小田急の8両編成廃止について再考

先日、下のように小田急の8両編成廃止を考えたのですが。

※注釈
4連:4両の貫通編成
8両編成:8両貫通も4+4も含めたもの
という風に書き分けます。


改めて考えると、4連の使いみちが余ってしまいそうだな、と思ったので、それについて書きます。


4連の使いどころとしては、6連への増結、4+4の8両編成などがありますが、4連単独での運用と言うと、箱根登山線くらいではないでしょうか。

さてここで、6連は小田原線 新松田〜小田原、江ノ島線の各駅停車で必要で、多摩線の各駅停車でも多く使われます。

一方 箱根登山線に関してはレーテッシュ色の4編成で回っています。


これを踏まえると、8両編成がなくなると4連を4+4で使うことがなくなり、残る需要は箱根登山線向け4編成のほかは、各駅停車に必要な6連を10両編成にしたいときに増結に使う分だけ、となってしまうのではないでしょうか。

そうなると、4連が大量に余ってしまいそうです。


先日は2000形9編成のことしか考えていませんでしたが、4連のことを考えると8両編成廃止はなかなかすぐにはできないのかもしれません。


Exp.Hepburn 松田貴至

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