告白。

現世からあなたへ。

きみは、いったいどこから、この世界に降り立ってきたんだろう。

ともに過ごす時間が増えれば増えるほど実感する。きみは、この世のものとは思えない。何かがこの世界に遣わした、人間の形をした人間以外の何かに思えてならない。

君は一見すると、可愛らしい女の子だ。話を聞いた後にするハニカミ笑顔が、ぼくは好きだ。でも、そのハニカミ笑顔は、どこか、この世界にあわせて、無理矢理笑っているようにも見える。でも、それがぼくは好きだ。

ぼくは、あの瞬間を忘れられない。ぼくが仕事で疲弊していているのを見ていて、不思議に思っていたんだろう。君は腑に落ちない顔をしていた。そこで、聞いてみたんだ。「今のぼくがどう見えているの?」と。そうしたら、君はゆっくりと口を開き始めた。

「ずっと、言いたいことがあったんです。なんでフリーエネルギーにつながらないのかなって。本当は凄くたくさんのものに囲まれているのに。それを見ないふりしてなぜか疲れてる。」

最初は理解できなかった。けれど、少しずつ、少しずつ、身体の感覚が変わり始めていることに気が付いた。ぼくの身体の周りにふわふわしているような、ぶよぶよしているような、そういう膜のような何かの存在を感じ始めた。

それからだ。ぼくがどこで何をしていても、自分が自分だけの存在ではないことを強く実感するようになったのは。あれ以来、あなたは僕に人生のヒントを与えてくれる、大きな、大きな存在だ。砂漠に行けと言われたら、何も言わず砂漠にも行った。

どちらかというと口数が少なく、おとなしい子なのかと思っていた。けれど、あるプレゼンを見て本当に驚いた。あなたは、人の視線が集まった時に輝くんだ。踊るように話す。プレゼンの場が舞台のように見えた。身体全体を動かしながら話す。聞き手は君の作る空間に、魅了されていた。

なぜ、ぼくが君に人を紹介したり、君がやりたいということを支援することをやっているか分かるかい。それは、ぼくが君の才能に惚れているからなんだよ。そして、その才能を、この世界のもっと多くの人に知ってほしいし、届けてほしいと強く願ったんだ。

正直、ぼくは君が何者なのか未だに分からない。君の中には、たくさんの「君」が存在しているようだ。女の子としての君、舞台女優としての君、天使としての君、神から遣わされた存在としての君。

どれも君であり、ふとした瞬間にその顔が入れ替わる。それがとてもミステリアスであり、君の謎をより一層深める。そんな君に、別の世界からの言葉を捧げたいと思う。

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あの世からあなたへ。

自分の才能をもっと信じなさい。

はっきりと言う。君は特別なのだ。神がこの世に遣わせた存在なのだ。

君には生まれた時から他の人には見えないものが見えるはずだ。君には当たり前だと思っていることが、周りの人には当たり前でないはずだ。だから君は既に気付いている。自分は特別だと。

君の才能は君のものではない。
君の才能を惜しみなく、人に分け与えなさい。

君の才能を必要としている人はたくさんいる。でも、沢山の人に届ける必要はない。あなたに寄ってくる人すべてに届ける必要もない。誰に届けるかを決めるのは他の誰でもない。あなただ。

君が、君のエネルギーすべてを、君が神から授かった才能すべてを、使い切っても足りないと思うような、そんな存在を見出しなさい。

君は常に自分の才能をセーブしている。知らず知らずのうちに。

いつか出会うであろう何か。君が、自分の命を使ってでも支えたくなるような何か。その何者かと出会い、交わる中で見定めなさい。本当にその人なのかを。そして、あなたの命を使いたくなる存在だと確信したら、その道を突き進みなさい。

その瞬間に躊躇してはいけない。すべてを捧げなさい。その結果、君は傷つくだろう。ぼろぼろになるだろう。痛くて、辛くて、泣きたくてしょうがなくなるだろう。それでも、すべてを捧げなさい。

その先に、君も見たことのない、君の中に眠っている強力な才能に君は出会えるはずだ。そしてその瞬間に、はじめて君は悟るはずだ。君がなぜいまの君のような存在なのかを。何のために授かっているのかを。

今は、そのときに備えなさい。

これは、もう決まっている未来だ。その出会いが来るか来ないかではない。必ず来るのだ。なぜなら君は既に選ばれ、遣わされているのだから。

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