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借りた金を返すのは、非国民!

生き残り続けるための禁断の戦略術(13)

 
ファーザー:「元本なんて返してて、
       どうやってやっていくんだ!?」
 

さすがにこれには、腰が抜けそうでした。
 
 
それまでのぼくは
お金を借りて、返さないなんて発想に
至ったこともなければ、
常識を疑ったことすらなかったのですから。
 
 
 
●●● 借りた金を返すのは、非国民。
 
戦争の時代、敵前逃亡は
非国民と罵られたと聞きます。
 
 
が、鷹曰く。
今の時代の非国民は、
借りた金を返す経営者だというのです。
 
 
“非国民”
『国民としての義務を怠り、国民の本分にそむく者。』
 
(↓ ↓国民のところを、経営者に置き換え↓ ↓)
 
“非経営者”
『経営者としての義務を怠り、経営者の本分にそむく者。』
 
 
なぜ、借りた金を返すと
非国民=非経営者と言われてしまうのか?
 
 
国の立場で考えてみると
理由は明らかになっていきます。
 

国は通貨を発行し、銀行に資金を貸し出します。
銀行は企業や個人に融資という形で
資金を流します。
 
 
企業や個人は、
税金や利息を支払うことで、
国に還元していくことになります。
 
 
血液が動脈と静脈で循環しているように、
お金も国、銀行、企業や個人など循環して
成長していきます。
 
 
『借りた金を返す』ということは、
利息の支払いが減ります。
=(イコール)国への貢献度が減るということです。
 
 
だから国から見たら
非国民・・・ってことになります。
 
 
ちなみに、
どんなに儲けるのがうまい経営者だとしても、
国から見れば・・・国内にばらまかれているお金を
集めるのがうまいなぁというだけ。
 
 
国民が3人の国があったとして、
Aさん100万円、Bさん100万円、Cさん100万円。
国内のお金の総量300万円。
 
 
1年後、Aさんはビジネスが上手で200万円に。
BさんとCさんは、50万円の手持ちになりました。
でも、国内のお金の総量は300万円で変わらずです。
 
 
ただ、儲けるということだけだと
国からみれば、国内だお金が移動しているだけで、
誰のところに、どう動いていようが関係ないわけです。
 
 
儲かったお金に応じた税金を納めてはじめて、
「よしよし」と国は貢献度を認めてくれるんですね。
 
 
そういう意味では、行きすぎた節税で
国に全く税金を還元しない経営者も、
非国民=非経営者と捉えることができるのだと思います。
 
 
非国民=非経営者にならないように、
経営者として自分を成長させていきます!
 

(写真)計画通りにそろばんに取り組む息子と、応援する娘。


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