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とある凡人キャッチャーの苦肉の戦略

小・中・高と野球を続けてきたぼくは、
ずっとキャッチャーをしてきましたが、
小学生の時には、県大会で優勝。
九州大会にも出場したりしていました。
 
 
しかし、冷静に考えて
『圧倒的なピッチャーがいた』ことが
勝因の90%。
 
 
ぼくはほぼ貢献してません。
 
 
中学生になると、
小学生時代は圧倒的だったピッチャーが、
体の成長が伴わず
ちょっといいピッチャーになり。。。
 
 
勝てないことが
増えてききました。
 
 
キャッチャーとして焦ったぼくは、
配球について学び、打者心理を研究開始。
 
 
県で優勝は出来ませんでしたが、
上位には食い込むことが
できるようにはなりました。
 
 
さて。問題は高校です。。。
 
 
正直、高校で野球なんて
するつもりがなかったぼくは、
野球推薦の話なんてすべて断り、
某進学校に入学しました。
 
 
先輩などの縁もあり、
野球部には入ることになったのですが、
心から『甲子園を目指す!』とは、
正直思えなかった面子
(もちろん自分も含めて)。
 
 
それでも、
どうせやるなら勝ちたい!
とキャッチャーとして。
またはキャプテンとしてできることは
トライを開始。
 
 
近所のジムに懇願して、
ピッチャーの筋トレメニューを作成したり。
 
 
担任のお友達に
メンタルトレーニングの先生がいるというので、
懇願してチーム全員で指導をしてもらったり。
 
 
筋の通らない
監督の指導に噛み付いて、
殴られたり(あ、これは違うかw)。
 
 
すぐに効果が現れた
・・・ってかっこいいこと言いたいですが、
全く効果は出ず。
 
 
勝てない時期が
ずっと続きました。
 
 
そして、ある日。
部活帰りに田んぼ道を
自転車で帰宅していた時、
気がついてしまったんです。
 
 
『あ、どんなにリード(配球)や、
 相手バッターの研究しても。
 うちのピッチャー全くコントロールないから、
 限界ありすぎ。。。』
 
 
ここから、ぼくは
ピッチャーとのコミュニケーションを
頑張るのと別軸で
『審判を攻略すること』を考え始めました。
 
 
まずは、審判員の名前を
覚えるところから。
 
 
キャッチャーは
審判に1番近いところにいて、
コミュニケーションが取りやすかったんです。
 
 
「◯◯さん、こんにちは!」と
あいさつをしっかりするところから始まり。
もちろん審判ごとの癖も研究。
 
 
挙げ句の果てには、
試合後に「お茶菓子とドリンク」を
お礼に持っていくなんてことをしていました
 
 
(試合前に一度持って行ったら、
 賄賂か!と受け取ってもらえなかったw)。
 
 
ぼくの記憶によると、
この審判さんとの人間関係づくりで、
高校3年生最後の夏の県予選で・・・
 
 
1試合で4ストライク!は
稼ぐことができました。。。
 
 
言葉は交わさずとも、
審判の目を見れば分かりますw
(おまけだよ!みたいな目)
 
 
たった4ストライク。
されど4ストライク。
 
 
1点を争う試合だったら、
勝敗を決定づける要因に
なり得たかもしれません。
 
 
・・・が結局、5点差をつけられ、
あえなく初戦敗退。
おれの努力ぅぅぅぅぅぅぅぅ。。。
 
 
いま思っても、
おもしろいアプローチだったなぁ
とは思います。
 
 
でも、もし本番で
知らない新人審判がきたら
どうするつもりだったの?
 
 
そもそも「試合に勝つ」ことを目的にした場合、
審判攻略の優先順位は
上位に持ってくるものだったの?
 
 
とツッコミどころは満載。
 
 
冷静に分析をすれば、
なんか小手先で問題を解決しようとしていた
としか思えないですね。
ちくしょうめー。


(写真)軍師・孔明さんも住むマレーシア・ジョホールバルに二人の修羅が集結。孔明さん主催のゴルフに御誘いいただき、4人でビジネストークをしながら9ホール


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