2022.11.9

渋谷でモーニングしてみた。

今日はお休みの日で、お昼前に沖縄から来る父と兄に会う予定があるので、それならもう少し早く家を出てみようてなことで、10時くらいに渋谷に着いて人間関係っていうカフェでスコーン一個とミルクティーをいただいた。本を持ってくる予定が本を忘れて、ただiPhoneをいじるもったいない感じになってしまった。
人間関係って名前のカフェ、雰囲気良くてお手頃な値段で、また行きたいな。と思った。
本は必ず持って行こう。


父と兄に会った。

父と兄が東京にやってきた。
8月ぶりに会った。変わらず元気そうで、兄はしっかりしてる風にもどこかほわっとしてて、父は変わらずホワホワでにこにこしてて安心した。
確実にこの人達と血を分けてるなと客観的に見て思った。

日本民藝館に行く。

そもそも今日は、父と兄は仕事でお世話になっている日本民藝館にあいさつしに行く予定で、それに私もついてきた感じ。
日本民藝館は一度「琉球の美」という展示の時に行った。建物も展示品もよくて、父と兄からしたら、こりゃ勉強になる宝の館だろうなと思った。
兄が民藝館のスタッフの方に「北窯の松田です」って言ったら、スタッフの方が歓迎してくれて、今やってる展示を見せてもらった。朝鮮の展示だった。(だめだ、展示を見た瞬間はとても鮮烈に心が動いていたのに、夜に文に起こそうとするともう忘れている。)兄が何か書けるものがないかと自分のカバンをさぐって、結局給料明細の紙の裏面にメモやらスケッチやらをしてたのがちょっと面白かった。

一通り展示を見た後、父もそこそこご老体なのでスタッフルームにて少し休憩させてもらった。
その際に、毎年ある民藝館の公募(館展)について少しお話しを聞いた。近年の入賞作品に、金工作品をあまり見かけない(入賞者の名前だけで写真が載ってないだけなのかもしれないけど)のが気になって、どんなものが出品されているのかずっと気になっていた。金工部門は薬缶や鍋、スッカラが良く出品されているらしい。

なるほど〜と思いつつ、「え、私はどこに向かおうとしているのだろう」と思った。

民藝の世界は好きだ。
たぶん正確に言うと、柳さんが「民藝」と名づける前の人々の暮らしに息づいていて、もうすでにあったもの達が好きだ。なんの見栄もなさそうな、必要だから作ってるけど、「もっと良くしたい」みたいな気持ちが、「ひらめいちゃった」みたいな愛嬌が好きだ。
民藝の事語ると、見当違いな事いっぱい言いそうなので、もう黙るけど、私は民藝館に並んでいるもの達からそんな感覚を受け取った。


帰る

父と兄は世の帰宅ラッシュに巻き込まれる前に
宿泊先の逗子に行きたいと言うので16:00前に別れた。
人と会って帰る時はいつもほんのり寂しいけど、今日ははっきりと寂しいと感じた。
そんな感情を慣らすために、家に着いたらアニメ見て、作業して、いつもの感じに返った。
なんかもったいないことしたな。
寝る前に民藝館から頂いた本読もうかな。

柚木沙弥郎さんの本は、民藝館のミュージアムショップで父が急に私に買ってくれた。
私が柚木さんの金槌の版画を持っているのを知ってて、父は「好きでしょ?」といって持たせてくれた。
父にはずっと幸せで祝福いっぱいの人生を送って欲しい。し、私はその人生に加担したい。(重たい娘)


明日の事

明日は鍛金の先生のところ。
何をしよう、自分の仕事進めるか
新しい制作に入るか、迷うな。
とにかくいい日になればいいなあ、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?