組織運営について(メモ)

メモとして。動画の補足として。

以下のことを解決している。
・次世代を担う経営者・管理職がなかなか育たない。
・管理職ごとにパフォーマンスにばらつきがある。
・優秀なプレーヤーが管理職になっても、管理職として機能しない。
・各階層の役割・責任・権限の範囲が明確に定まっていない。
・上司の指示に従わない部下がいる。
・当事者意識が無く、組織や部署を批判する社員がいる。
部下に嫌われたくないと思っている上司がいる。
雰囲気はいいが、成果が伸び悩んでいる部署がある。
他責にする上司や部下がいる。
など

課題の「根本原因」は組織内に発生する「誤解」や「錯覚」
認識のズレ
①相互認識のズレ
(例:「甲子園にいく」「なるべく早く」「〜意識する」「強化・徹底・改善・向上」など)
②事実認識のズレ(例:一つの事象についての認識のズレ:「給与・サービス・対価」→A.経営層「サービス→対価→給与」、B.社員「給与→サービス→対価」)
   → 社員への迎合が起きる。健全な組織運営が出来なくなる。

初めての人に自分をどう伝えるか。

・人はコミュニティに位置している。
ほとんどがコミュニティ情報を相手に伝えている。
※いくつものコミュニティ情報が重なり、より相手を深く知っていく。

つまり、所属するコミュニティの価値UP → 個人の価値UP

※しかし、所属する組織を批判する人がいる。

同一ルール下にいる=同一コミュニティ下にいる
→ルールを明確に設定し、メンバーに認識させること(そして守らせる)

リーダーがやりがちなこと
・やりがいを与えてコミュニティ内にきてもらう → ×
・一人一人にルールを合わせる → ×

どのようなルールを決めるべきか。

・姿勢のルール/行動のルール

姿勢のルール
出来る、出来ないが存在しない
・挨拶
・身だしなみ
・出社時間
→組織の構成員として最低限守るべきルール ←大事(守らせること)

出来る/出来ないが存在する
・相手がある上でのもの。スキルなどにより、出来ないがある。

組織に存在する姿勢のルールを書き出してください。

ルールを作成する際に。
・「明確」であること
完全結果/不完全結果(結果についての相互の認識が一致する状態が完全)

・市場から評価を得る(社長)
 → 社長からの評価を得る(部長)
  → 部長からの評価を得る(課長)
   → 課長からの評価を得る(担当者)

リーダーの視点
役割/責任では上の方が見るべき時間軸が異なる
→トップほど、先の未来をみている。その時間軸について、合わせるために下(部下)は、上(上司)に合わせる必要がある。

「組織が市場からの評価を得続けるための決断をすること」がリーダーの正しい決断であり、
これに反する事は全てリーダーとして間違った行為。

7つの過ち

①理念経営
 →全員が理念を理解し経営者のつもりで考えた方がうまくいく。→ ×
  →責任ある人と下の人がその理念を見たとき「すべき」が違うことが起きやすい。(視座の違い、また説明コストの問題、正しく早く動かす面において)

②適材適所
 →何をするかではなく、誰とするかの方が重要。→ ×
  →組織のあるべき姿=設計図、組織図があるにも関わらず、人に合わせたかたちにしてしまうとその分時間やコストがかかる。
 → 適所適材が〇

③モチベーション
 →部下のモチベーションを上げることが大切と考えている。 → ×
   →「何かを与えられたメンバー」が「行動・サービス」をする。逆に与えられないと動かない。
個々に合わせるのではなく、明確なルールに合わせるべき。

④仲の良い会社
 →上司とも友達のように仲の良い会社の方が部下は力を発揮する。 → ×
  → 仲が良いことを前提にする場合、ルールが感情を持つ。

⑤全部知っておきたい
 →チームのトップが管理職の部下を飛び越えて聞く・指示出し → ×
  →役割の階層を飛び越えてしまうことで、中間と同等になる・もしくは中間の責任がなくなる。

⑥360度評価
 →評価が多方面からとなるため、客観性が生まれる → ×
  → 上司「高い数字」 同僚「困っているとき助けて」 部下「モチベーション上げて欲しい」 
合致しない、相反する要望→混乱に。

⑦部下の幸せ
  →部下を幸せにすること
  =チームを勝利に導いて、多くの分配を与えること
  =成長感を実感させること
  成長=利益
モチベーション=成長の過程で自己設定するもの
例)部長になりたい!もっと稼いで、良い車が欲しい!
※モチベーションは人に与えられるものではない。

そのために必要な機能は、
・何を持って成長とするのか基準を決めること
・何が出来ていないかを明確にすること

 =出来ないことが出来るようになる

リーダー:出来ないことを明確にしてあげる + 迷わせない
※リーダーの決断は間違っても良い
※動きを止めないこと

理想のリーダー

・社員から未来に感謝されること。=社員を大事にするリーダー

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