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オンライン授業ノート

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2020年6月の記事一覧

Zoom、Meetの顔出し問題

Zoom、Meetの顔出し問題

オンライン授業において学生が顔を出さないことを擁護する向きもあるが、
じりじりと感染者は増え続ける今日この頃、就活時のオンライン面接は一定数続くか、増えると考えられる。
(オンライン面接で入れた子がスカタンだったとなったら話は別である)

なので、訓練として、普段から顔出しに慣れておいたほうが就活は円滑に進むと思っているし、確率100%でそうであろう。

今は時間がないので具体策はそれぞれ考えて欲

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『インターン』という言葉問題

『インターン』という言葉問題

インターンという言葉をめぐって問題が起きている。
定義の曖昧な言葉になってしまっているのだ。
もともとは就職が内定した学生が在学期間中にその組織内に入って職業訓練するイメージだと思うが、

・企業側が内定どころか応募すらしていない学生に対して、会社説明会にお試し研修をくっつけたもの、をそう呼んだり、

・内定者対象のアルバイトや研修、その色々な組み合わせ、をその名で呼ぶし、

学校組織は組織で、『

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キャラクターデザインの2つの要素

キャラクターデザインの2つの要素

なんの因果か、何人かの美大生の『キャラクターデザイン』を見ているが、美大生なので発想は面白いことが多い。
私は本当の発想は神聖なものと考えているので、そこには口を挟まず、外的な様式的なことだけを指導するのだが、
発想が面白い者ほどそこらへんができないということがある。
逆も真なりで、きっちり要件を満たしてくると発想がありきたりになるのだ。
考えてみると、これは本人たちの思考形態〜論理型か創造型か〜

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授業スピードの問題

授業スピードの問題

学生が授業スピードを速いとブーたれているツイートを発見。一瞬腹を立てるが、もう四半世紀繰り返されてきた問題だ。
一本のゲームのプレイ時間(50時間とか80時間とか)より短い授業時間でそれを作る技術の継承がなんとかなると思えるのは、まぁおめでたいのだが、こちらはそれをやろうとしてるので、説明内容の転換は速くなり本を書けば厚くなる(爆)。ところがそれをなぜか分からない人がいつも一定数いるのだ。
万里

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オンライン授業4 録画と授業のクリエイティビティ

オンライン授業4 録画と授業のクリエイティビティ

多分軌道に乗っていて、安心はじめてきているのだが、今回は少し授業開始時に出席率が悪いのだった。もちろん時間と共にだんだん増えていったけれど、ど頭でショボいのは気分的にあまりよろしくない
とはいえ、リアル授業時も同じ問題が起きる。その場合の対策としては、最初に大事なポイントを伝えて、遅れてくるとそれがわからない。というようにしてしまう、というのがある。
ところがどっこい、それをやろうとしても、オンラ

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【オンライン授業3回目】

【オンライン授業3回目】

学生も私も慣れてきて、けっこう良い感じに行けていると思う。
むしろ対面よりうまくいく部分も多い。(最終的な結果はまだ分からないが……) もしかしたら永久にオンラインの方が良かったらどうしよう(笑)
かなりいいのが、学生がリアルタイムに質問できると言うことだ。

3Dは、扱う概念は多岐に渡り、メニューも複雑怪奇。当然、経験の長い私の授業でも学生が感じる疑問は多く、そこにどう答えるかが大きなポイ

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