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【Day17】Workaway12日目

本日朝早く、ニコ、ローマン、マックス、イザ、クラハ、ローラの6人が旅立ちました。

一緒に来たアンドレアを除いて1番長く時間を共にし、娘にも僕らにもとても優しく接してくれていたので、たったの12日間だけなのに、とても寂しくて思わず泣いてしまった。

伝えたい事いっぱいあったのに伝えられないもどかしさ、悔しいな。

たくさん優しくしてくれてありがとう!
そしてたくさんの思い出をありがとう!

タイを回ったり、カンボジア行ったり行き先はそれぞれ。

僕らもこの地は残す所あと2日の滞在期間となります。

次の行き先は未だ決まっておらず、一旦チェンマイに戻り、ソンクラーンと呼ばれる旧正月を祝う水掛け祭りまではとりあえずタイのどこかにいる予定です。

タイのおすすめ、近辺の国でおすすめあれば是非教えて欲しいです。
僕の希望はハノイだけど、やや飛行機が高いので悩み中。

さておき。

いまさらながら、僕らが滞在している場所を軽く紹介。

名前はMindfull Farmという、チェンマイ県はサムーン市にあります。
基本的にはベジタリアンで、野菜は畑で取れたものを中心の食べます。もちろん育てているもの以外のものも食べたり、滞在者達でご飯を作るので、ベジフード且つ限られた食材や調味料でイマジネーションをフルに活用し、皆んなそれぞれ国際色豊かなご飯を作って食べます。

調理しない皮や茎等は鶏の餌に、
その鶏の糞等で作ったコンポストで野菜を作り、
その野菜を食べた人間の排泄物は森の肥料になる、
と言ったサイクルです。
水は池からの汲み取り(自動)、飲み水は井戸からの汲み取り(手動)
ガスは無いので、薪を割って燃やして調理。
洗剤は使う事もあるけど、基本は灰に油脂を混ぜて鹸化させたアルカリ性の石鹸で食器を洗います。

調理にしても残飯にしても無駄な廃棄を出さない事が大事で、所謂「ゴミ」として出すのはトイレットペーパー(燃やす)と缶やビン、ペットボトルはリサイクルです。
この辺もさらに改良していきたいそうです。

1日の終わりには瞑想を行い、仏教の様々な教えを教授してもらいます。

その教えの中で「笑う門には福来る」的な事があり、本当にそうだよなと思う。
独占欲に囚われず、楽しい事や美味しい作物をシェアしたりする喜びって巡って自分にも返ってくるし。
辛かったり嫌な事があってもとにかく笑っていられる人生って素晴らしいなと思う。

たった2週間ではあるけれど、こういった経験を経て今までの生活を見直したり、これからの生活と向き合う事ができる貴重な時間となっています。


他人に強要したりはしないけど、
限りある資源を大切にしつつ且つ育てつつ、知恵を絞って生活をして笑っていられる人生を迎えたいなと39歳目前で改めて感じられて僕は幸せです。


間もなく僕らもこの地を去るけれど、ここでの貴重な体験をしっかりと活かしていけるよう、残りの生活も楽しみます。

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