車輪の再開発

自分で苦労しないと身に付かないってのも(いくらかは)事実。

しかし、詳しい人にさっさと聞いた方が効率が良いっていうのもまた事実。個人的には「アウトソーシング」とか「車輪の再発明」などという言葉を持ち出して、この考えを合理化している。

どこでバランスを取るのかは中々難しい問題。

自分である程度のことが出来なきゃいけない、っていうのもどうなんだろうと。

例えば家事は一通りできなきゃいけないっていう。料理なんかもある程度できなきゃと。流石に炊飯器の操作すら出来なかったらヤバイとは思う。それでも、他は惣菜を買ってくれば済む話(これもアウトソーシング)。料理が大好きな人は勿論やれば良いんだけど、そうじゃない人はやる気もない料理をそこそこできるようにするよりかは、自分が熱中できる他の何かにエネルギーを集中させたほうが良いと思う。それで、料理ができない人を情けないと責めるのも違う。

全方面で平均80点取るのが有利なのはセンター試験とかの話であって、それは各科目100点以上には伸ばし得ないからではないか。

それ以外の日常では、点数(のようなものがあると仮定して、それ)に満点があるわけではないのだから、好きなものを徹底的に伸ばしたほうが良いのではないだろうか。

なお、基礎教養の大切さは理解しており、興味のないものは一切なおざりにしていい、と言いたい訳ではないです。

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