とぅーーみにっつマブス戦記録2022/11/08vsBKN

 今年2度目の対ネッツ。前回はカイリーがいて今回はいないので、是非とも勝ちたいところ。
 序盤はドンチッチのミスマッチを作るいつも通りの展開だが、この試合はビッグマンローテをちょっと変更。いつもより早めにウッドを出すことで、1Q中盤と2Q終盤でドンチッチとプレーする時間が多くなった。これで良くなるかと思いきや、二人が絡むプレーは少なく、あまり効果は見られなくて残念。1Q終盤では渡邊のショットクロックギリギリでバンクスリーを決め、思わず台パン。しかしその直後渡邊が足首捻ってしまう。大丈夫か。重賞出ないことを祈るばかり。
 2Qのルカが居ない、マブスにとっては重要な時間帯。ここではポンポン決めていくTHJ。復調か?そしてやっぱりハッスルしてくれるパウエルさん、オフェンスリバウンドから相手にボールをぶつけてマイボールにするクレバー&ハッスルプレー。スタンフォード大出身は伊達じゃない。そして最近好調のグリーン。ちょっとタフめなコーナースリーも強気に打ち切り、真っ先に速攻に走ってからのダンクと相変わらずチームにエナジーをもたらしてくれる。オフシーズンに鍛えていたプレーメイク力は一向に発揮されないのだけ気になるが、自分のもともと得意だった部分を伸ばしてくれるのはありがたい話である。

 3Qではパウエルがイージーなゴール下のミス、更に気の抜いたパスをカットされ、あっという間に逆転される。それでもオフェンスリバウンドのゴタゴタからの飛び込んできたドリアンの&ワンでなんとか持ちこたえる。大黒柱。お互いにオフェンスファールを繰り返すぐずぐずな展開に(これは審判が悪い気がするが)。よって両者なかなか点が入らないまま3Qは終わる。
 4Qこの硬直した展開を変えたのがジョシュグリーン君。トップからゴール下に飛び込んで豪快なダンク、ドンチッチへのスクリーンから、それに相手が寄ったところを逃さずに45度からのスリー。そしてそれに感化されたかのように元祖マブスの3&Dことドリアンも、ドンチッチへのスクリーンからスリップしてゴール下で&ワン、そしてコーナースリーで残り3分リードを11点差まで拡大させる。
 普通のチームならほぼ勝ち確の流れだが、それでもリードを溶かすのが我らがマブス。オニール、ハリス、トーマスに連続でスリーを決められあっという間に1点差に縮められる。それでもギリギリ踏ん張ってリードは渡さないでギリギリで踏ん張る。ところが3点リードの場面、スリーを打とうとしたデュラントに対してドリアンがファールし、3本のスリーを与えてしまう。恐らくシュートモーションに入る前にファールしようとしていたのだろうが一番ダメな選択をしてしまった。ここまで60本連続でフリースローを沈めてきたデュラントに同点のチャンスを与えてしまう痛恨のミス。ところがどっこい、その3本貰ったフリースローの2本目をなんと外してしまう。これで間一髪のところで助かったマブスは2点差で勝利。最後は悪い意味でマブスらしいところが出てしまった試合であった。

良かったこと
・ジョシュ神降臨。3&Dと呼んでも差し支えないだろう。最近のグリーンは無駄なことをしなくて身体能力があるので、見ていて非常に気持ちいい。流石「You mean the best three point shooter in the league?」である。

悪かったこと
・折角ドンチッチとウッドの一緒にプレーする時間が伸びたのに、二人が絡むシーンがほとんど見られなかった。その時間帯はミスマッチメイクからのアイソばっかで、じゃあウッドじゃなくていいじゃんって感じだし。
・開幕から続く課題だが、相手のスリーへのチェックが甘すぎる。オープンで打たれること多すぎ。4Qの中盤だけはちょっと良かったけど、去年のように試合通してやれるようになってほしい。

おわり。次の試合もよろしくね。


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