読書キロク「社会的処方」

「暮らしの保健室」でご一緒している西先生の著書

「社会的処方」を読みました。(だいぶ前ですけど・・・)

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従来の医療の枠組みでは対処が難しい問題に対し、薬ではなく「地域での人とのつながり」を処方することを社会的処方といいます。

なるほど・・・この言葉を知って、西先生の本を読んでみたくなりました。私の母も長く入院し、この社会的処方箋があったら、入院生活も療養生活も違ったものになっていたかもしれないって読みながらいつも思っていました。

病気を治すことはもちろん大切なことですが、治療しながら、その患者さんの今まで大切にしてきたことや好きなことを続けていけたら、そこに人との繋がりがプツンと切れないことが大切ですよね。

この本にも書いてあったのですが、「リンクワーカー」という存在。「人と地域に好奇心を持ち続ける」私のお仕事でもこの「リンクワーカー」的なことがいろいろあります。地域子育て支援センターでも利用者の方と、すぐには本題には移らない。子どものことや天気の話、ご近所の話や雑談が進むにつれて、「実は・・・」と悩みを打ち明けてくれるケースが多い。すぐに解決することもあれば、長い時間かけてゆっくり話を聞いて、対処法を見つけるケースも多い。

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先日開催された「社会的処方 出版記念イベント」この本にも登場する「コスギカレー」さんで開催されました。お話しされているのが西先生

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スパイスたっぷりのおいしい3種類のカレーは食べ放題!たしか2月に開催だったのですが、寒空に出てもポカポカだった。
#読書

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