一般社団法人当別青年会議所について
1980年 当別青年会議所の設立
私たち一般社団法人当別青年会議所(略称「当別JC」)は、基幹産業の農業が減反政策、さらには冷害により大きな財政的圧迫を受け、かつまた隣接する札幌市、江別市の商業圏の拡大による商工業への影響、そして札幌大橋、当別ダムの建設計画など町の将来が大きく振れ動く1980年に全国668番目の青年会議所として活動を始めました。
以来、当別青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」という理念を掲げ、地域の総合的な発展に寄与することを目的に様々な活動・運動を行ってきました。また、人種、国籍、性別、職業および宗教の別なく自由な個々の意志により入会したメンバーで構成されています。
まちづくりとリーダー育成
青年会議所は活動の基本を「個人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」におき、社会的課題に積極的に取り組んでいます。 青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、40歳をむかえ卒業した卒業生は地域のリーダーとして活躍するばかりではなく、政財界へも多くの人材を輩出(※)しています。
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当別町長/当別町商工会 会長/当別町社会福祉協議会 会長/建設協会 会長/観光協会 会長など
青年会議所は「授業」として受動的に学ぶことが多い「学校」とは違い、実践を通して学びを得る人材育成機関と言われるように「個人の機会」「地域の機会」「ビジネスの機会」「国際の機会」という4つの機会を通して主体的に参加することで多くのことに気付き、そして学びへと繋げていきます。
未来のまちづくり
青年会議所では、その時々の背景(まちの問題や課題)に合わせて、様々なことの政策を立案から実行まで行います。親子のふれあいをテーマにした「あそ雪の広場」は40年以上前に当青年会議所が始めたイベントであり、また現在では当別最大のイベントとなった「とうべつ花火大会」も青年会議所がはじめ、現在は他団体が引き継ぐかたちで開催されています。
自分たちが始めたイベントも他の団体に引き渡していくことが多い青年会議所ですが、その理由は、まちの課題から「0 ⇒ 1」を生み出すためです。それはまちのためでもあり、「まちづくりとは人づくり」と言われるように、メンバー自身が「気づき・学び・育つ」機会を持つためでもあります。
設立の想い
私たち当別青年会議所の想いは、設立趣意書に記されています。
「わたくしたちの青年会議所は多忙でもいい、唯この地を愛し、未来に大きな夢と希望と情熱をもった青年の集まりにしたいと思います。どうか皆様の深い御理解と御協力をたまわり、多くの皆様の参加を希望してやみません。」
(1980年6月20日 当別青年会議所設立趣意書 一部抜粋)
この想いを引継ぎ、このまちのために活動を続け、個の成長から社業やまちの発展に繋いでいき、持続可能な地域の創造を目指しています。
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