町民劇「石狩川」で全国最優秀賞を受賞
横浜JCや京都JCなど、大所帯のJCを相手に最優秀賞獲得
2005年当時、青年会議所のメンバー数が9人と少なくなってしまっていた年に、町民劇「石狩川」を上演し、2006年の青年会議所主催の全国大会「アワードジャパン2006」で最優秀賞を獲得しました。60もの青年会議所が応募する「地域開発部門」にエントリーし、その中でトップの「優秀賞」を獲得。さらに全部門の中でもトップの最優秀賞を獲得するという快挙を遂げました。
本庄睦男「石狩川」と青年会議所
「石狩川」は当別町出身の小説家である本庄睦男 氏(1905-1939年)の代表作で、当別町を開拓した仙台藩支藩の藩主 伊達邦直公が当別に入植した史実を描いた作品です。
青年会議所は、まちづくりを標榜する団体であることから、より多くの町民にこのまちに関心を持っていただくことが一つの課題となります。その中で、当別町の歴史を知っていただくことは郷土愛の醸成につながることから、開拓史を学ぶ機会を持つことも多く、「石狩川」も歴史を知っていただける作品の一つです。
4歳~81歳の町民40人以上を巻き込み上演
劇には、4歳の子どもから81歳の大人までの町民約40名以上が参加し、約8ヵ月間の練習を重ね、上演に臨みました。劇は手探り状態で始め、青年会議所メンバー9人での運営だったため、「準備は辛かった」というように大変な苦労がありました。さらにスタッフを合わせるとさらに多くの人が関わった事業であったため、本番当日まで全員が揃ってのリハーサルも出来なかったようで、苦労の末に成功を収めた事業となりました。
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