編集思考から社会課題解決

佐々木紀彦氏の著書「編集思考」を読んで、まだ前書き段階だというのに、少し思ったことが・・・自分用のメモ程度に。興味があれば一読どうぞ。

以下、もしかしたら、

マイナスの情報共有×無責任なアイディア=社会課題解決&人のやりがい

に繋がるかもと思ったこと。

ーーーここから下部まで飛ばしてOKーーー

本書の内容としては、「編集思考」を通して、多くの人がその思考、スキルを身につければ、様々なものを結びつけ、より良い社会や国、人のやりがいを作ることが出来るというような内容だと思う。(前書きしか読んでいないので)

その前書きの中で、今の社会は縛られている=学校の校則に縛られている学生のようなものだ、という文言がある。

そして、その不自由な社会は思考をも拘束しており、自由な発想をも邪魔していると。

その中で引っ掛かったのは、サラリーマンが定年退職後に目標を失ってしまうことや、学校卒業後に何を目標にしたら良いか分からない人がおり(大体は既知のことだが)、今の社会目標だったり目的を個人が見つけることが難しいという人が増えているし、これからそれがより増えるのではないか、ということ。(理由については本書にあった気がするが割愛)

ここで、最近の自分の考えになるが、様々な活動(仕事や団体、慈善事業、活動)を通して、より効果的に効率的に社会を良くするためには、ということ。会社の仕事ももちろんこの世の中のためになる必要があるし、みんなの時間やお金を使って何かをするのに、効果が低いことが多い(気がする)。もっと社会に対してインパクトが必要だし、何かをやるのであれば、出来れば後世のためになること、社会のためになることをやりたいと思う。

という考えの中で、どうしたらもっとより良いアイディアや実行する人(やりたい・取り組みたいと思う人)が増えるのか。

課題としては情報が溢れているようで、地方の情報はあまり広がりがない(発信者も少ないことやフォロアーが少ないものに対しては注目が集まりにくい)。課題解決に向けて動く主体者の覚悟がかなり必要(お金・時間・ネットワーク構築に対しても)。発信者の発言自己責任風潮が重い。課題解決に動き出している人に対する周りの他責感も大きいのと、クラウドファンディングなどは既に動き出している人がいるため、特に周りが主体性を持つことが少ない。

以上のことから、「目標」や「目的」を持っていない人が主体的になれる可能性はかなり低く(特に社会課題解決に対して)。

もっと無責任ながらも情報を共有して、アイディアを出し合っていくべきではないか。

メリットとしては、まず課題解決へ主体的になるには、めちゃめちゃ緊急性もしくは重要性がその人にとって高いか、そうでなければ、その解決の道筋が見えており、その先に自己成長や未来への可能性が見えるときではないか。

ーーー本題。ここから読んでOKなくらいーーー

①今自分の中で問題もしくは課題だなと思うことを発信

②その課題に対して、思いつくアイディアの発信、もしくは既に解決しているような施策の共有など。

基本的にはツイッターのように実名・匿名可能な状態で、これらをできるWEB上のものなのか、何かがあれば、これを見た人が、自分なら解決に乗り出して見ようかなと思って、少し主体的になってもらえれば良い。

そこにビジネス化できるか(つまり持続可能性)という要素も含めると尚良い気がするが、そこまで求めないとしても、匿名だからこそ「こうすれば良いのに」というような無責任な発言からヒントだって得られるかも知れない。まずは道筋(解決可能性)がない限り、なかなか取り組めないから。

ここでの禁止事項は、結果無理でしょ、というものや意味ない、というただの批判は禁止し、「この視点が抜けている」「こう考えた方が良い」などの意見はOKにするというもの。

きっとそれぞれが住んでいるところや地域の課題について知っているもの、知らないものは多い。

もし、課題だらけでまち全体が悲観的になるならば、それはただ知ることを先延ばしにしているだけ。

もしくは何かに取り組もうとしている人が、きっと今取り組んでいる課題と知らなかった課題を組み合わせて一挙両得に解決する相乗効果も生み出すかも知れない。

課題を分かっていても動き出せない、誰も動かないことはあるかも知れないけれど、知らないよりは良い気がする。

その中で、最初にあったように目標、目的がない人、何に向かえば良いかわからない人のやりがいなどにつながれば、社会はもっと良くなる。

読みにくいけど、思ったこと徒然と。

実現できるかどうかは自分次第。

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