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氷河期世代抹殺計画


経済協力開発機構(OECD)の報告書によると、75年生まれの女性の生涯子なし率は28.3%であり、比較可能な26カ国で最多だそうです。

なんとも無残な話です。


未婚率も多いですし、結婚していても2人以上の子供がいる家庭は4人に1人くらいの割合じゃないですかね。詳しくは調べていませんけど。

そりゃ少子化も加速度的に進みますよ。


雇用も不安定で、なんの支援もされず、ずっと放置されていたんですから、当然の帰結です。

今更少子化対策なんて言ってる政治家は、はっきり言って、口だけだと思います。


だってもう手遅れですよ。


子供が欲しかったけど、諦めざるを得なかった人たちもたくさんいるでしょう。国を恨んでいる人たちもたくさんいます。

上のマンガを描いて投稿したのは、結構前なのですが、最近SNS上で反応してもらえて、「刺さりました」と強く共感してくれる声もありました。


「代わりならいくらでもいる」と安い賃金で使い潰されてきた氷河期世代も、今や40歳を超える中年です。

もはや用済みと言わんばかりに、外国人労働者でその穴を埋めようとしていますが、安い賃金で奴隷のような労働を強いられるので、今や外国人にとって、まったく魅力的な労働市場ではないでしょう。


用済みになり、行き場をなくした氷河期世代が辿り着く先は、自死か、刑務所か、生活保護か…。

国の氷河期世代に対する扱いから鑑みるに、生活保護で財政を圧迫されるくらいなら、死んでもらった方がありがたいと思っているんじゃないですかね。



正直私も、テロリストになりかねないくらいの強い怨嗟の念があります。
しかし、私の武器は剣や銃ではなく、ペンです。

報われないまま生きる屍と化した、あるいは散っていった同世代の為にも、
必ず氷河期世代の問題を総括して、マンガとして形にしたいです。



今回の記事に載せたマンガは『松宅劇場』第9集に収録されています。
氷河期世代の問題だけでなく、精神疾患の話や社会問題を取り扱っている『松宅劇場』は下記から無料でDLできます。是非♪





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