今日は誰かが生まれた日

あけおめメールをやり取りしていると、ビックリするような内容が返ってくることがある。

「今さっき子供うまれたわ！」

忙しくてやり取りが途絶えていたことにも気づかなかった友達からの、ビックリ報告。

しかも、1月1日元旦にうまれる人っているんだなぁ。

当たり前か。

大晦日に生まれてくる命もあるし、祝日だろうが平日だろうが関係なく命の誕生は起こる。

そして、同じ日、友人のお父さんが亡くなった。

ガンでもうもたないと宣言されていたのだけれど1月1日元旦午前10時ごろ永眠された。

当たり前だけど、大晦日正月関係なく人の命も終わる。

今日は誰かの誕生日。
今日は誰かの命日。

毎日毎日続いていく。命の螺旋。

昨日と何も変わらない日常に
誰かの命が誕生し、
誰かの命が消えていく。

そして、残された私達にはまた明日も
日常が待っていて、日々は続いていく。

おめでとう。
さよなら、ありがとう。

何もない日常に感謝。
当たり前に、どこにでも起こっている出来事。

誰かが亡くなって
誰かが生まれてくる。