく「俺のロストバレット」が多いことはいつの時期に出場しても不変であると考えていました。

 また、先攻右手ルギアVstarがバカ強いので、その対応もある程度考えなければなりませんでした。ミライドンも初手でパチンコ決まるともう止められなくなる印象で、クレッフィが採用できる点などもあって、時期によってはとんでもない人数握ってくる可能性があると思っていました。

 その中でミラーマッチが少なそうで、かつ明確な不利マッチがなく、プレイングの極め甲斐がありそうなサーナイトexのデッキを環境初期から煮詰めることにしていました。シティリーグの2日前までサーナイトの気満々だったのですが、序盤のおとぼけスピットやアビスシークでの音速ロスト加速、ラスト2枚のサイドをボスバンギラス・ドラピオンで取られ負けてしまう、中でも序盤の安定性の無さへの懸念が消えず没に。ただ、立ったら勝てるので一定数いると予想。クレッフィの採用もできるし、相手のクレッフィの効果も受けづらい。

 そしていつでもいるのがアルセウス系統。クレッフィ流行りそうな時とか、ロスバレ多そうな時、後攻デッキが多そうな時、何より簡単、色々な要素から使いたくなるデッキです。


・会場や時期考察

 3/18(土)群馬のバトロコ、定員32人。32人会場は通常大人気(?)かと思われますが、この会場は追加募集がかかっていました。時期が遅いこともあり、3試合くらいで予選が終わることも想定。多少安定感欠いても良いかなという印象で、特にVIPパスとかはもう引けるってことで考えることにしました。だからサーナイト使おうとしていたみたいなところもあります。

 時期としては前述の不変な要素に加えて、クレッフィ入りのミライドンとかフュージョンミュウが多そうかなという印象でした。サーナイトにもクレッフィが入ってきそう。

・使用デッキ ロストカイリュー

シティS3使用

 シティ出場1週間前くらいに入賞されていたリストを参考にしました。ほぼまんまです。上記の通り、あまり試合数の無い大会かつミラーマッチが多く想定されたので、ボール1枚と引き換えに「ルチャブル」を採用しました。端的に使用経緯を言えば、上記の環境考察からトップティアの「ギラティナVstar」の練度が足りなかったため、逃げのデッキとして「サーナイトex」の次に選択されたものです。色々なデッキからくじ引きしてもやはりこれになったので、これにしたという背景も

 いわゆる「マシュマロスト」というデッキ(CL愛知top16&top64:マシュマロスト解説|マシュマロ|note)をCL愛知で使用していたのですが、少々サポートの種類が少なく(ボスはほしい)、手の内を知られてしまうと「カイオーガ」によるフィニッシュに対する妨害をされてしまう点(ミュウVmax、ルギアVstar)、ミラーマッチ(主にカビゴンの存在)やギラティナ戦への意識等を考慮してシティリーグでは使用しないことに決めていました。よって、ロストバレットを使うにしても、空の封印石を利用したゲッコウガ型ロストを使用しようと考えていました。ただし、「カイリューV」があるかないかでかなり勝率の変わるマッチがあり、引き続き「カイリューV」と「ライコウV」は使いそうだなと考えていました。また、並べ辛いというデメリットは承知の上でも、手張り2回でライコウがワザを打てたりあまりリソース(「入れ替えカート」など)を割かずにデッキを回すことができるので、今回は先攻を取ろうかなと決めていました。実際、先手でなければ後手で何もできずに負けていた手札であったこともあったので結果論よかったです。手張り2回でライトニングロンドを打つ試合もありました。ライコウは弱点関係なく運用する試合がかなりあります。後手1スピットも、「カビゴン」で受ければ実質何もなかったようなものなのであまりストレスにはなりませんでした。

 また、マシュマロスト流行に伴い、カイオーガが入っていないのに入っていると勘違いされ、カイオーガをケアしたプレイングをされる兆候がありました。特に「ジャッジマン」の打ちどころを後半に持っていく効果が様々な対戦で垣間見えました。「マシュマロスト」というインパクトのあるデッキがプレイヤーに浸透した今、かえってプレイミスを誘いやすく、使い得であると感じました。カイオーガを意識するあまり、ルギアVstarで攻撃して、封印石ライトニングロンドをお見舞いするなんてこともありましたね。

・大会レポート

戦績。

 後攻を渡してしまったという要因で「後手1が強かった」というコメントに至ったわけでは今回ありませんでした。ほぼ全試合相手にVIPパス複数枚+ジャッジマンやアクロマをされて椅子から崩れ落ちそうになっていましたが、それによって「後攻を取りたい」と思うほどのものではありませんでした。サーナイトは特にVIPパス3回+ザシアンスタート+ジャッジマンで涙が出ました。最終戦はアクロマが全く引けず、相手の残りサイド1枚でようやく7枚貯まったところだったので、しょうがないなとおもいつつ、後攻取っていたらもっと遅れていたのだろうなと感じました。たまたまライコウを手張りで用意できたのですが、なかなか後攻じゃできなそうでした。ロストバレットミラーでは顕著に先攻の良さが出て「いれかえカート」を温存しつつ、相手のおとぼけスピットを受けても無理せずリソースを残してプレイできました。ロストヌメルゴン戦も後攻でスピット打たれ盤面がキュワワー1枚になってしまったものの、その過程で「いれかえカート」を消費してくれていたことが勝負の分かれ目となっていました。

・気づいた点(抜粋)

 色々ロストに関するプレイングの解説記事はあるので、感じたことを少しだけ。


 ①ルチャブルについて
  ミラーマッチ等活躍はしました。通常ルチャブルを採用する際はボールの1枚をレベルボールにする工夫が多いかと思います。ただ、このデッキでは中盤終盤あたりにもネストボールが必要になってくるデッキなので、レベルボールに差し替える工夫はしませんでした。

 ②ジェットエネルギーについて
  原案デッキを踏襲して、元々組んでいたものから、あなぬけのひもを減らしてジェットエネルギーを追加しました。基本的にはものすごく強いのですが、2点だけ所感を記すと、1点目はあまり関係ない話で、カイオーガを使う時は採用が難しい(基本エネルギーに手張り権を使いたいシーンの多さ、基本エネルギーが必要)・採用するにしても基本エネルギーから枠を割くのはあまりよくないという点です。2点目は、クレッフィなどの流行が想定できる点です。あなぬけのひもがぬけているリストが増えると、少ないクレッフィでデッキが止まりやすくなるので、やや注意が必要に思えます。紐の方が有効な環境もあるかもしれません。

 ③スタジアムについて
  ジェットエネルギーを採用した関係で逃げるエネルギーを支払ってもよいという判断から、ボウルタウンなどの安定用スタジアムにしようという考えや、シンオウ神殿を採用してVガードバンギラス突破を図ろうとする考えもありました。なんならチャンピオンズフェスティバルも3秒くらい検討しました。しかし、今回は手張りに水エネルギーを貼りたいポケモンが複数いることや、入れ替えカートの温存なんかも考えて、ビーチコートのみの採用にしました。他のスタジアムの検討はありかもしれません。スタジアムの母数を減らしても良いかなと一瞬思いましたが、ミュウVmaxのことを考慮するとやはり2枚は最低欲しいかなと。

・おわりに
 今回も短い雑談記事でしたが、見てくださりありがとうございました。MVPはカビゴンでした。ミュウ戦はサイコジャンプされないようにHPの高い非Vポケモンを押し付けつつ、ホーンケアで基本盤面は埋めておきましょう。
それでは、巨石丁♪

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