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【40女の婚活】8人目:11歳下のバケハくん

少し涼しくなってきて、それに伴いやる気が出たので、土日に1つずつ婚活パーティーに行った。

【土曜日】

男女共に30歳〜49歳が対象で、男性7人・女性9人。
男性は40代がほとんどで、1人いいなと思った人がいたけど女子高生の子どもが2人いると言われて、うーんとなってしまった。
子どもがいる人と付き合うの、想像がつかないなぁ。

あと、【天ぷら9つ中7つ食べる人】がいた。
その人はすごいかわいい子とマッチしてて、その女の子とたまたま2人になったときに「あの人、天ぷらめっちゃ食べてきますよ」って言いたくなったけど、言わない方がいいに決まってるので言わなかった。

最終的に、全然タイプではない、家が近い同い年の人を書いたらマッチングした。
今度、ごはんに行くことになった。
あとから考えたら、通勤に使う地下鉄が一緒で、気まずくなったら嫌だからやめておけばよかったかも。

【日曜日】

いつもは東京都内の婚活パーティーに参加しているのだが、婚活パーティーの司会の人の言った「いつもと違う地域で参加してみるのもおすすめです!」という集客をねらった営業トークを真に受けて千葉のパーティーに参加してみた。

男性21人・女性19人。
【マイペースな普通の人】がいた。

【マイペースな普通の人】は私の前にきた時、すぐには座らなくてもじもじしてた。
『もちろんこっちも気まずいのよ。サラっと対応してくれよ〜』とゲンナリ。

「一応見ます?なにもアップデートないですけど」とプロフィールカードを渡したら、「え!ドライブ好きなんだ」と言ってきた。

2人でごはんに行った時に「どこどこに行くのが好き」とか、「運転するの好き」とか、「運転好きだけど維持費が高いからカーシェアだよ」とか話したけどなーって思って、わずか2度くらい残っていた温度がマイナス10度くらいになった。
(この話をした時は、まだこの人いいかも♥と思っててドライブデートに自分から誘おうかしら、と思ってた)

21人もいたのに、この人!という勘はのようなものは感じなかった。
(【マイペースな普通の人】に会った時は「この人と付き合うかも!」と思ったので、本当にあてにならない勘ではある。)

パーティーの対象年齢が20歳〜49歳だったので、「お!いい感じの人きた!」と思ってもプロフィールカードを見ると20代だったり、30代前半だったりで、(私はいいけど、相手的にはナシかもな〜)と思って、上辺だけの会話で終わらせた人もいた。

なんとなくいいかなと思っている年齢層(35歳〜40歳くらい)で、話してて楽しいなって思う人はいなかった。

一通り話したあと、第一印象でいいなと思った人を書き、司会者が集約し、「あなたのこと○番の人がいいって言ってますよ」とそれぞれに教えてくれるという気まずいイベントがあり、「どう考えても年が離れすぎてるよな」って思いながら29歳の人を書いた。

その人は販売系の仕事をしていて、バケハ•メガネ・ボディーバック。
ちょっと遅刻してきていて、
開口一番「ぼく、遅刻しちゃってちょっときまずいです」と笑ってた。
会話も軽快で、一番話しやすかった。

でも29歳。

「とりあえずいいと思ったし、書いとくか」くらいの気持ちでバケハくんを書いた。

バケハくんも書いてくれてた。
(ただ、ほぼ全員の番号を書く人もいるらしいと聞いたことがあったので、へーうれしいなー、くらいで思ってた。)

その後、男女交代で目を瞑り、その間に気になってる人の前に自分の連絡先カード(1人5枚まで)を置くという地獄の時間があり(笑)、その人は連絡先を置いてくれた。

私も置いたけど、置く時に見たら他の人からもいっぱいもらってた。
(そりゃそう。愛嬌があってかわいらしく、清潔感があって、人当たりがいいんだもんな。)

「まさかマッチングはしないだろうけど、、」と思いながら、1番よかったので最終的なカードにも1番に書いたら、マッチしてしまった。

「男性@番、女性@番」みたいに発表されるのだけど、私の番号が呼ばれた時にちょっとだけ「ひっ!」みたいな声をあげてる女の人がいた。
多分、自分じゃなくてショック受けてたんだと思う。
バケハくん、モテモテじゃん。

マッチングしてから慌てた。笑

若すぎる!!若すぎる!!!若すぎる!!!


他にマッチしそうな人がいなかったから書いた
→モテてたからそれはないか
②ヤリモク
→いや、ヤリモクならもっと若くて可愛い子にいけたはず、40女をヤリモクでってのは重すぎるだろ
③番号間違えた?!
→これありそ〜

などぐるぐる考えるながら合流。

(ちなみに8月末くらいにマッチングした29歳は、ラインをしてて「いつ会える?」と聞かれ、「いま結構忙しい時期で…9月5日以降なら!」と伝えたら未読スルーされて終わった。この人はヤリモクだね。なんやねん!)


バケハくんと駅まで歩いても「このあとどうしようか?」とか言わないから、アレ??この人もしやサクラなのか??とも思った。

サクラならしっぽ捕まえてやる!と思って「サクメシ行きます?」と自分から誘った。

「あ、行きましょうか!」と軽くOK。

2人とも来たこと無い駅で、栄えてそうな大通りを見つけて、脇道も覗きながら歩く。

お店がなくなってきて、何にしましょうか、、?と言うと「ちょっと通り過ぎたところに、気になるのありました」と言うので戻ることに。

少しだけ不安がよぎる。
(「気になるお店」じゃなくて「気になるの」とは一体、、、)
(この先を曲がったところにラブホ街あったよな〜、、)

バケハくんは「どうしましょうか〜」とゆるゆるふわふわと歩いているが、「お店みつかんないし、ホテル」とか言い出すんじゃないかとドギマギしていた。(落ち着け40歳)

しばらく歩くと、
「ここです、気になるお店」
と町中華を指差す。
「中華、嫌いじゃないですか?」と。

え、めちゃくちゃピュアボーイな可能性出てきた…!!

注文する時に、レバニラを注文したくて、
「レバー好き?」
と聞くと
「え!ニラレバっすか!いいっすね!好きです!」
というので
「違うよ。レバニラね」
と【レバニラ炒め】と書かれたメニューを見せると、アハハと笑ってた。

単純にかわいいし、会話のテンポも合う。
いままでデートした人は、会話のテンポが合ってなかったんだなとわかった。

バケハくん、めちゃくちゃ記憶力が良くて9組もマッチしたのに、あの人とあの人がマッチしたよとか、白い服の男の人ちょっと変わった人だったとか言ってておもしろかった。

「どの人か忘れたけど年収が1500万の男の人いたよ!すごいよね〜。仕事やめても養ってもらえそうだぁ、笑」と言うと、

「ぼくは、年収とかは大事じゃないと思います!フィーリングが合うかが一番大事です。でもぼくももうすぐ昇給試験があって、年収アップする予定ですけどね!」

と言ってて、めちゃくちゃピュアボーイ!
「生きてくにはお金も大事よ」なんてしょうもないことは言いたくないくらい、かわいかった。

自分も昇給するって言ってくる感じも、良かったなぁ。

「ぼく以外にも連絡先渡したんですか?」
「連絡先くれた人にあとから連絡するんですか?」

みたいなことも聞いてきて、それも、もれなく良かった。

「渡してないよ」「しないよ」って答えた。(ほんと)

餃子とレバニラを食べて、1時間くらいで出ることになった。
お会計はサッサと伝票を持ってレジに行って、私にお金を出させないように物理的にレジをカバーするような形をとり、全部払ってくれた。

店を出てから「半分出すよ〜」って言ったけど、「ぜんぜんいいですよー」といやらしくなく言うので「ごちそうさま、ありがとう。」ととっても気持ちよく奢ってもらった。

(1時間くらいで心があったかくなったから、なんか好きなものでも買いな!って3万くらい渡したいくらいだった。こわいだろうからやめた。渡してたらママ活ロード一直線でした。)


店を出ると「あの紙(連絡先の紙)みて、ラインしますね」と言う。

あ、でも交換しとく?(ID入れんのめんどいし)とQRコードを出して読み込んでもらった。

すぐにスタンプ1つ送ってくれた。

スタンプもかわいいのかよ!


名前はフルネームで登録してて、それがとても良いなって思った。

帰ってから、自分からラインした。(めず)

👩「ありがとう、ごちそうさま!今日さ、遠いから行くのやめようかと思ったけど行ってよかったよ」

👨‍🚀「こちらこそ」
👨‍🚀「土日が休みでしたっけ?」

👩「そう!そっちは土日休みじゃないよね?」

👨‍🚀「はい…平日休みです…」

👩「平日早く帰れる日があったら言うね」

👨‍🚀「ありがとうございます😊

ほっぺ赤いニコニコマーク!かわいい。
(落ち着け40歳)

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