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2021年3月の記事一覧
2021/03/30(ガープの世界(上)-p.1)
何日も休んでました。べつにそれを「ごめんなさい」と言うつもりはないけど、でも、僕のこのアカウントをフォローしてくださってる8人の方に対する責任はある、だからこの8人の方のために日記をナントカ書かないといけない! と、高級寿司を食いながら思いました。
日記サボってるくせに寿司食ってすみません!!
日記をサボってても寿司はうまい。
なんですかね、何か書くことあったかな。今、小説を書いてて、
2021/03/26(未明-p.22)
2日も日記に穴を開けてしまっているんですが、もともとこの日記をはじめたのも僕は読書が苦手で、毎日本を読めないから、書くことと一緒にすれば多少は読書も捗るんじゃないか、と書きはじめたのがここ数日は日記を書かなくても読書ができてる。できてるから日記を書く必要がなくなってしまった。
あいかわらず日付横の「(未明-p.22)」はずいぶん止まったままだけれど、『未明の闘争』はたしかに読んでいませんがほ
2021/03/23(未明-p.22)
小島信夫『残光』を図書館から借りてきて読んでる。かなりおもしろい。阿部公彦が「はっきり言ってものすごく小島信夫度が高い。濃い。「小島初体験!」という人は『うるわしき日々』とか『抱擁家族』あたりからはじめる方が安全だろう。」(https://booklog.kinokuniya.co.jp/)と書いているけれど、すくなくとも先週借りてきた『菅野満子の手紙』よりは読みやすい。
気に入ったところをノ
2021/03/22(未明-p.22)
保坂和志『小説の誕生』を読む。図書館から借りてきてるものなので、線を引いたり、ページの端を折ったりはできないから、ノートに気に入った(気になった)言葉を抜き書きしてる。
ますます小説がなんなのかよく分からなくなる。ほんとにどうしたらいいのか途方に暮れてしまって、これを仕事にしている人たちは毎回毎回、新しい小説を書くたびにこの途方に暮れる感じをやってるのか?!
でもそれって変な話で、小説っ
2021/03/21(未明-p.22)
「生きているのがつらいときは、生きているフリをしていればいい」というのは何かのドラマの言葉だったか、日記を書くのがつらいときは書いてるフリをすればいい、ということで、YouTubeに三遊亭圓生の『死神』という落語があってそれを見ていたんだけど、落語には「まくら」という、落語の本題に入る前の世間話のようなところがあって、お客さんと落語家の波長を合わせていくというか、アイドリングをするところがあるん
もっとみる2021/03/20(未明-p.22)
この3ヵ月毎日本を読むために日記を書いてきて、この調子なら1年間書けるかもしれない、とかって思ったけど、なかなかむずかしいのかな~なんて思ってて、でもなんでそう思うのかというと、だいたいそう思うときって「あと9ヵ月も書きつづけるのか……」と“先”のことを考えているときで、先のことはどうしようもないから“今”に集中すれば1年間続けられる。
このまえの月曜日にやってた「100分de名著」でセネカ
2021/03/19(未明-p.22)
僕はいわゆる「意識高い系」の人たちがあんまり好きではなくて、その理由は、自分の尊敬する人の言葉とかビジネス書で読んだ言葉をまるで自分の言葉のように言っているけれど、それはただ右から左に流しているだけで、その人自身は何も考えていないからなんだけど、そういう僕も結局なにも考えてなかったなあと思った。
保坂和志の言葉をありがたがっていろいろ書いたけど、それは右から左に流しているだけで僕自身は何も考
2021/03/18(未明-p.22)
昼すぎから図書館に行って本を借りてきた。小島信夫の本を借りるのが目的だったが、まだ『美濃』も半分以上のこっているというのに、
『菅野満子の手紙』(集英社)
『寓話』(福武書店)
『漱石を読む――日本文学の未来』(福武書店)
の3冊も借りてきてしまって、期間は2週間しかないのにどうするんだ?
どうしてこのラインナップにしたかというと保坂和志が、
「今ある本が売れずに残っているのに、絶版を復刊
2021/03/17(未明-p.22)
一晩経って、昨日書いた『美濃』の解釈(小島信夫のいる世界とはべつに、「古田信次」という登場人物を境界線にしてパラレルワールドがあるんじゃないか)は、間違っているのかもしれない。僕はまだ分からなくて、『美濃』を読んだ人には僕の解釈がまちがっているよと思う人もしれないが、僕自身が間違っているのかもしれないと思う理由は、自分の意見を裏付ける証拠がまだ見つかっていないからで、見つかれば僕の解釈は正しかっ
もっとみる2021/03/16(未明-p.22)
小島信夫『美濃』。いちいち「小島信夫『美濃』」なんて書かなくても僕はここ数日ずっと『美濃』を読んでいて、この日記では『美濃』について好き勝手に書いているのだから、いちいちそんな前置きをしなくてもいいのかもしれないけれど、これを一応書いておかないと気が済まないというか、手が進まないので書いている。
昨日、連載の冒頭の、小説の「本題」に入る前の、小島信夫本人による前回の振り返りと反響を書いていると
2021/03/15(未明-p.22)
小島信夫『美濃』、「美濃 (六)」に入る。
今までは「ルーツ 前書」だったが、ここから「美濃」に変わった。
ちょっと待ってね、そのまえに今入った話を先にしたいんだけど、遠野遥がTwitterで音声ツイート? 文章じゃなくて音声を発信できるツイートをしていて、「タンブラーを洗います」、「コップは使ったら新しいのを買わずに洗ってまた使った方が経済的」ってことを言っていたんですが、おもしろい
2021/03/14(未明-p.22)
昼間、日本映画専門チャンネルで『古畑任三郎』をやっていて、加藤治子がゲストで出てた「偽善の報酬」だけ観れた。ほんとうは一挙放送していたから、ほかのも観たかったし、いま日本映画専門チャンネルの番組表を見たら、明石家さんまの「しゃべりすぎた男」、唐沢寿明の「VSクイズ王」、山城新伍の「魔術師の選択」も見たかったなあ~と思う。
そういえば『カルテット』の一挙放送も4月にやるらしい。
金曜ロードシ
2021/03/13(未明-p.22)
柿内正午さん(いつもお名前に「さん」を付けた方がいいのかどうなのかわからない。気持ちとしては呼び捨てにするなんてあり得ないと思っているんだけど、文章作法的には「さん」はつけない方が正しい? よく分かってないんだけど、でも多分つけない方が正しくて、だからいつも呼び捨てにしちゃってます、すみません!)が日記で僕の名前をだして下さって、「わー! わー! わー!」とテンパってしまう。嬉しい。嬉しくて何度
もっとみる2021/03/12(未明-p.22)
きのう柿内正午が日記で、
調べればいいものをなぜ調べないのか。何でもかんでもインターネット準拠で書いてもなにも面白くないからだ。インターネット準拠での正解がいちばんなんだったらインターネットを見ていればいいのであって、わざわざ自分で書くのであればまちがうことに独自性というのは宿るのだが、そもそも独自性なんていらないのではないかという気もする。家出をしたい気持ちが湧いてくる。
(「2021.0