あなたの野菜で地域が笑顔に♫ぶこつ野菜も大活躍する方法
こんにちは!
北海道の農産物や水産物、乳製品が大好きな北海道民のマツモトです。
私は、道北や道東の野菜、乳製品、水産物やその加工品を道内外に広めるお手伝いをしています。一次産業が大好きで、畑や牧場で働くこともあります。
今回は、地域活性化にもつながる農産物の販売方法について実際に行い、効果があった方法をお伝えしたいと思います。
ITやマーケティングに詳しくない方でも取り組める具体的な方法をわかりやすく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 地域を笑顔にする販売方法
まずは、地元市場の活用から始めましょう。地元のスーパーや道の駅、農産物直売所は、地域住民や観光客に直接農産物を販売する絶好の場所です。これらの場所に出店することで、地元の人々に自分たちの農産物を知ってもらうことができます。
特におすすめなのが、地元のスーパーの特売日や人が集まりそうな日に、スーパーの外でテントを立てて販売する方法です。
特売日には多くのお客様が訪れるため、目に留まりやすい場所で販売できるので効果的です。販売の仕方としてオススメなのは、野菜の詰め放題です。ジャガイモ、タマネギ、ニンジン、トマト、ピーマン、ヤングコーン、オクラなどを使ってみましょう。
自分たちで販売する際に大変なのは野菜の梱包作業ですが、詰め放題にすることでその手間が省けます。また、詰め放題はご家族やお子さまにも楽しんでいただける、ちょっとしたイベントにもなります。
詰め放題と同時に、つくっている野菜も一緒に販売してください。お客さまとのやり取りから学べることも沢山あります。
また、通常は市場に卸せない「ぶこつ野菜」も、詰め放題だとちょっとした脇役で良い味を出してくれます。
大切に育てた野菜を捨てることなく、楽しんでいただき、食べてもらえる、それがこの販売をオススメする理由です。
地元市場のメリット
地元の顔なじみのお客様が増えることで、信頼性が高まります。
直接、お客さまの声を聞くことができるため、商品改善の参考になります。
具体的なアクション
地元のスーパーや道の駅に問い合わせ、出店の条件や手続きを確認しましょう。
特売日やイベントの日程を確認し、その日に合わせてテントを設置し販売を行いましょう。
季節ごとのイベントや祭りに参加し、出店することで新たな顧客層にアピールしましょう。
2. オンライン販売から直接販売、体験型農業へ
次に、オンライン販売を導入することを検討してみましょう。インターネットを利用した販売は、地元以外の多くの人々に農産物を届ける手段として非常に有効です。
さらに、オンライン販売を通じて、直接販売や体験型農業への関心を高めることも可能です。
オンライン販売と直接販売と体験型農業のメリット
地元だけでなく、全国各地から注文を受けることができます。
オンラインでの販売活動を通じて、農場や観光農園の存在を知ってもらうことができます。
直接対話することで、消費者との信頼関係を築けます。
農業体験を通じて、消費者に特別な体験を提供し、リピーターを増やせます。
具体的なアクション
産直サイトなどを使って、簡単にオンラインショップを開設できるサービスを利用しましょう。
XやInstagramなどのSNSを活用して、自分たちの農産物をアピールしましょう。写真や動画を投稿し、フォロワーを増やすことで販路拡大につなげます。
自分たちの農場や観光農園のウェブサイトを整備し、オンライン販売とともに体験型農業の情報も発信しましょう。
オンライン販売から直接販売・体験型農業への結びつけ
オンライン販売を通じて、消費者に直接販売や体験型農業の魅力を伝えることができます。例えば、オンラインショップで購入したお客様に対して、農場見学や収穫体験ツアーの案内を同梱することができます。
また、SNSやウェブサイトで定期的に体験型イベントの情報を発信し、オンラインでの顧客を現地に誘導することが可能です。
3. 共同販売の取り組み
地域の農業法人や個人事業主と連携し、共同で販路拡大を図ることも有効です。力を合わせることで、個々の負担を軽減しながら効率的に販路を広げることができます。
共同販売のメリット
宣伝費や運送料を分担することで、コストを削減できます。
複数の農家が協力することで、より多くの顧客にアプローチできます。
具体的なアクション
地域の農業組合に参加し、共同販売のプロジェクトに取り組みましょう。
地元の農家と連携し、収穫祭や試食会などのイベントを共同で開催し、地域全体の農産物をアピールしましょう。
まとめ
地域を笑顔にするためには、楽しく売ることと無理をしないことが大切です。自分たちも無理をせず、地域の方にも楽しんでいただける方法を考えましょう。例えば、詰め放題を活用すれば、梱包も必要なく、市場に出せない「ぶこつ野菜」も無駄にせずに有効活用できます。
また、オンライン販売を通じて全国に農産物を届けると同時に、農場見学や収穫体験ツアーを案内することで、消費者との絆を深めることができます。
地域の魅力を活かして、北海道のおいしさを全国に届けましょう。何か疑問やお困りごとがあれば、いつでもご相談ください。