小田急藤沢駅の直通廃止はホーム延伸が目的ではないか。

緒言

先日のダイヤ改正で、小田急は江ノ島線の藤沢駅を直通、スイッチバックする列車を大幅に減らしました。

実質的に系統分離を言える状態です。

これについて個人的に、「真の目的はホーム延伸ではないか」と思っています。

これについて書きます。

藤沢駅の現状

藤沢駅の現状です。

1〜4番ホームがあり、2,3番ホームは同じ線路を挟んでいます。

これらのうち1番ホームのみが10両編成対応となっております。

スイッチバックの構造も相まってこの1番ホームのみ10両対応というのがネックになっており、ダイヤ乱れ時の対応を難しくしているところがあります。

リリースの気になるポイント

さてここで昨年12月17日に発表されたダイヤ改正のニュースリリースを見てみましょう。

https://www.odakyu.jp/news/o5oaa100000214sd-att/o5oaa100000214sk.pdf

藤沢駅の記述は以下のようになっています。

ここで赤丸の分岐器が気になるポイントです。

イメージで色が塗られていないことから、どうやら藤沢駅の系統分離によってこの分岐器が使わなくなるような気配がしています。

そしてこの分岐器の存在というのがまさに、2〜4番ホームの10両対応を難しくしているものです。

つまり系統分離によってこの分岐器を廃止し、ホームを10両対応に伸ばすことを考えているのではないでしょうか。

4番ホームに関しては片瀬江ノ島駅方面しか出ないのでどうか分かりませんが、2,3番ホームは10両対応に伸ばすような気がしてなりません。

まとめ

以上のように、藤沢駅での系統分離はホーム延伸が真の狙いなのではないかと個人的に思っています。

2,3番ホームが10両対応になれば運行上のネックが大幅に解消されると思います。

藤沢駅は以前から改良工事が検討されており、そのうち何かしらの発表があるのではないかと個人的に睨んでいるのですが如何でしょうか。

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