2023.3.15
久しぶりの日記✏️
姉が東京に来た
姉が東京にやってきた。
日本民藝館でやっている
生誕100年 柚木沙弥郎展を見にやってきた。
私は年末年始に沖縄に帰って、姉にも会っていたので渋谷駅で落ち合っても、「お〜はいはい、なら早速行きましょか」な感じで、すぐ日本民藝館に向かった。
姉は去年子供が産まれて、可愛い赤ちゃんがいる。けど、旦那さん旦那さん側家族の協力あって今回の旅行が叶ったそう。電車移動中にその姪っ子の写真を見せてもらって、にやけた顔になった。ぷりんぷりんだね！とかバネみたい！をいっぱい言った気がする。
私が沖縄にいた頃は、姉とカフェ営業をしていたのでなんだかとても感慨深く感じた。
（時は確実に流れてて、人生のステージも変わっていくなあと）
生誕100年 柚木沙弥郎展を見る
お目当ての展示を見た。
私は会期の最初の方で友達を誘って先に見ていたけど、その友達は特に柚木さんを好きというわけでもなく、工芸・民藝よりグラフィックデザイン・プロダクトデザインが好きそうで、展示を見ながら終始「なんでこれをモチーフにしたのが分からない」「この型染めの版のズレが気になる」「この幾何学文様は本当に幾何なだけ？ところどころアルファベットに見えるけど意味があったりするの…？」（意味はなさそうだった）と展示を見てて少しづつ疲れていく様子だった。
（そんな友達を見ててちょっと面白かった）
今回私にとっては2回目の展示鑑賞。
姉は柚木沙弥郎が大好きだ。
1泊2日で展示を観にくるくらいだから
私より好きな方だと思う。
一緒に展示を観ていると、やっぱり楽しかった。
と言うか、初回の友達の雑音（結局雑音と言ってしまう）がなかったので心置きなく観れて、「これいいね」に同感したりされたり、ゆったり観れた。
柚木さんの作品にはどれもぬくもりとか愛情を感じる。なにより自由に好きに作っているように見えて観てて気持ちが良い。作品をつくるその時その時の気持ちをカタチにしているような気がする。あと100歳という高齢になってもまだまだ現役なのが本当にすごい。
展示の中にインタビュー映像が流れてて
「ずっと作り続けるためには」ということについて、「常にワクワクしなくちゃダメだよね。こんな帽子（カウボーイハット）かぶったりして自分をおだててやってくんだよ」というような事を言ってて、それがとても真理というか、少し変にわきまえてる自分にもう少し好きに生きたらイイじゃんと言ってくれてるような気がした。
売店では姉が図録やらポストカード全種類取った？ってほど色々抱えてたので、私も初回では見送ったポストカードを買った。
民藝の良さってなんなんだろう。
本も読まずに自力で考えようとするけど
まず、本読めと誰かに言われそうだな。
民藝品には「使う」ためだけに洗練された用途の美と手作業ならではの手跡が見える愛嬌、愛おしさがあるなと思っている。
洗練されたかっこよさがあるけど人間味もあるところがいいのかなとか思った。
また民藝館に遊びに行こうと思う。
その後
近くのカフェでお茶してその後渋谷の蟹チャーハンの店でお夕飯を食べた。意外と話は尽きなかった。姉が店長してるカフェの事、私の作家活動のこと、パートナーの事。姪っ子の事。いろいろ話した気はするけどよく覚えてない。
渋谷駅に向かう途中でIKEAに寄った。
沖縄にはないから見ていくにはナイスタイミングである。そこで姉は旦那さんへのお土産（チョコレート）を買ってて、ちょっと面白かった。私はグミを買ったけど、食べてみると「日本のグミは美味しい」という言葉を思い出した。甘いだけで美味しくはない歯にまとわりつくグミだった。スウェーデンのグミはいまいちだと知った。
帰宅
いよいよ帰宅。私の部屋に家族が来るのが今回初なのである。一応、片付けたけど綺麗ではないなという自己評価。家族内に私の部屋の評判が出回るだろうから少しドキドキした。けど、姉は私の部屋の良し悪しよりはやく搾乳しなければいけない状態だった。母になった体は本当に不思議だな〜と、自分も適齢期ながら人事のように感心した。
お風呂に入った後ののんびりタイムは
最近受講し終えた起業塾の講義内容を
スライドショー見せながら少しだけ姉に説明したりした。
姉のカフェ（細かく書くと、私の父がオーナーで姉がカフェ店長で家族経営しているカフェ）にも色々課題があるようだけど、外から見てると「こうしたらイイじゃん！」と一目瞭然的な感じがした。けどやっぱり自分の事になると分かんなくなるよね〜という感じ。私も分かったり分からなくなったり。そんなこんなで動けないのが1番良くないよねという意見一致で一旦おひらき。
明日の事。
明日は鍛金教室だ。
姉は帰る日だけど、朝一緒に部屋を出て
私が勧めたお店でモーニングするらしい
羨ましい。姉、気をつけて帰ってね。
鍛金教室ではカトラリーを作ろう。
いい日になるといいな。
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