運命

『運命』。
自分は昔からそんな『運命』だと感じる機会がかなり多かった。
小学生の頃から今に至るまで、様々な場面で『運命』を感じてきた。
 小学生の頃、あの頃自分には気になっている女子がいた。
その頃他の女子から聞いた気がするのだが、彼女も自分のことが好きだったようだ。
両思い。まさに『運命』を感じた。
しかし小学生の頃の運命はもう一つある。
なんと小学校6年間のうち、5年連続でクラスが彼女と同じだったのだ。
これは流石にあの頃の自分も『運命』を感じただろう。
 そして時は流れるが、つい最近。
自分は2014年頃に星野源にどハマリし、一時期は永遠と星野源の曲を聴いていた。
特に「桜の森」は一番好きな楽曲だ。
しかし性格上マイブームがコロコロ変わってしまうため、星野源を聴く機会がだんだんと少なくなっていってしまった。
そして2024年。突然何を思ったか「星野源を久々にたくさん聴いてみよう」と思い、久々に聴いてみた。最新の曲から2011年頃の曲までたくさん聴いた。家にあったライブDVDなんかも観たりして、星野源の沼にまたハマっていくのだった。
そしてそのまま「星野源のオールナイトニッポン」も聴いてみようと思い、4月2日の放送を聴いてみた。
そこで『運命』が訪れた。
なんと一曲目に「桜の森」が流れたのだ。
『運命』だ。星野源の世界へ帰ってきたことを祝ってくれてるんだ。自意識過剰なのかもしれないが、自分では確かに偶然にしては出来すぎてるものだと感じた。まさに『運命』。
「星野源さん。ありがとう。ただいま。」
深夜に独りの自分の声が響く。


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