【作品にふれる】 #21 visible
visible〜まだ知らない人の魅力〜
自分の日記やメモを見返した時、自分でも意外な自分に気が付いたり他人の、その人にとっては当たり前の知識や、知識のつながり方が自分にとっては新鮮だったり面白かったりすることが多々あった。そうした情報は人の中に存在しているのに「見えない状態」になっているために知ることができないのだと気づいた。それなら見えない情報を見えるようにしたいと思った。そのためには、人から情報をアクティブに引き出すことと、自分から調べなくてもパッシブに情報に出会えることが必要だと分析し、それを実現する方法を探求することにした。
井上ゼミ M.S
制作の苦労に、それぞれのゼミならではのエピソード・・・今年度は、コロナ渦ならではの悩みもありました。みなさんに、卒制の裏側をインタビューしました。
Q1 卒制のテーマを決めたきっかけは何ですか?
友達とかと話してるとき、全然知らなかった分野のことを知れたり(たとえばお医者さんの息子から病院の話聞いたりとか)、意外な趣味があるとかふざけてると思ってたら真面目な一面があったとか、突然その人の知らない面を知ったりすることがあって、そういうふうなときがすごくおもしろいなぁと思ってて、そういうような人の中に眠ってるような情報を知れるものをつくれないかなと思って卒制のテーマを決めました。
Q2 苦労したことは何ですか?
とにかく作業が進まなくて、まずいなぁ…と思えば思うほど、向き合いたくなくなっていって、ますます作業をやらなくなる…、という悪循環に陥って、何をどうすれば作りたいものができるのかもいまいちわからないし、必要そうな知識も触れたことがないものばかりで、ずーっとやばかったです。
Q3 プロセスを教えてください。
1:コンセプトの明確化
2:必要な要素の洗い出し
3:必要なモジュールの書き出し
4:それぞれのモジュールがどうやったらつくれるのか調べる
5:実際につくる
なにをやりたいのか、そのためにはなにが必要なのかが自分でもよくわかっていなくて、そのままだと何をしていいかもわからなかったから、まずはそれをはっきりさせることにしました。あと作業が未経験の技術を使っていかないといけなそうで、大変になることは見えてたから、できるだけ後からの大きな変更が出ないようにしないと、と思ってました。
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